扉を開けて

今、楽しんでいること、
将来へ向けて考えること、
変形性股関節手術のこと、
折に触れて書いていきます。

超ポジティブ?

2012年08月01日 | うさぎの部屋

 

あの両側人工関節置換手術は地獄に落ちるほどの後悔をした
けれど・・・

昨日の夜家族が寝静まった夜更けに、ひとり物思いに耽って・・・

いつも私は人生の岐路と思えるときに、自分を救う選択をして来
たと自信を持っていた。
  
  例えば  
  小学校低学年の頃、私は喘息の発作のためにほとんど学校
  に行けなかった。
  テレビを見ていて、転地療法で病気の子供たちが親元から離
  れ集団で空気の良い沼津の海岸沿いの施設で、勉強したり、
  海で遊んだりしているのを見た。
  小学校3年の私はそこに行きたいと言った。
  親は行かせたくなかったようだ。
  3年の3学期から4年の2学期までの1年をそこで過ごした。
  
後年思うに、呼吸困難で苦しむひとりっ子の私を厳しく育てること
ができなかった両親の家に、そのまま居たらわがままで箸にも棒
にもかからない人になっていただろう。あの集団生活が私を救っ
たと思っている。
他にも、後になってあの時の選択が私を救ったと思えることが
いくつかある。    

なのに何故、あの手術の時は間違ってしまったのか。

それ以降、選択の時に自分の判断に自信が持てなくなった。
この選択の先にあるのは平坦な道か、過激な悲嘆の渦の中か。
怖くて選べない。

それで、高島易断に行くようになった。
易者さんに選んでもらって、こちらなら大丈夫と言ってもらいに。

でも昨夜、ふっと思いついた。
あの地獄は、将来の私を救うために必要なことだったのではないかと。

なんとポジティブな考え方ができたことか!
自分でも 

そんなことあるもんか 

あの所為で(あのお陰で、ではなく、アノセイで!)

・鹿教湯温泉の齋藤ホテルに行った
 (ひとりで泣きに)

・カヌーに出合った
 (泥沼から気持の良い美しい所へ行きたくて)

・みなかみに行ってカヌーのガイドさんに出合った
 (ならまた湖とガイドさんに癒された。毎年何度も通う)

・千歳でバイエルンの風 カヌー学校の校長先生に出合った
 (「良く笑い、良く楽しむこと」を身を以って教えていただいた)

・千歳川と美々川でカヌーを漕ぐことができた
 (川も町も美しかった。校長先生と娘のお陰です。)

因みに、「うさぎの部屋」のうさぎは  

因幡の白うさぎです。

手術から5年11ヶ月と3日 
長いトンネルの出口の扉は、すぐそこにあるのだろうか。


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