試験所・過去問題
この問題文は、2017年3月12日以前の旧制度の問題文になります。
文章は、《虎の巻》より引用しています。
普通1種の問題文
【B問題】
1 車椅子や白い杖を持った人が歩いている時は、車との間隔が約1メートルの余裕があれば徐行しなくてもよい。
2 走行中に左後輪がパンクした時は、ハンドルを右に廻しながら静かに継続的にブレーキを踏む。
3 横の信号が赤色の時は、正面の信号が赤色であることはない。
4 交通整理を行っている交差点で、警察官の後ろに対面した自動車は直進できないが、右折や左折はできる。
5 仮免許で練習する車に同乗する指導者は、その自動車を運転出来る運転免許を持っていた期間が3年以上刑かしているか、第二種免許を持っている者でなければならない。
6 前方が混雑している交差点で横断歩道で停止するかもしれない状態だったが、付近に横断者もなく妨害にならないのでそのまま進んで横断歩道内に停止した。
7 長時間の高速運転を続ける時は、2時間に1回位の休憩をとるとよい。
8 車両通行帯のない道路の前方に駐車中の車があり、対向車が来たが自分の車が先だから右側車線にはみ出して通行した。
9 緊急自動車が接近してきたら、道路の左端に寄って進路をゆずる。
10 自動二輪車を運転する時は、ひじが横になるようにハンドルを持ち、できるだけ前に座るとよい。
11 自動車が一方通行でない交差点を右折するときは、あらかじめできるだけ道路の中央に寄り、交差点の中央の内側を徐行して通行しなければならない。
12 追い越しをして左側の通行帯に戻るときは、警笛を鳴らすと子供が驚くので徐行して通行した。
13 白い杖を持った人や子供のそばを通過する時は、警笛を鳴らすと子供が驚くので徐行して通過した。
14 車を運転する場合はその車の死角や内輪差を知っていなければならない。
15 進路を変えようとする時は、安全を確認して20メートル手前で合図を出せば進路変更してもよい。
16 駐車禁止場所だったが、荷物の積み降しのため、運転者を運転席に残し5分以内で作業を終えた。
17 非常信号用具や停止表示器材などの携行品は点検する必要はない。
18 上り坂で前車に続いて停止する時は、前車がバックして衝突の恐れがあるため、車間距離を通常より多くとるとよい。
19 交通の混雑した道路で、バス優先通行帯路線バスがいたが、左折するためにやむおえずバス優先通行帯に入り横切った。
20 交通の少ない静かな住宅内なら普通免許取得一年未満でも初心者マークを表示しなくても運転できる。
21 交差点に入る直前に信号が青から黄色に変わったが、急ブレーキをかけると後続車に追突される恐れがあったので、注意して通行した。
22 坂の頂上付近や急な下り坂は、駐停車禁止だが、追い越しはかまわない。
23 運転免許の区分は自動車や原動機付自転車を運転出来る第一種運転免許と、乗り合いバスや観光バス、タクシーなどの旅客運送ができる第二種免許、そして仮免許の三種類がある。
24 駐車禁止場所でも荷物の積み降しためなら、運転者がすみやかに車を移動できる場合は、時間に関係なく駐車できる。
25 雨の日は地盤がゆるんでいる恐れがあるので、あまり路肩に寄り過ぎないようにする。
26 交通ルールを守らない自動車や歩行者の行動にもあらゆる危険を予測して運転する。
27 夜間の走行は出来るだけ先を見て、少しでも早く前方の障害物を発見するようにする。
28 子供が一人で歩いている近くを通る時、子供との間隔を1メートル以上あけて通れば徐行する必要はない。
29 オートマチック車はブレーキを踏んでチェンジレバーを操作しないと、急発進や突然後退したりする。
30 事故を起こした時は、負傷者の救護、警察への報告の二つの事が義務づけられている。
31 車を運転中の携帯電話の使用やカーナビの注視などは注意力の散漫になる。
32 追い越しをする時は、追い越す車との間隔をとるため、道路状況に関係なく右側車線にはみだしてもよい。
33 交差点から5メートル以内で、5分以内で荷物の積み降しをした。
34 30分くらいの休憩では酒の酔いがさめたと思っても、体内のアルコール分は残っており、注意力や判断力がにぶっているので運転してはしてはいけない。
35 夜間に高速道路上で故障などで駐停車をする時は、非常点滅表示灯、駐車灯か尾灯もつけ停止表示器材を故障車の後方に置く。
36 停留所で発進の合図をしている路線バスがまだ動いていない時は、他の車はその側方を通過できる。
37 車や単車を運転して集団で走行したり、並進したり騒音を出したり危険な行為には罰則が強化されている。
38 同じ速度で走行している時の遠心力は、重量が重ければ小さくなる。
39 交差点やその付近を走行する時は、人や車が集中しているので、事故を防ぐため法規を守ることが大切である。
40 前の晩の深酒で体調が少し悪かったが、一晩たっているので車で配達に出た。
41 車を運転中に左折する時は、急ハンドルを切った時、遠心力の働きで左側に倒れそうになる。
42 自動車の右側道路に3.5メートルの余地がなかったが、いつでも動かせるように運転手を残して荷物の積み降しをした。
43 チャイルドシートは間違った装着をすると効果がないし、逆効果になってしまうことがあるので、子供の発育にあったもので、使用する自動車の座席にあったものを選ぶのがよい。
44 自動車の停止や徐行の合図は、方向指示器を出すか、右腕を車外斜め下に出し手の掌を後方に向ける。
45 自動車は自賠責保険かまたは自賠責共済のどちらかに加入すればよい。
46 貨物自動車の荷台には荷物の見張りでも、人を乗せることはできない。
47 濃い霧が出ている時は、早めに前照灯をつけて走行するとよい。
48 大型免許を取得すれば普通車、中型車のほか小型特殊自動車と大型特殊自動車が運転できる。
49 自動車を車庫に入れる時は、バックで入れて出る時は前から発進する方が安全である。
50 自動車を運転中は前方をよく見て運転するが、駐車や停車しているかげから突然飛び出てきても、見えない部分」までの安全予測はしなくてよい。
51 総排気量250ccをこえる自動二輪車の一般道路の制限速度は毎時60キロメートルである。
52 交差点で右折しようとした時、対向車線に自動二輪車が見えたが、速度も遅く見えたのでそのまま右折した。
53 普通自動車に追い越されそうになった大型貨物自動車は、その車の追い越しが終了するまで速度を変えてはいけない。
54 転回禁止の標識がある場所で他の交通がないときは転回してもよい。
55 毎時80キロメートルで走行中の車の停止距離はおよそ30メートルである。
56 工事中の道路に鉄板が敷いてある時は、速度を落としブレーキの使用はゆっくり数回にわけて軽く踏むようにする。
57 高速道路を通行中、緊急自動車が本線に入ろうとしてきたが、自分の車は速度を落とすと危険なのでそのままの速度で走行した。
58 ワイパーが故障していたが雨は降りそうでないし、直接運転に支障がないのでそのまま出掛けた。
59 対向車と正面衝突のおそれが生じたとき、警音器とブレーキを同時に使い、右側によけるようにする。
60 車両通行帯のある道路では、危険を避けるためやむおえない場合以外は車線にまたがって通行してはいけない。
61 高速道路ではスピードをあげて走行するほうが燃料の消費は少ない。
62 幼稚園のバスが停車していたが、保母さんが付き添っていたので安全だと思い徐行しないで通過した。
63 信号機が赤色の信号と同時に青色の矢印の信号が表示されている時は、自動車は青色の矢印の方向へ進行できる。
64 先を急いでいたので、踏切内で加速チェンジして一気に通過した。
65 停車した車の右側に3.5メートルの余地がなかったが、他車が通行できるだけの道幅があれば駐車してよい。
66 交通事故の現場に居合わせた者は、負傷者がいる場合は医師や救急車などが到着するまで、可能な応急救護措置を行う。
67 一方通行の道路で緊急自動車が近づいてきた時は、必ず左端に寄って進路をゆずる。
68 他車を追い越した時は、左側の方向指示器を出し、追い越した車がルームミラーに確認される位の距離まで進んだら、もとの車線に静かにもどる。
69 交通が混雑している交差点に入ろうとした時、反対方向から来た自動車が右折しようとしたが直進車の方が優先するので交差点に入って停止した。
70 走行中に前の車の制動灯が急に明るくなった時は、前の車がブレーキを踏んだと考えてよい。
71 車は急発進した時は、進行方向に倒れそうになり、右に急ハンドルを切ると左外側に倒れそうになる。
72 高速道路の本線車道で、低い速度が安全だと渋滞でもないのに、毎時50キロメートル以下の速度で走行してはならない。
73 止まっている車のそばを通過する時は、急にドアが開くことがあるので、後方で一時停止をする。
74 心配な事がある時は、出来るだけ運転をひかえるとよい。
75 ブレーキペダルを踏んだ時、柔らかく感じても片ぎきの恐れはない。
76 自動車の排気の色が淡青色の時は、燃料の燃焼状態が良好である。
77 強制保険に加入していれば、任意保険に入る必要はない。
78 70才以上の高齢者や身体障害者、聴覚障害者や初心者は必ずそれぞれのマークを車の見やすい所に表示する義務がある。
79 トンネルを出る時に明るくなり視界もよくなるので速度を落とす必要はない。
80 高速道路の本車線から出る時は、減速車線で感覚に頼らず速度計で確かめて減速する。
81 坂道では下りの車が上りの車に道をゆずるのが減速だが、避難所がある時は上りの車でもそこに入り下りの車に道をゆずる。
82 故障車をロープでけん引する場合、故障車の運転は誰でもよい。
83 仮免許で練習する車に同乗する指導者は、その車を運転できる免許を取得して2年以上経過しているか、第二種免許を持っている者であればよい。
84 たとえその駐車場や車庫の所有車であっても、原則としてその駐車場や車庫の前に駐車してはならない。
85 交差点とその手前30メートル以内は追い越し禁止であるが、優先道路では追い越してもかまわない。
86 夜間、街路灯などで照明され明るい道路では前照灯をつけなくてもよい。
87 踏切に入った時は、エンストをしないため、変速せず発進時の低速ギヤのまま一気に通過する。
88 一般の道路では中央線より左側であれば、他の交通の妨げにならないようなら、どの部分を通行してもよい。
89 盲導犬を連れて歩く人がいたので、徐行や一時停止をしながらその通行を妨げてはいけない。
90 走行中パンクをした時は、ハンドルがとられるが、それにまかせて急いでブレーキを踏む。
91 警察官が南に向いて手を頭上に上げている時、東西の方向は赤色の信号と同じである。
92 大型貨物車や普通貨物車の積荷の長さ制限は、その車の長さの10分の1をプラスした分までならはみ出して積んでも認められる。
93 走行中フロントガラスがくもって前が見にくい時は、窓をあけて外の空気を入れるとよい。
94 横断歩道の無い交差点に近づいた時に、進路の前方を歩行者が歩いていたが、横断歩道でないところでは車が優先するので、一時停止や徐行はする必要ない。
95 自動車の正しい運転姿勢は、クラッチを踏み込んだ、ひざがまっすぐ伸び、ハンドルを持った両ひじもまっすぐ伸びている状態がよい。
96 高速道路で毎時100キロメートルの速度で走行中、前のトラックとの車間距離は50メートルあればよい。
97 他の車に追い越されようとしている特は、速度を上げず追い越す車の妨害ををしてはいけない。
98 三つ以上の通行帯がある道路では、速度の遅い車は左側を、一番右の通行帯は高速車の乗用車だけ優先して通行できる。
99 路面がぬれていたり、タイヤがへっていた場合の停止距離は、乾燥した路面で良いタイヤの時よりも二倍くらい長くなる。
100 警察官が南に向いて手を頭上に上げている時、東西の方向は黄色の信号と同じである。
【B問題 解答】
1 × 2 × 3 × 4 × 5 ○
6 × 7 ○ 8 × 9 ○ 10 ×
11 ○ 12 × 13 ○ 14 ○ 15 ×
16 ○ 17 × 18 ○ 19 ○ 20 ×
21 ○ 22 × 23 ○ 24 × 25 ○
26 ○ 27 ○ 28 × 29 ○ 30 ×
31 ○ 32 × 33 × 34 ○ 35 ○
36 × 37 ○ 38 × 39 ○ 40 ×
41 × 42 ○ 43 ○ 44 × 45 ○
46 × 47 ○ 48 × 49 ○ 50 ×
51 ○ 52 × 53 ○ 54 × 55 ×
56 ○ 57 × 58 × 59 × 60 ○
61 × 62 × 63 ○ 64 × 65 ×
66 ○ 67 × 68 ○ 69 × 70 ○
71 × 72 ○ 73 × 74 ○ 75 ×
76 ○ 77 × 78 ○ 79 × 80 ○
81 ○ 82 × 83 × 84 ○ 85 ○
86 × 87 ○ 88 × 89 ○ 90 ×
91 × 92 ○ 93 ○ 94 × 95 ×
96 × 97 ○ 98 × 99 ○ 100 ○
【B問題 解説(全問に解説は無い)】
1・1mの余地があっても一時停止か徐行して注意して通過する。
3・両方の信号もある。(スクランブル信号等)
4・後ろ向きでも警察官の指示に従い、右折も左折もできない。
6・横断歩道の手前で停止する。
8・対向車の通行を妨げてはいけない。
10・ひじをわずかに曲げ、手首を下げてグリップを軽く持つ。
12・追い越した車が自車のルームミラーで見えてから、ゆるやかに左車線にもどる。
15・安全確認して進路を変える3秒前に合図を出す。
17・非常信号用具は携行の義務があります。
20・交通量の少ない道路でも初心者マークを付ける義務がある。
22・追い越し禁止場所です。
24・駐車時間は5分以内です。
28・注意して徐行しなければならない。
30・問題の他に事故車移動の三つの義務がある。
32・右側はみ出しての追い越し禁止の道路もある。
33・交差点の端から5m以内は駐停車禁止です。
36・バスが発進の合図をしている時は、発進を妨げてはいけない。
38・重量が重くても遠心力は小さくならない。
40・二日酔いなど安全運転ができない時は乗務を休む。
41・反対に右側に倒れそうになる。
44・ブレーキを軽く踏んでブレーキ灯をつけるか、腕を車の外に出し斜め下に伸ばす。
46・荷台に荷物の見張りのため最小限の人は乗せられる。
48・大型特殊自動車は運転できない。
50・運転者は常に危険があるかも知れないという危険予測が必要です。
52・直進車優先、遅く見えても停止して通過を待つ。
54・他の通行がなくても、転回禁止場所では転回はできない。
55・天候やタイヤや積荷の状況で停止距離が2倍になることもある。
57・速度を落とし緊急自動車に進路をゆずる。
59・設問の反対にできる限り左側によけ、道路外が危険でなければ道路外に出るのも一つの方法です。
61・スピードを上げると燃料消費量は多くなる。
62・安全だと思っても、必ず注意して徐行する。
64・踏切内で変速してはいけない、低速のまま通過する。
65・右側に3,5mの余地がなければ駐車してはいけない。
67・左端に寄ると緊急自動車の妨げになる時は右に寄る。
69・混雑している交差点へは優先車でも交差点内は入ってはいけません、交差点の手前で待つ。
71・急発進すれば後ろに倒れそうになる。
73・停止する必要はないが、注意して徐行する。
75・ブレーキのきき不良や、片ぎきの恐れがある。
77・任意保険にも加入するのが良い。
79・暗い所から明るい所へ出ても見にくい。
82・その車の免許を持っている者。
83・その車の運転経験が2年でなく3年以上必要です。
86・前照灯、車幅灯、尾灯は必ずつける。
88・左側に寄って通行するが、路肩には入らない。
90・ハンドルをしっかり握り、方向を直しながら断続的にブレーキを踏む。
91・この場合の手信号は東西は黄色の信号と同じです。
94・横断歩道で無くても、一時停止や徐行して歩行者の通行を妨げてはいけない。
95・クラッチを踏んだ時に、ひざに余裕があり、ハンドルを持つ両ひじにも余裕が必要です。
96・高速道路では正しい車間距離をあけなければ厳しく罰せられることもある。
98・一番右側の通行帯は追い越し車線であけておく。左側車線程速度の遅い車が走る。
【mimazokuからの追加情報】
◎高速道路は、最高速度が110km/hの区間が新設されました。(静岡、岩手)
◎一般道路では、2017年千葉県の国道464号「北千葉道路」が70km/hに引き上げられました。
◎平成29年3月12日から、中型の免許区分が変わっています。
大型(11t超)・中型(11t)・中型(8t限定)・準中型(7.5t)・準中型(5t限定)・普通自動車(3.5t)