中国の石炭禁止令で暖房なくなり人民凍える

こころ温まる ニュース

トトメス5世

中国の石炭禁止令で暖房なくなり人民凍える

石炭ストーブで煮炊きもできる

中国の石炭禁止令
中国では何事によらず共産党中央が命令を出し、人民はそれに従う制度になっています。
議論であるとか国民のコンセンサス、国会討論のようなのは一切なく、ある日突然に上から命令が下されます。
今年も共産党は唐突に「石炭使用禁止」を通達し、石炭ストーブや石炭発電は遺法になった

環境のためらしいが、それまで100年間一度も議論しなかった事を、前触れもなくある日人民に命令する。
これが共産主義で、日本のマスコミは「さすが中国は意思決定がすばやく日本は遅い」と妙な褒め方をする
北京の大気汚染は冬にもっとも酷くなり、原因は暖房用石炭ストーブだと考えられている。
もし工場の煤煙だったら冬に最も悪化することはなく、夏も同じように空は真っ黒なはずだからです。

中国では石油ストーブは普及しておらず、大半の家庭では石炭ストーブが使われています。
政府は石炭ストーブを禁止して電気や天然ガスストーブに転換するよう指示したが、混乱を引き起こしました。

真冬に暖房なく凍える人民
政府は石炭を禁止しただけで、石油ストーブや電気ストーブを配るわけではなく、各自が購入しなくてはならない。
天然ガスストーブへの切り替えが期待されていたが、供給が間に合わなくなり、暖房も炊事もできなくなる事態になった。学校の暖房も石炭だったが、代替ストーブや燃料の準備が進まず、暖房なしで授業が行われていた。

石炭を燃料にしていた工場も操業停止し、確かに北京の大気は例年よりきれいになったが、社会活動に支障がでている。
共産党中央の指令は「石炭絶対禁止」ではなかったのだが、自分の実績をあげたい地方官僚は、人民の生命より競争を優先したこの結果気温がマイナスでも学校で暖房がなく、生徒が凍傷になったり、家庭用暖房も使用禁止になったりした。

共産党中央は市民の生活を優先するように指示を変更し、一部では石炭発電などが再開されている。
地方政府の指導者らが、点数稼ぎをしたいがために、嘘の報告をし、混乱が起きたと見られている。
中国は一ヶ月で2000万トン以上もの石炭を輸入しているが、今後は徐々に減少するでしょう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 三橋貴明氏が... 自分の力でメ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。