風見鶏に信念はない
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ショー・ザ・フラッグか『風見鶏』か

世界ではアラブ商人は金にきたなくしつこいと言われているが、そのアラブ人すら敬遠するのがインド商人だと言われている。

アメリカはインド太平洋安全保障協議クアッド(QUAD)を立ち上げて太平洋NATOにしたいらしいが、インドが入っている時点で最初から崩壊している。

インド人の国民性やインドの行動パターンを見れば、到底信用できる同盟国になどならないのが分かります。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて欧米は対ロ経済制裁を発動したが、インドは参加せず国連決議でも棄権していました。

その後インドは申し訳程度に少しだけ対ロ経済制裁をし、その一方でロシアからの兵器輸入を宣言しロシアにも恩を売った。

インドの行動パターンは常にこれで、どちらにもいい顔をして両方の足を引っ張り結局波乱要因になります


NATO加盟国のトルコも同じような特性を持っていて、NATO創設時は「自由主義陣営」として参加し散々うまい汁を吸ったが、今は独裁主義陣営のメンバーです。

NATOは加盟国全員の賛成がないと何もできない仕組みなので、トルコにはあらゆる決議の拒否権があり、NATOはトルコに逆らえません。

トルコは対テロ戦争でイスラム国に加担して欧米と対立し、助け舟を出したロシアが接近し今はロシア陣営の国です。


こうした風見鶏は欧州にも居て、中立国を自称するスイスはウクライナへの砲弾などの提供要求を拒否し、「どうなろうが構わない」という態度を取っています。

国連の対ロ非難決議には140カ国が賛成したが、実際には「そうした方が得みたいだから」賛成しただけの国が多い。

積極的な意思を持ってロシアと対立しようという国は、日本を含めてせいぜい50か国くらいではないでしょうか?



風見鶏の仲間たち

風見鶏国家の中には「ロシアについた方が得だ」と判断しロシア側に就く場合もあり、韓国も風見鶏の仲間です。

韓国はアメリカの同盟国だが積極的な対ロ制裁はせず、怠慢に振舞う事でロシアと対立しないようにしている。

韓国でゼレンスキー大統領がオンライン演説した時、国会議員がほとんど集まらず韓国人すら「恥ずかしい」と口にするほどでした。


というのは1950年にウクライナと同じように北朝鮮が突如韓国に侵攻し、多くの国が韓国の為に参戦し助けてくれたからです。

ところが他のアジアの国では演説しておらず、ほとんど関心を持たれていないか親ロ派の国が多いためとみられる。

親ロ派の国の8割以上は親中派で、アメリカがアジアから手を引き日本が衰退した後、中国はアジアに『金の絨毯爆弾』を投下し経済支配を強めた。


日本もアジアやアフリカで経済援助しているが、経済衰退によって中国とは10倍以上の格差があり、外務省が「勝負にならない」とさじを投げている。

アフリカも同様で中南米や中央アジアの国々も、日米欧より中ロが落とす金が多いので、ロシア側につく国が多い。

国連の対ロ非難決議に140カ国が賛成しても、賛成するだけで何も行動を起こさなかった国が大半です。


これがロシアを利していて積極的な制裁をするのは日米欧だけであり、他の大半はどちらに良い顔をし、お金を多くくれる方に賛成している。

そして世界には独裁国家が意外に多く、独裁国家は日米欧からなんらかの制裁を受けているので、助けてくれる中ロ陣営に加担します。

例えばインドネシアやマレーシア、タイは軍事政権や人権問題で欧米と対立する事が多く、中国・ロシアへの依存度が高い。


するとこうした国々はアメリカや欧州にも賛成するような態度を見せながら、同時にロシアにも配慮しようとします