チャイナ 資本主義の未来 は ない!

しかり!

中韓を知りすぎた男

資本主義の未来 10月31日(土)

産業革命が起こり、物質的な生活水準を上げることが成功と考えるようになってから、世界のどこを見渡しても資本主義以外のシステムは結局どれもうまくいかなかった。

もはやそれ以外の原理で国を発展させる方法は、誰も思いつかない。資本主義だけが、人間の個性を生かし、卑しいものとされる貪欲や私利追求をうまく利用して、生活水準を上げる事ができる。

19世紀と20世紀に資本主義に対抗したファシズム、社会主義、共産主義はことごとく消え去った。すでに勝負はつき、戦いは過去のものになった、と思っていた。

しかし共産中国だけが成長した。中国はどのようにして発展したか?それまでの中国には、基本的に消費というものがなかった。社会主義体制のもと国民がみな貧乏で、貯蓄もない。当時の中国は世界の最貧困国家であった。

その中国が鄧小平の「改革・開放」を唱え、資本主義のシシテムを取り入れて資本主義の市場主義を導入し中国を開放して、競争に基づいた経済にして行くことを目標にした。競争がなければ誰も動かないし、働かない。

しかし中国には国民が働く工場がなかった。ただ貧困国家の特徴として工賃が先進国に比べれば非常に安いし、労働力が有り余っていた。鄧小平は13億の国民が消費すれば素晴らしい市場になると宣伝したが、先進国の経営者は誰も貧乏人たちの消費をあてにして中国へ進出したのではない。

極端に安い労働力を当てに進出した。だから彼らが働く工場を作ることになる。繊維関係の場合は国営の工場と合弁し、そのまま利用できた。中国の古いミシンを日本のミシンに取り替え、日本との連絡用に事務所を設置するだけで稼働出来た。

もちろん単にミシンを取り替えるだけでなく、荷造りの機械や、糸くずを吸い取る機械や検針機など数えたらいろいろあるが、日本での工場設置に比べれば極端に安く出来た。なぜなら土地も古い工場もあった。

これが経済雑誌などで書かれている外資の導入である。もともと我々繊維業界は中国でモノを作り、中国で売ろうとしたわけではなかった。当社が進出した当時の中国人の給料は約3000円くらいであった。日本はバブルで人手不足で給料は毎年上がっていった。

極端な話、日本人一人分の給料で中国人を100人雇えた。これを知った日本人は続々と中国へ進出した。だが当社は5年を目処に次の進出先を考えていた。

なぜなら徐々に中国政府が介入を初めた。工賃が上がっても進出先が逃げないように、労働者の首を切れないように、中国政府は素早く簡単に法律を作っていった。

当社はいつでも逃げ出せるように現地に法人登記をしなかった。法人にしなくても工場を支配できる方法を考えた。それが契約式合弁です。

当社がどこよりも早く中国を逃げ出したのは、中国人の性格があまりにもひどすぎる事が分かったからです。中国人の品性は、平凡にして狡猾、低劣にして傲慢だ。

何しろ中国には土地と老朽工場と労働者は大量にあった。無いのは資本と技術です。そこで詐欺師、鄧小平は「社会主義市場経済」なる呪文を唱え、国営企業をどしどし開放して合弁事業とした。

殺し文句は「中国には13億の巨大なマーケットがある」といった。しかし鄧小平の「経済開放政策」こそ巨大な罠であり、巧妙なトリックです。先進資本主義の資本と技術をタダで入手するために、考え出した恐ろしいほどの奸智です。

このトリックに最初に引っかかったのがアメリカと日本のメディアです。中国では共産党に属する人たちが、自分で勝手に金儲けすることが奨励されているのが、今の中国経済の実情です。だからこの中国経済の好況は以前からいつまでも続かないというのが私の観察です。

日本や特にアメリカは最近まで中国は資本主義開放経済への道を進むとおもっていた。だが実態はまるで違う。むしろ習近平になってから中国本来のあり方に戻っていると言っていい。この中国のトリックに最初に気がついたのがアメリカ大統領トランプです。しかしアメリカ民主党は未だこの中国の毒に侵されてメクラになっています

日本にも馬鹿な親中派の政治家がおりますが、中国が近代化を実現するときは中国が崩壊する時です 少数民族による自治や言論の自由といったものを実現させれば、中国というシステムはその瞬間に消えてしまいます。

これは中国人そのものに問題があるのでなく、中国という国があまりにも大きすぎるからです。広大な国土と、55以上の民族がいて、同じ言語と同じ歴史を共有する国民というものが存在しないからです。

日本という国家は、中国の隣に未来永劫あり続けるということであり、否が応でも中国という凶暴な詐欺集団の人々と付き合っていかなければならない。

日本人が日本人である限り、中国という存在は常に最大のテーマであることに変わりはないのである。

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