医学部入試面接  こんなこと聞かれます

実例が あって 面白い

皆さん ちゃんと準備してるから 大丈夫?

原田 広幸

知られざる「医学部入試面接の世界」~彼らはこんな風に人を見ている

パワハラ・セクハラ質問は当たり前…?

「あなたのお父様はサラリーマンだけど、6年間の学費は本当に払えるの?」
「結婚しても仕事(医師)は続けますか?」
「(何年も受からなくて)医師に向いてないとは思わなかったの?」

未だにこのような質問がまかり通っている。普通の会社であれば、「パワハラ・セクハラ発言」と認定されてもおかしくない。

「はい、祖父の代の遺産と実家の敷地がありますので…」など、堂々と答えさせる準備をするのが実情

「結婚、出産の予定は?」という質問は、女子受験生への定番。とくに、20代後半以上の高年齢受験生には、容赦なく浴びせられるセクハラ質問だ。

女子受験生は、合格という大きな目標のために、淡々と、「はい、私は一生医師を続けていく覚悟でおります。そのため、先輩の女性医師にアドバイスを仰いで、〇〇というような人生プランを考えております」などと、答えるのだ。

「何年も勉強して受からなかったなら、国試(医師国家試験)も受からないんじゃないの?」とか、「(何年も受からなくて)医師に向いてないとは思わなかったの?」とか、およそ大学入試の一環としての面接とは思えない、過酷な問答が繰り広げられているのだ。

医学部の上位校における面接の中心的な役割は、「不適合者排除」というネガティブ・チェック機能を果たすこと、医学部の中堅・下位校におけるそれは、「本気度チェック」という機能を果たすこと

上位校では、学科試験に合格したほとんどの受験生が、その大学への進学を希望するため、「医学部に入れたらヤバいやつ」を排除できれば、それでよい

堅~下位に属する医学部では、合格を出しても、ほかの上位校での合格を果たした受験生は、そちらに進学してしまう。そのため、面接試験で、「本学への志望本気度」を試しておく

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