竹野内豊「イチケイのカラス」の成功に悲恋…続編期待の声

日刊ゲンダイDIGITAL

竹野内豊「イチケイのカラス」の成功に悲恋…続編期待の声

 スタート前はさほど注目度が高くなかった月9ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)の勢いがすごい。第5話までの平均視聴率が12%を超え、早くも続編を口にするスタッフも出ているという。人気漫画が原作で、法廷を舞台にしたドラマということで「さすがに大コケすることはないだろう」と言われてはいたが、ここまで数字を伸ばすとも期待されていなかった。

 下馬評を覆したことで、にわかに注目を集めているのが、最終学歴が中学卒業で“東京地裁第3支部第1刑事部”の判事役を演じている竹野内豊(50)だ。竹野内といえば、2018年7月期の人気ドラマ「義母と娘のブルース」TBS系)の主人公(綾瀬はるか)の亡夫役が記憶に新しいが、彼が連ドラで主演を務めるのは16年4月期の「グッドパートナー無敵の弁護士」(テレビ朝日系)以来、実に5年ぶり

 フジテレビには、竹野内を“タケさま”と呼ぶファンたちから、〈あの伝説のドラマ『ビーチボーイズ』から四半世紀が経つのに、少しも変わらないその容姿には本当に驚かされます〉とか〈年の取り方が本当にカッコイイ…タケさまを見ていると思わず見惚れてしまい、時間が経つのを忘れてしまいます〉といった熱い応援メッセージが寄せられているという。

どんなイケメン俳優も結婚すればファン離れ

 しかし、“芸能界最後の大物独身俳優”と称される竹野内にも人生のターニングポイントがあった。14年に交際が明らかになった倉科カナ(33)との5年間に及ぶ恋愛だ。17年暮れから18年春にかけて結婚の噂が盛んに流れたが、結局ハッピーエンドにはならず。破局の理由については諸説あるが、あるベテランマネジャーは「竹野内さんは最終的に結婚より仕事を選んだのだろう」とつぶやいた。

 どんなイケメン俳優も結婚したらファン離れを起こすというのが芸能界の常識だ。実際、竹野内と年齢が近い反町隆史(47)、大沢たかお(53)、及川光博(51)、織田裕二(53)、福山雅治(52)といった結婚した人気俳優たちは独身時代と同じ人気をキープしているとは言い難い。中にはファンクラブの会員が激減した俳優もいたし、ドラマでも映画でも第一線から退いた人もいた。前出のベテランマネジャーは「竹野内さんは恐らく彼らを半面教師にしたのでは」と推察する。

 4年前に結婚を決断していたら「イチケイ」の竹野内は存在していなかったかもしれない。私生活を犠牲にした竹野内の執念がもたらした成功と言い換えてもいいだろう。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« リコカツ、ド... 反暴動の共和党州 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。