ままぞう DAYS

バレーボールとパン&ケーキが好きなmimiの日常です。

ハリーポッターと死の秘宝 2

2008-08-07 | 本&DVD

2回目を、ゆっくりじっくりと読み終わりました。
途中、ネットで検索したりしながら、疑問に思ったことや理解できないところをとことん追及…と、言いたいところですが、なかなかできませんね。
仕事先のアルバイトの子と、意見や情報を交換したりして、7巻を満喫!

まず思うことは、この7巻はハーマイオニーなしでは成立しなかっただろうと。
彼女のすばらしい機転や危機管理でどれだけ助かったか。
だって、まずビルとフラーの結婚式の場面でのビーズバックの用意の良さ、姿現し先。
ゴドリックの谷での逃げ切り方、ルーナの実家での逃げ方、グレイバックに捕まった時にハリーの顔を変えたり。
ハーマイオニーがいなかったら、ハリーはとっくに死んでいたんじゃないかと思いました。

それからネビル。
もしかしたら、ハリーじゃなくてネビルだったかも、がありえると思わせたのが、グリフィンドールの剣を組分け帽子から取り出せたこと。
真に勇気のある者の証拠です。
ふと、思ったのは、剣をグリンゴッツで小鬼に取られて頭に来たけど、その方法でホグワーツに戻せる可能性があったんだな。

7巻では新たな謎が増えてしまったのには、びっくり。
6巻を読み終えた段階では、「R.A.B」と「7つのホークラックス」が私の関心事。
これを解決すれば、ヴォルデモートを倒せると思っていたのに…
出てきたのは「死の秘宝」の秘密。
ダンブルドアが大いに関わっていたなんて。
そして、杖の秘密。
今までは杖の役割なんて、そんなに気にしていなかったのに。
双子の杖だったこと、オリバンダーが行方不明になったことが伏線だったんですね。

最後のヴォルデモートとの対決での場面。
私が考えるハリーが勝った理由。
1つは、死の秘宝が3つともハリーが手にしてしまったため、死を克服したってことなのかな?
マントは元々ハリーのもの、蘇りの石はダンブルドアが預けていった、杖は図らずも手に入れてしまったから。
これって、ダンブルドアがハリーを守るために計画していたこと?

2つは、ニワトコ杖がハリーに所属したことによって、呪文が正しくかからなかったこと。
だから死の呪文はヴォルに跳ね返ってしまった。
その杖では、ハリーに対しても、他の人にも上手く呪文がかからなかった。
その証拠に、ヴォルがホグワーツのみんなに黙らせ呪文をかけても、ネビルを拷問してもきかなかった。
ヴォルは杖の真の持ち主がドラコで、その前の持ち主であるダンブルドアから塔の上で武装解除したことを知らなかったから、間違った考えでスネイプを殺してしまったんですよね。
これはダンブルドアの想定外だったんじゃないかと。
私が思うニワトコの杖の所属は、6巻でドラコがヴォルに命令されていた通りにダンブルドアを殺してしまったら、ドラコのものになる。
その時はスネイプも杖の秘密を知らなかったから、後はハリーがその秘密を7巻で知ってどうするか…ダンブルドアはハリーを信じていましたよね。
もし、「破れぬ誓い」のために、スネイプの所属になったら…その時は必ずハリーがスネイプを倒しにきて、杖を所属するだろうという計画だったんじゃないかと?
ちなみに、ハリーのことだから、ねずみ男同様にスネイプのことは殺さなかったと思います。
いずれにしても、杖を含めて秘宝を手にするのはハリーであって、魔法界のためにも秘宝のその後をまかせるのは、ハリーだと思っていたのではないでしょうか。

3つは、ハリーについていたヴォルの魂の欠片を消滅させることが出来たこと。
そして、ホークラックスすべてを破壊して、残ったヴォル自身の命だけだった。
しかも、杖の効果によって、勝利は見えていた。

4つは、ハリーがみんなを守るために殺されに行ったため、みんなに守りの呪文がかかり、ハリー側に勝が見えたこともあるかなと。
これらのいろんなことが複雑に絡みついて、ハリーの勝利に結びついていく…
ダンブルドアが仕組んだように見えて、当たり前だけど、ローリングさんが考えたこと。
すごい。おもしろすぎる。

スネイプについては、なかなか切り替えられません。
だって、ハリー同様、大ッ嫌いだったんだもん。
今さらそう言われても…
ハリーを守っていたのは、リリーへの永遠の愛だったと。
リリーに対して愛はあっても、ハリーにはなかったのかな。
ただ、この物語の隠されていた真実に、ダンブルドア、スネイプという頭の良い、熟達した魔法使いがハリーのために尽くしていたんだな、と思いました。

「19年後」は駅での場面しか描かれていませんが、もっと詳しい話があるそうです。
長すぎるとしまりがないから、ということでカットされたらしいですが、読みたいなぁ。
せめて、ジニーとのその後のロマンスを…
ロンとハーマイオニーはちゃんと描かれていたのに。
シリウスの屋敷で目覚めた朝の2人の手のシーン、ロンが去ってしまった後のハーマイオニーの痛みは、私にも伝わって来るようで切なかった。
そして、私がまだ消息のつかめていない人達が気になる。
ダーズリー一家、クリーチャーはハリーと一緒かとか。
そうそう、テッドとキスしていたビクトワールはビルの長女だそうです。
てっきり、ビクトール・クラムの娘かと思ってしまいました。名前がちょっと似てるから…

「19年間、魔法界は平和だった」
あー、ほっとした。
自分が救ったわけじゃないけど、ハリーと戦った日々は無駄ではなかったと思いました。
いや、私は戦ってないか。
今までは、1巻がお気に入りだったけど、7巻が1番のお気に入りになりそうです。
ふぅ。
少ししたら、きっとまた、読み返してしまいそう。
大人なのに、こんなにハリーにはまってしまった…
だって、面白いんだもん。
2,3日前からPSのゲームまで始めちゃいました。ハハハ

 


発売ラッシュ

2008-06-18 | 本&DVD

私の好きなモノ達が発売ラッシュ!
まずは、書籍。
   6/23   XXX HOLiC 13巻
   7/23   ハリーポッター 7巻 「ハリーポッターと死の秘宝」
   7/24   ツバサ~クロニクル 24巻
ハリーポッターは楽しみ!!
覚悟して読めねば。
仕事も2日ほどお休みを取って、家事も事前に準備をしっかりとして、家族にも宣言して、じっくりと最終巻に浸りたいと計画中。
どこかホテルにでもこもりたい…
今、また1巻から復習中。これで何度目だろ?

HOLiCとツバサもいいところ。
これも終末になってきていて、2つの漫画が繋がり始めてる。
楽しみなんだ。

それからCD&DVD。
   7/23    EXILE ベストアルバム第2弾
            『EXILE ENTERTAINMENT BEST』 
これは、絶対DVD付きを買う。
今回は2枚ついてるんだよ~。
これらを全部買うと(もちろん買うけど)諭吉が飛んでいく…
今、人件費削減と余剰人員で、仕事あんまり入っていない。
ってことは、お給料も減っていて、ピンチ!
どこで節約しよう。

でもでも、楽しみが待っていてワクワクです。


新年早々 DVD三昧

2008-01-03 | 本&DVD

新年おめでとうございます。

 

大晦日にぱぱぞうと世紀の大喧嘩をして、ちょっと心を入れ替え…
ちょっと心に余裕と栄養を。
だって、4日の仕事始めからいきなりの6連勤だから!
少し現実逃避をしましょう、ということで。

 

   ナイト・ミュージアム

   「ナイト ミュージアム」

私の好きなファンタジー系です。
おもしろかった!博物館に展示されてるものたちが、夜になると勝手に動き出す。
時代も種類も違うのに、交流する関係性が面白い。
それを掌握するために、それぞれのことを勉強する主人公も頑張り屋さんで、別居してる息子が彼を信じているのも素敵。
最後は悪者をやっつけて、みんなハッピーエンドっていうお決まりだけど、ストーリーのテンポがよくって飽きなかったです。

 

   

   「父親達の星条旗」

昨年末、コンビ作品の「硫黄島からの手紙」を見て、ぜひ見たいと思っていたものです。
戦争が、事実を捻じ曲げてゆく過程はどこの国も一緒なんだなと思いました。
士気を高めようとすり鉢山頂上に星条旗を掲げた。そこまではいい。
その旗を長官が欲しがり、他の旗に代えに行く。そこからが悲劇の始まり。
2回目の掲揚は、別の作業でその場にいた兵士とたまたまいた衛生兵が手伝って掲げ、それが写真におさまる。
その写真に写っていたがために、国民から戦争費用を集めるための英雄として扱われ、事実がわかるとうそつき呼ばわりされ、人生を翻弄されてしまう。
小さな硫黄島で、戦闘以外にも両国でいろんなことがあったんですね。
考えさせられる2つの映画でした。
「硫黄島からの手紙」より、少しわかりにくい構成になっていたかなぁ。
映画館で見てたら混乱したかも。



 


EXILE LOVE

2007-12-14 | 本&DVD

       EXILE LOVE

 

12/12発売
少し遅れて本日購入。
先着特典の「オカザイル」ポスターはGETならず。残念。
聴いてみると、いいよ~やっぱりEXILE最高です!
「響 ~HIBIKI~」にじん…として、「時の描片 ~トキノカケラ~」にきゅん…として。
今回も入っている「Lovers Again」は永遠のラヴソングだ。


ちょっと前のめちゃイケ特番以来、盛り上がっていますね。
ともぞうの友達も「EXILE、やばーい」とか言っちゃってるらしく、私のCDが貸し出されています…
きっとこれもそんな運命。
JAZZ派のぱぱぞうでさえ、いいと思っているらしいです。
ファンが増えてくれることはうれしいことです。

 

EXILEを聴かない日はない!と言っても過言ではないです。
着メロも目覚ましも、です。
新しいCDでまたしばらく楽しめそうでうれしい

 


「森のなかの海」 ~宮本輝

2006-09-21 | 本&DVD

「流転の海」シリーズの第4巻、「天の夜曲」が手に入らなかったため、「森のなかの海」を読みました。
これは、主人公が阪神大震災を経験し、その後の出来事、彼女に関わるいろんな人の人生ががかかれています。
最初からぐぐっと引き込まれてしまい、読み終わるまで気が抜けなくなってしまいました。

宮本さんの作品には人間哲学というようなものが、そこここに描かれています。
そこにとても惹かれてしまいます。
世の中には、生き方も考え方も私が思いつかないくらいたくさんあるなぁと。

彼の作品はほとんど読んでいるつもりでしたが、The Teru's Clubのリストを見たらまだ未読のものがありました。
さ、「天の夜曲」を借りに行かねば。
あるといいなぁ