modest photo album

- 日常の中で気に入った瞬間を写真に収めています -

茨城県 北茨城市 花園神社

2019年01月31日 | 神社・仏閣
2019年1月24日

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今回は茨城県北茨城市にある花園神社をご紹介します。
花園神社は1200年前の平安時代に創建されたとても由緒正しい神社で、北茨城市の山の中にある花園渓谷の中にあります。
初詣の時期は結構な賑わいになるのだと思いますが、私が訪れた時は参拝者も我々以外に一組だけでひっそりとしており、静かな境内をゆったりと散策する事が出来ました。
観光案内では知る人ぞ知るパワースポットとしても紹介されていますが、確かにその不思議な存在感というのは何か神聖さを感じるものがあります。


綺麗な花園川にかかる橋を渡ると、立派な杉大木の林の中にある古い鳥居越しに美しい朱塗りの仁王門が見えます。


仁王門


拝殿

拝殿


拝殿にはみごとな龍の彫り物があります。


拝殿の後ろにある急な階段の上には本殿が。


本殿の彫り物は“見ざる聞かざる言わざる”の猿の彫り物が飾られていますが、よく見ると有名な日光東照宮のそれとは違い、猿たちは片手で顔を隠しています。
何か意味があるのでしょうか? 調べてみようと思っています。


ご神木は樹齢800年、周囲8mの三本杉。 
太い杉の幹が途中から三本に分かれているのでこの様な名前になったようです。
物凄い存在感ですが、境内にはこのクラスの杉が何本も生えていてその迫力に圧倒されます。



杉の話題でもう一つ、こんな杉の巨木もありました。
“子宝・安産の杉”との事ですが、いったいどういう訳でこんな姿になったのか?
それにしても凄い、、、


“パワースポット”とは関係がないのでしょうが、当日は青空も見える天気だったのに境内だけ小雪が降っていて、境内から出ると降り止むという不思議な体験をしました。
試しに境内に戻ってみるとまた降っている、、、
『山の天気なんてそんなもんだ』と言われるかもしれませんが、私にとっては何とも不思議な出来事でした。





『花園渓谷は秋の紅葉が美しい』という話を地元の人が言っていました。
紅葉の時期になると訪れる人も多くなるという事なので、静かだったこの日とは違った賑わいになるのかもしれませんが、美しい紅葉の時期にも一度訪れてみたいものです。

【撮影機材】
EOSー6D EF70-200mm F4.0L IS
EOSー6DMK2 EF24-70mm F2.8L、EF17-40mm F4.0L



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北茨城市 二ツ島と五浦六角堂

2019年01月27日 | 旅行
019年1月25日

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茨城県北茨城市の海岸線にある二箇所の観光スポットに行ってきました。
どちらも震災の津波による被害が大きかったのですが、今回見た限りはかなりしっかりと復興しているように見えました。

最初は磯原海岸にある“二ツ島”です。

“二ツ島”という名前の割には一つしか島がありませんが、震災前はちゃんと二つあったそうで、その辺を開設したWeb サイトも見つけることが出来ます。
なんでも震災による地盤沈下とその直後の波で流されたのだそうで、残っている島も上部にあった沢山の木が流されてしまって、今は禿山の様になっています。
この写真は夕方に撮影したものですが、ほぼ同じ場所から撮影した朝昼晩の写真を続けてご覧ください。


朝の日の出
水平線に少し雲があったのが残念ですが、、、


昼の青空
殆ど雲の無い晴天に恵まれたので、空を広く写す為にもう少し広角で撮影。


夜のライトアップ
地元のホテルがライトアップしてくれていて、夜間もその幻想的な姿を楽しめます。


次は少し北上して五浦海岸(いづらかいがん)にある“六角堂”です。

日本画家の岡倉天心の住居敷地の一角にある、太平洋に張り出した岩盤の上に建った朱色の美しい堂です。
この堂も津波で流されてしまったのですが、その後再建されました。
住居跡地は公園のようになっており、綺麗に維持されて散策することも出来ます。
この写真は入り江を挟んだ五浦岬公園から撮影したものです。


六角堂から海を見た写真です。
天気がよければ毎日この景色が見られる、素敵な場所に住んでいたのですね。
(住居はこの六角堂の裏手の少し高台になった場所にあります)



五浦岬公園に咲いていた水仙です。

今回は震災と津波からほぼ確実に復興しつつある、北茨城市の海岸で癒された旅となりました。



【撮影機材】
EOSー6D EF70-200mm F4.0L IS
EOSー6DMK2 EF24-70mm F2.8L、EF17-40mm F4.0L



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咲き始めの梅 佐倉城址公園

2019年01月21日 | 季節の花、自然
2019年1月20日

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この日は大寒。
寒さはまだまだ続きますが、比較的に暖かめで日差しもあるお昼過ぎに散歩がてら佐倉城址公園に行ってきました。
城址公園にはささやかながらも梅の林があり、期待して行きましたがやっぱり花が咲き始めていました。
とは言っても咲いても一本の木に容易に数えられる程度の花の数なので、梅の木全体を撮影しても出来た写真を見て何処に花があるのか、判らないような写真になってしまうので今回は花の付いた枝だけをアップにして撮影してきました。



今年は例年より少し暖かいので、この時期にしては少し多めに咲き始めた様な気もします。


一口に紅梅いっても沢山種類があるそうですが、微妙な色の違いもあって沢山の花が咲き誇るピークの時期になると、その淡いコントラストの美しさに見入ってしまいます。










桜の様な華やかさはありませんが、控えめとも言えそうな美しさがある梅の花は一枝だけでも味わいがありますね。
2月になれば沢山の花で来園者を楽しませてくれる城址公園の梅の林。 その頃にまたやって来ることにします。



こちらは梅の花とは全く関係がないのですが、城址公園に隣接する「国立歴史民俗博物館」の近くには、大分県臼杵市にある「古園石仏大日如来像」の実物大レプリカがあります。
レプリカとは言え、大きくて結構迫力もあって見ごたえがあります。
何か理由があって作られたのでしょうが、何故ここにあるのか調べてみようと思っています。


【撮影機材】
EOSー6D EF24-70mm F2.8L
EOSー6DMK2 EF70-200mm F4.0L IS



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鳥取県境港市 水木しげるロード

2019年01月08日 | 旅行
2019年1月4日

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年末年始で山陰地方を旅した際に何度か立ち寄った、夜の水木しげるロードの妖怪ブロンズ像を中心としたご紹介です。
水木しげるは鳥取県境港市の出身で、ゲゲゲの鬼太郎などの多くの漫画で有名ですが、現在は境港市の商店街が「水木しげるロード」として水木しげるさんの作品をテーマにまちづくりをしています。

今回はそんな水木しげるロードを夜訪れた際に見かけた、街の通りに沢山ある妖怪のブロンズ像の写真を中心にご紹介します。
ブロンズ像はライトアップされているのですが、ライトが点滅したり色が変わったりと演出が非常に工夫されており、三脚を使わない手持ちでの撮影に苦戦した末に撮った写真ばかりなので、手ブレなども多少あることはご了承ください。


最初はブロンズ像ではありませんが、水木しげるロードに沢山植えられている不思議な木です。
シダレエンジュ(枝垂槐)という種類らしく、なんでも縁起の良い木なのだそうですが妖怪の街で見ると妖気の漂う不気味な木にみえてしまいます。


猫娘 現在放映されているアニメでは8頭身の少女で、なんとスマホまで持ち歩いている設定ですが本来はこんな姿なのです。


やまびこ 山に向かって「おーい!」と叫ぶとこのやまびこが『おーい!』と叫び返します。
実はこのやまびこ自身は囚われの身で、面白がってやって来る登山者や旅人を捉えて自分の代わりしてしまうのだそうです。


がしゃどくろ 戦死者や野垂れ死にした者たちの魂が集まって巨大な骸骨の姿になって現れる恐ろしい妖怪です。


子泣き爺 山道で赤ん坊の姿に化けて鳴き声をあげ、通りがかった人が憐れんで抱き上げるともの凄い力で抱きつき、次第に重くなって相手を殺してしまう悪い妖怪です。 
アニメではボケ役の様な正義の味方の妖怪になっていますね。  


ぬりかべ 夜の山道で通りをふさいで通行人の邪魔をする不思議な妖怪です。


目玉おやじ 多くの人がご存じと思いますが、鬼太郎の父親(の目玉)です。


鬼太郎 今更説明の必要も無いでしょう。 水木しげるロードの通行人の安全を見守っている(のかな?)。 
一緒にねずみ男もいますね。


【撮影機材】
EOS-KISS X7
EF17-40mm F4.0L
EF85mm F1.8 USM
掲載した写真は2018年12月28日から2019年1月4日までに撮影しました。

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