「鬼滅の刃」にはコロナに打ち勝つポイントが描かれている

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「鬼滅の刃」にはコロナに打ち勝つポイントが描かれている【上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

「鬼滅の刃」が社会現象ともいえる大ヒットとなっています。少年ジャンプで連載されていたマンガで、テレビアニメや映画も記録的な人気を誇っています。大正時代を舞台に、家族を鬼に殺され、鬼になってしまった妹を人間に戻そうとする主人公・竈門炭治郎が、仲間に支えられながら剣術や体技の鍛錬を重ね、鬼の始祖・鬼舞辻無惨を打ち倒す冒険譚です。

 私もコミックス全23巻を読破しましたが、この物語には、新型コロナウイルス禍に苦しむわれわれが学ぶべきところがいくつもあると感じました。それくらい今の状況と合致しているのです。

 まず、物語に登場する「鬼」は「ウイルス」そのものです。宿敵の無惨は、自分の血液を与えることで人間を鬼に変えてしまう力があります。鬼になった人間は他人を食らうようになり、食らえば食らうほど強く異形化=変異していくのです。鬼は外傷や老化で死ぬことはなく、消滅させるには、日光を浴びせるか日光の力を宿した日輪刀で頚を切るしかありません。現時点では消滅させる手だてがほとんどなく、増殖と変異を繰り返す新型コロナウイルスとそっくりです。

 また、物語の中には鬼の血液から「鬼を人間に戻す薬」を作ろうとしている女性医師が登場します。この女性は鬼化されているのですが、少量の血液を飲むだけで生きることができます。ほかにも、炭治郎が所属する鬼殺隊の「柱」と呼ばれる幹部の中に、藤の花から「鬼を殺せる毒」を作り出した女性隊士もいます。これらの薬や毒は、現代で言えばワクチンや抗ウイルス薬といえるでしょう。

 少々ネタバレになってしまいますが、主人公の炭治郎は、無惨との戦いで鬼化してしまいます。最後は人間に戻るのですが、その理由として、かつて鬼化した妹の禰豆子を噛んだことにより免疫を持っていた、先ほど触れた医師や隊士によって開発された人間に戻る薬を投与されたことなどが語られています。まさに、ウイルス感染症そのものです。

■人間を襲わない鬼もいる

 このように鬼がウイルスだと考えたとき、われわれが学ぶべきことが見えてきます。中でも、感じさせられたのが「免疫力」を高めるための自己鍛錬の重要性です。  主人公の妹である禰豆子は、鬼化していながら人間を襲うことはありません。先ほど触れた女性医師やその助手を務める男性も、鬼でありながら人を食らわずに血液を飲めば生きていくことができます。自力で鬼の習性を克服したのです。

 また、最後の戦いで無惨の血液と力のすべてを注ぎ込まれ鬼化してしまった炭治郎を救ったのは、先ほどの免疫や薬だけではありません。仲間たちの呼びかけや強い思いを受けて自分を奮い立たせ、自分の中に存在する無惨に打ち勝つことができました。つまり、鬼化=ウイルス感染しても、自身の力=免疫力によって克服できるということです。

 新型コロナウイルスでも、感染すると重症化したり他人を感染させてしまう人と、そうでない人がいます。普段から自身の免疫力を高めている人は、感染しても助かるのです。

 鬼滅風にいえば、自己鍛錬によって呼吸の力を高める――といったところでしょうが、コロナ禍の現状で考えると、自己鍛錬していない人というよりは「自分で自分を貶めている人」が重症化や死亡を招いてしまうといえます。

 一般的に新型コロナウイルス感染症のハイリスク群といわれるのは、高血圧、高血糖、高コレステロール、肥満に代表される生活習慣病がある人、がんで抗がん剤治療などを受けていて免疫力が落ちている人、皮膚病や膠原病の特効薬であるステロイドを大量に使って免疫力が落ちている人、COPDなど肺にトラブルがある人、定期的に血液浄化が必要な人工透析を受けている人たちです。

 自分ではどうにもならない状況で持病を抱えてしまった人がいるのはもちろん承知していますが、自身でこれまで生活改善を怠ってきた、あるいは怠っている結果、ハイリスク群に該当する状態である事実を受け止めなければなりません。自分で自分を守る度合いを高めなければならないのです。

 ワクチンや治療薬に期待するだけでなく、まずは自己鍛錬=生活習慣の改善に取り組み、自身の免疫力や抵抗力を高めることが鬼=新型コロナウイルスに打ち勝つためには重要になる。鬼滅の刃からそんなメッセージを受け取りました。

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