2023年7月16日、休み明けから伊豆市牧之郷にある自宅の床部分の張替え+浴室の全面改修工事が始まる事になりました。
自宅は昭和51年の建築なのでかれこれ築50年を迎えます。
日本電建が設計と施工した自宅は当時の最先端技術とデザインをふんだんに取り入れ、未来感が自慢だった床フローリングも浴槽も新築時から一貫して使用されましたが、事前調査で床部分の腐食、浴槽の漏水、タイルの割れや剥がれも皆無で、しっかり作られた家だなと関心しています。
しかし建築から50年も経てば各部の老朽化だけてなく、当然ながら現代の住環境にも対応していないので全面改築する選択肢もあったのですが、今更の長期ローンは辛いし亡き両親が注文住宅として世界に一軒しかない家なので壊してしまう勇気はありませんが、やはり家の修繕だけでなく今の時代に合わせた住みやすさは必要なのでリフォームを決断しました。
当然それなりの資金は必要で貯蓄を切り崩しての覚悟ですが、それでも新たな土地の購入や建設費を考えれば少しのリニューアルで数十年住める事を考えれば安いのかも知れません。
今夜は改装前最後となる浴室での入浴でした。
生まれた時からこの浴室と浴槽しか知らないので、明後日から入れなくなると思うと寂しさが漂います。
浴室の蓋は当時の純正品(日立化成)で50年間使い続けました。
子供の頃この蓋に乗って遊んでましたが、結局割れずに最後まで努めを果たしてくれました
昭和チックな四角いタイルと体育座りの浴槽は当時の最先端デザインですが、綺麗な浴室とは裏腹に床下はかなり腐食しているらしく現代的な浴室に生まれ変わります。