野田文学
中国で尖閣諸島の日本国有化に反発したデモがあちこち(共同通信では85都市で発生したと報道されています。)で発生し、日本企業の施設がデモに参加している暴徒化した中国国民により破壊や強奪の被害を受けています。
今回の事態に対し、今日のHNKでは、野田首相が「残念ながら(在留)邦人とか日本系企業の安全にかかわる問題だ。中国政府に抗議すると同時に、安全確保を強く求めていきたい」とのコメントしたと報じられています。
なお、このデモの収束の見通しについて、今日現在の外務省HPの渡航情報では「今後も9月18日が柳条湖事件(いわゆる満州事変)の発生日でもあることから、ネット上で9月18日前後に全国各地で反日デモを行うとの呼びかけがなされている他、今後の推移によっては、中国国内で過激な抗議行動が発生する可能性は排除できません。」
と発表し、今後さらに過熱する可能性を示しています。
上記の外務省のコメントを踏まえ、改めて野田首相のコメントを読んでみると首相のコメントはなんだか他人事について話をしているかのような印象を受けてしまうのは私だけでしょうか?
マスコミの言葉狩りではありませんが、「強く求めていきたい」などと単なる希望を述べているにすぎず、意思を感じません。また、実際に中国に向けて政府が何か具体的な対応をとったとの報道も今のところありません。
また、首相は今回のデモのきっかけとなった尖閣諸島問題について、中国の漁船が押し寄せるとの見方に対しては、
「緊張感を持って情報収集をやってほしい。わが国の法令に基づいて適切に対応するように(と求めた)」
尖閣の領有権を主張する中国に対しては、
「毅然(きぜん)たる主張は取り続けていきたい」
とコメントしているそうです。
これもまったくこの国を守るとの意思を感じられず、本当にこの国を守るべき首相の立場にいる人の発言かと思ってしまいます。まあ尖閣に対する野田首相の方針が無人島政策(=平穏かつ安定的な維持・管理)なのでそもそも何かするつもりはなかったんでしょうが、こちらが何もしなくとも相手は手を緩めるような事はしません。それどころかこのような政府の姿勢を見て、領海侵犯を繰り返しています。
前々から感じていましたが、この人の言葉は空っぽなものばかりです。
上記の発言の中にもありますが、野田首相が「求めていきたい」「緊張感をもって」「毅然とした態度」といった言葉を使うときは、ほとんど何もしません。
これでは何かを言っているようで実は何も言っていない、何もしていないのと同じです。
「霞ヶ関文学」と言われる政策の中身を骨抜きにするような官僚が使う作文技術や、「永田町文学」と言われる言語明瞭、意味不明な政治家の答弁などは、これまでも伝統的にありましたが、ここまで発言がでたらめな、空っぽな言葉を使う首相はいたでしょうか?
正に「野田文学」と言うべき空虚な言葉です。
他にも代表的な野田文学では以下のような言葉があります。
「大局的な観点で対応する」・・・ 国家間の問題を先送りする時に使用
「決める政治」・・・ 議論をしない時に使用
「しかるべき時」「近いうち」・・・ いつやるかを決めない時に使用
「万全を期す」「しかるべき対応」・・・ 何も良策が思いつかないがその場しのぎをする時に使用
上記は野田首相の発言で多用されるフレーズですが、もうこれは詐欺師レベルだと思います。
野田首相はスピーチが上手い、という評価をされている方が多いようですが、「どこが?」と聞きたいです。
恐らく上手いと評価されている人は野田首相と同じくらい何も考えておらず、空っぽなんだと思います。
ビジネスで「しかるべき時に買います。」なんて言われて気分良く売上に計上する人はいますか?普通の人は「ああ買わないな」と感じると思います。
政治はそんなもんだと言われればそれまでですが、日本は今さまざまな国難に直面していて、正に「まったなし」です。
こんな首相がいる限り何も問題は解決されず、不作為ともいうべき無駄な時間がただ過ぎ、国益が損なわれるだけです。
いつのまにかマスコミは解散についてあまり報じなくなりました(維新の会が選挙の準備ができるまで待っているのでしょうか?)が、本当に首相が「将来世代にツケ」を残したくないのであれば、一刻も早く解散をする事が一番将来世代に実利がある判断だと思います。
中国で尖閣諸島の日本国有化に反発したデモがあちこち(共同通信では85都市で発生したと報道されています。)で発生し、日本企業の施設がデモに参加している暴徒化した中国国民により破壊や強奪の被害を受けています。
今回の事態に対し、今日のHNKでは、野田首相が「残念ながら(在留)邦人とか日本系企業の安全にかかわる問題だ。中国政府に抗議すると同時に、安全確保を強く求めていきたい」とのコメントしたと報じられています。
なお、このデモの収束の見通しについて、今日現在の外務省HPの渡航情報では「今後も9月18日が柳条湖事件(いわゆる満州事変)の発生日でもあることから、ネット上で9月18日前後に全国各地で反日デモを行うとの呼びかけがなされている他、今後の推移によっては、中国国内で過激な抗議行動が発生する可能性は排除できません。」
と発表し、今後さらに過熱する可能性を示しています。
上記の外務省のコメントを踏まえ、改めて野田首相のコメントを読んでみると首相のコメントはなんだか他人事について話をしているかのような印象を受けてしまうのは私だけでしょうか?
マスコミの言葉狩りではありませんが、「強く求めていきたい」などと単なる希望を述べているにすぎず、意思を感じません。また、実際に中国に向けて政府が何か具体的な対応をとったとの報道も今のところありません。
また、首相は今回のデモのきっかけとなった尖閣諸島問題について、中国の漁船が押し寄せるとの見方に対しては、
「緊張感を持って情報収集をやってほしい。わが国の法令に基づいて適切に対応するように(と求めた)」
尖閣の領有権を主張する中国に対しては、
「毅然(きぜん)たる主張は取り続けていきたい」
とコメントしているそうです。
これもまったくこの国を守るとの意思を感じられず、本当にこの国を守るべき首相の立場にいる人の発言かと思ってしまいます。まあ尖閣に対する野田首相の方針が無人島政策(=平穏かつ安定的な維持・管理)なのでそもそも何かするつもりはなかったんでしょうが、こちらが何もしなくとも相手は手を緩めるような事はしません。それどころかこのような政府の姿勢を見て、領海侵犯を繰り返しています。
前々から感じていましたが、この人の言葉は空っぽなものばかりです。
上記の発言の中にもありますが、野田首相が「求めていきたい」「緊張感をもって」「毅然とした態度」といった言葉を使うときは、ほとんど何もしません。
これでは何かを言っているようで実は何も言っていない、何もしていないのと同じです。
「霞ヶ関文学」と言われる政策の中身を骨抜きにするような官僚が使う作文技術や、「永田町文学」と言われる言語明瞭、意味不明な政治家の答弁などは、これまでも伝統的にありましたが、ここまで発言がでたらめな、空っぽな言葉を使う首相はいたでしょうか?
正に「野田文学」と言うべき空虚な言葉です。
他にも代表的な野田文学では以下のような言葉があります。
「大局的な観点で対応する」・・・ 国家間の問題を先送りする時に使用
「決める政治」・・・ 議論をしない時に使用
「しかるべき時」「近いうち」・・・ いつやるかを決めない時に使用
「万全を期す」「しかるべき対応」・・・ 何も良策が思いつかないがその場しのぎをする時に使用
上記は野田首相の発言で多用されるフレーズですが、もうこれは詐欺師レベルだと思います。
野田首相はスピーチが上手い、という評価をされている方が多いようですが、「どこが?」と聞きたいです。
恐らく上手いと評価されている人は野田首相と同じくらい何も考えておらず、空っぽなんだと思います。
ビジネスで「しかるべき時に買います。」なんて言われて気分良く売上に計上する人はいますか?普通の人は「ああ買わないな」と感じると思います。
政治はそんなもんだと言われればそれまでですが、日本は今さまざまな国難に直面していて、正に「まったなし」です。
こんな首相がいる限り何も問題は解決されず、不作為ともいうべき無駄な時間がただ過ぎ、国益が損なわれるだけです。
いつのまにかマスコミは解散についてあまり報じなくなりました(維新の会が選挙の準備ができるまで待っているのでしょうか?)が、本当に首相が「将来世代にツケ」を残したくないのであれば、一刻も早く解散をする事が一番将来世代に実利がある判断だと思います。