COVID-19  感染経験者の免疫はワクチンより遥かに強力

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎

COVID-19情報 感染経験者の免疫はワクチンより遥かに強力

海外への渡航には、COVID-19のワクチン接種済み証明が必要とされるようになってきました。フランスでは、事実上、ワクチン接種が義務化されました。

一方、COVID-19に罹って回復した人(感染経験者)をワクチン接種者と同様に扱ってよいとの考え方を、国や専門家は言いませんし、メディアもまったく触れません。

既感染者はワクチン接種者よりも、鼻や喉など呼吸器粘膜に感染防御抗体としてのIgA抗体ができているために再感染しにくく、かつIgG抗体も血中にできています。それに、免疫記憶細胞への免疫記憶もしっかりとできていると考えられます。したがって、既感染者のほうが、ワクチン接種者よりもむしろSARS-CoV-2に再感染しにくく、変異株への感染や発病も少ないはずです。

そこで、COVID-19に罹ったことがありワクチンを接種したことがない人(既感染・非接種群)と、COVID-19に罹ったことのないワクチン接種者(未感染・接種群)で、COVID-19の発病率を比較した調査を徹底的に調べました。

 

既感染者はワクチン接種者より27倍強い免疫

一度COVID-19に罹って回復した人は、ワクチンを接種した人よりも再度発病する危険性がワクチン接種者の27分の1ということです。つまり、既感染者は、まだ感染していない変異株に対しても圧倒的にかかりにくい、発病防止効果が長期間持続する

他方、ワクチン接種には様々な害があります。2度目の接種までは異常がなかった人でも、これまでに報告されているような、心筋症や脳出血や静脈血栓、突然死など、循環器系の害反応が起こる可能性がありえます[12,13]。

95%の発病防止効果があったファイザーやモデルナのワクチンでも、害反応のことを考えると、利益が害を上回るかどうか不明でした。20代以下では害のほうが利益を上回っていました。

したがって、一度COVID-19に罹ったことがある人は、ワクチンの追加接種は、害はあっても利益はまったくないといえます。接種は不要です。

感染経験者にワクチン接種は不要。ワクチン接種証明も不要。

感染済み証明書を発行すべき。

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