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C型肝炎治療(11) 治療開始2日目から7日目まで

2013-01-26 22:00:00 | C型肝炎治療

PEG-インターフェロンの治療開始がいよいよスタートし、なんとか初日を
乗り切り、2日目から7日目までを綴りました。

 

初日は解熱剤(ロキソニン)とアイスノン無しでは寝付けれませんでしたが、なんとか翌朝まで

寝ることができました。

 (笑いネタ)

  実は私は現在、いわゆる〝五十肩〟で痛みがピークになっています。

  解熱剤として服用したロキソニンにはご存じの通り、鎮痛作用もあります。

  このお蔭で、久しぶりに寝返りの時、痛みを感じることなくグッスリ寝ることができました。

  とんだ副作用の副作用でした。チャン♪チャン♫

 

《2日目》

朝の検温では36.4℃と解熱剤の効果で、ほぼ平熱です。

体調は前日に発熱した分『だるさ』はありますが、それほど悪くはありません。

7:15に牛乳(200ml)1パックを飲んだ後に2剤(テラビック+レベトール)を服用します。

 病院の朝食は8:00と遅いため、通常の生活に戻った時、薬の服用時間を大きく変更する

 必要があります。(通常の生活だと朝食は5:40頃)

 このため、看護師・薬剤師・治験コーディネーターの方と相談して、病院にいる間に服用

 時間を少しずつ前倒して行くことにしました。

 しかし、現在服用している薬は胃の中の脂肪分と共に吸収されるので、何かをお腹に

 入れた後でないと服用できません。

 そこで、牛乳1パックと薬を飲むことにしました。

 

8:00に朝食後、採血を行いPEG-インターフェロン注射前後の血液成分の変化を見ます。

その後、20分毎に体温を測っていきましたが、10:00頃より体温が上がり始め11:30には、

38.1℃まで上がっていました。

ここで、解熱剤を服用。

昼食は食欲がなくなりました。(食欲減の原因は後程・・・)

14:45にテラビックを服用。

夕食も食欲がなくなりました。(夕食後レベトール服用)

19:00頃より体温が上昇し、解熱剤を服用しました。

22:40にテラビックを服用。

 (食欲減の原因)

  ①普段ご飯は茶碗一杯が精一杯なのですが、病院食のご飯はどんぶりでした。

  ②病院は中部地方だけあって、味噌汁は〝赤だし〟です。私は赤だしが大の苦手ッス!!

 

《3日目~7日目》

 薬の服用時間は10分程度前倒しを行いながら、過ごしていきました。

 熱の副作用も、3日目に解熱剤を1度服用しただけで、体温の上昇も殆どなくなりました。

 体が、薬に順応している感が自分でも感じ取れました。

 3日目に2日目の血液検査の結果、尿酸が高くなっているため、尿酸を下げる薬を処方

  してもらいました。

 5日目に噂に聞いていた薬疹が出ました。(写真を添付しました)

  脇、二の腕辺りに発疹が出ています。

  幸いなことに痒みはほとんどありません。

  薬疹以外の副作用は出ませんでした。

   《二の腕》

  

  《背中》

  

  《脇》

  

 お見苦しい写真で申し訳ございませんでしたm(_ _)m

 

 

 


C型肝炎治療(10) PEG-インターフェロン投与と初期の副作用

2013-01-22 18:00:00 | C型肝炎治療

PEG-インターフェロン投与と初期の副作用を綴りました。

 

1月16日 いよいよPEG-インターフェロン投与開始の日です。

 

当日は朝食前に採血、朝食後に体重・血圧測定・心電図検査を行いました。

 採血はPEG-インターフェロンで血液の各項目の数値の変化を見るための事前検査です。

 人によっては、白血球・血小板、ヘモグロビン等が急減に変化する人もいるそうです。

 

昼食後、ブリック試験を行いました。

 ブリック試験とはPEG-インターフェロンを1滴落とし、アレルギー反応が出ないかを確認します。

 実際には、PEG-インターフェロンをごく微量の注射とPEG-インターフェロンを皮膚に滴下して

 10分~15分後皮膚のアレルギー反応を見ました。

結果は何も反応がなかったため、PEG-インターフェロン注射が決定しました。

 

12:35担当医によって、PEG-インターフェロンを注射しました。

皮下注射なので、痛みは普通の予防注射程度です。

その時は『こんな程度かぁ』位でした。

 

その後、14:00テラビック3錠、19:00レベトール2錠、22:00テラビック3錠の服用をしました。

 

初日の副作用は19:00頃からの発熱です。

最高で37.9℃までの発熱で、正にインフルエンザにかかった時の発熱に似ています。

しかし、唯一違うのはインフルエンザ時は意識がもうろうとしますが、今回の発熱は意識は

はっきりしていることが違う程度です。

当日の夜は、解熱剤とアイスノン無しでは、寝れませんでした。


C型肝炎治療(9) 治験治療の決定と治験入院初日

2013-01-22 17:59:00 | C型肝炎治療

いよいよ運命の治験治療の決定と治験入院初日までを綴りました。
望み通り、新薬治療になるか。偶然とラッキーが続くかどうか…。

 

 1月7日は終日休みにしていましたので、市民病院からの帰り治験の成功祈願のために、初詣

に行きました。

参拝の長い行列ができている中で、携帯電話が鳴りました。

治験のコーディネーターの方から『治験は従来治療(既存薬)に決定したとの連絡です。

うぅ~ん、ここではラッキーは続きませんでした。

 

ここで、ぐずぐずしても決定事項は覆りませんので、翌日から仕事の引き継ぎやら入院準備やら

で過ごしました。

 

■従来治療の説明

 療法名  TVR療法

 治療期間 合計:48週間

       テラビック    毎日8時間毎 12週間

       リバビリン     朝夕       24週間

       PEG-IFNα‐2b  1週間に1回  24回注射

       上記3剤投与後、24週間HCV RNAが再出現しないか、1回/週の採血で経過確認

 

 ※治験期間は、HCV RNAの変化量は、本人をはじめ担当医・製薬会社にも知らされず

   第三者機関が管理します。

   自分のC型肝炎ウィルス量の変化を知らされないことが、ある意味治験の不安な要素です。

 

1月15日 単身赴任先に来ていた家内と一緒に少し早目の昼食を摂り、入院窓口に行き手続きを

しました。

入院初日は、病棟内の案内やイロイロな説明を受けて、終わったという感じでした。


C型肝炎治療(8) 治療入院までの準備2

2013-01-22 12:00:00 | C型肝炎治療

治験に向けた事前検査と肝生検の結果を綴りました。

 

治験の同意は、断る理由が無い位です。

が、自分がこれから受けようとする治療に関する疑問点だけは、無くそうとインターネットでの

調査・産業医への質問等、自分でも驚く位調べていました。

 

12月11日に治験のための事前検査がありました。

①採血

 採血管で合計9本採血されました。過去に7本まではありましたが、さすがに9本は時間も

 かかり、最後は出が悪かった?

 後で聞くと、治験用に3本あったそうです。

 私のC型肝炎ウィルスを遺伝子レベルまで分析するそうです。

 残念ながら結果は聞けないのですが、もし聞けたら感染原因まで突き詰めれたのかも

 しれません。

②心電図

 通常の心電図のように横になって即測定ではなく、横になって5分ほどして測定開始です。

③腹部超音波検査

 これは、一般的な検査でした。

④眼科

 これは普通の人はないのですが、私は過去に若年性緑内障(若年ではなくなりましたが)と、

 診断され、現在も眼圧を下げる点眼を続けているため治験に影響ないか診察を受けました。

 全部で10項目の検査を受けましたが、『疲れた』の一言でした。

 

事前検査完了後、担当医の診察、コーディネーターとの面談と続きました。

治験開始日は2013年1月15日からと決定しました。

ここで、治験同意書の提出を行い、治験の実質的なスタートです。

 

私は、できることなら新薬での治験となることを望んでいました。

しかし、治験の治療は現時点で1/2の確率です。

 

 

年が明けて、1月7日に肝生検を行った市民病院に、肝生検の結果を聞きに行ってきました。

結果は線維化しておらず、「C型肝炎が根治すれば普通の人と同じ生活ができる」とこと。

かなり、やる気の出る診察結果でした。


C型肝炎治療(7) 治療入院までの準備1

2013-01-20 19:00:00 | C型肝炎治療

肝生検の退院後、翌日に大学病院の診察を受けた内容を綴りました。

 

 肝生検から退院する時、市民病院のほうで大学病院の予約をしていただき、退院の翌日早速

市民病院の紹介状を手に、大学病院に行きました。

 

 大学病院なんて、生まれてこの方見舞いに行ったことはありましたが、診察は初めてで勝手が

分からず、ボランティアの人に説明を聞きながら初診手続きを行いました。

 

 やっとの思いで担当医の診察を受診することができました。

 診察では、以下の説明を受けました。

  ①治験に関する概要

   今回の治験はフェーズⅢであり、新薬治療(以下治験薬)従来治療(以下既存薬)

   比較を目的としている。

   治験薬治療になるか既存薬治療の比較になるかは第三者機関が決定するので

   今回の治療担当者、患者本人も選択権はない。

  ②今回は治験であるため、血液検査をはじめ詳細な治療データを提供すること。

  ③治療経過を確実に報告すること。(薬の服用時間・体調等の情報提供)

  ④指定された日に担当医の診察を受けること。

  ※治験内容の公表は一部制限がありますが、可能な限りアップします。

 

 診察の後、治験に関してコーディネーターの方から治験の詳細説明を受けました。

 主な内容として、

  ①治験の意味

   新薬が人での効き目と安全性を調べる試験のことを「臨床試験」といい、その中でも

   国(厚生労働省)に医薬品として認めてもらうために行う臨床試験を治験という

  ②今回の治験段階

   多くの患者の協力の元、治験薬既存薬との比較を行い、長期間にわたる安全性を

   確認する。一般的には第三相(フェーズスリー)と呼ばれています。

   わかりやすく言うと、今回の治験結果で厚生労働省に新薬が認可される一歩手前。

  ③治験の目的、参加基準、期間など

  ④治験薬既存薬の副作用と治療効果の状況

  ⑤その他質疑応答

   最後に治験参加の同意書の説明があり、次回診察までにサインが欲しいとのことでした。

 

 C型肝炎治療を決心する前後で得た情報が多かったのですが、今まで知らない情報もあり

 久々にみた化学式モドキもあり、1時間強の説明でしたがぐったりと疲れました。

 

 その後再度、担当医師の診察(面談)があり、治験コーディネーターの説明の補足と次回

 診察の予約がありました。

 

 帰宅後から一週間ほど病院でいただいた資料をくまなく読み、疑問点は会社の産業医に

 聞き、疑問点をなくしていきました。