おしりの問題

2012-11-16 21:47:09 | ここ・から祭り
おしりと言ってもわたし自身のおしりではなく、先日のイベントのしおりのおしり問題です。

切り紙で作れるしおりをあれやこれやと考えていた時、なかなかシックリくるデザインを思いつきませんでした。
ネットで情報収集し、果物しおりを思いつき、りんごやさくらんぼ、そしてモモと描いてみるもなかなかおもしろくならない…飽きてきて、モモに落書きしたら、、、
うまれましたっおしり姫!モモからうまれたおしり姫!
ここからはもうおしりにまっしぐら。頭の中はおしりでいっぱいです。名前もおしりと、しおりを合わせて『おしおり作り』とひらめき、おしりしおりだけを作るイベントにしよう!とやる気まんまんで眠りにつきました。

翌日、おしりしおりの見本やおしり姫の影絵を考えるなどしていて、ふっと我に返ったのです。
「はたして子どもはそんなにおしりが好きなのか??おしりというフレーズで大爆笑する子は何人も見てきたが、おしりを作るとなると別なのでは??」
冷静になったわたしは泣く泣く『おしおり作り』を断念することに...
その代わり、6種類の別のしおりを考え、“おしり姫”と“男の子おしり”のおしりデザインも入れた8種類へと落ち着きました。

そして当日、見事におしりは売れ残る...おしり姫の方は姫だけにまだ女の子に受け入れられたが、男の子がおしりしおりを作ることは最後まで無かった…
ガッカリの半面、あの時我に返って本当によかったと思いました。

ちなみにどちらのおしりも大人の方にはバカ受けで、参加した大人の半分くらいは、おしりしおりを選んでくれました。

自分の好きなモノというだけでは成り立たないのが子どもの為のイベント。学童で学んだ経験がこんなところで活かせるとは思いも寄らなかった秋の日でした。


わたしがおしりに夢中だったことは、下の写真をみると一目瞭然( ̄(工) ̄)しおりの見本は、おしりしおりがダントツで多かったのです。
初期のおしり姫
見本のおしりしおりたち

影絵の切り絵

2012-11-13 21:28:27 | ここ・から祭り
イベントの時にブース内で展示させてもらった切り絵をいくつかアップします。
これは、7年程前に勤務していた科学館のイベント(昔遊び)の為に作った「ハメルン笛吹き」の影絵で使用した切り絵です。色画用紙の黒をデザインカッターで切り抜きました。ところどころセロファンで色付けしたものもあります。笛吹き男と大臣は牛乳パックで作りました。
これらをOHPで大型スクリーンに投影しました。
近い内にその様子も動画でアップしたいと思います。

背景
笛吹き男
大臣
ねずみたち
群衆の視線
子供たち

笛吹き男が子供達を連れて行くふしぎの国


第2回ここ・からまつり  ♪みんな集まれ、つながる笑顔♪

2012-11-12 12:33:36 | ここ・から祭り
第2回ここ・からまつり  ♪みんな集まれ、つながる笑顔♪


昨日のイベントのフォトアルバムを作成しました。
忘れないうちにみなさんの作品についての感想を付け加えています。
そして作品を見て勝手にタイトルも付けさせていただきました。
スライドショーにすると感想が読み切れないので、手動で見ていただく事をおすすめします。
(一時停止ボタンを押すと手動で見られるようになります。)
撮影できなかった作品も含め、すべて個性的で見ていて本当に楽しかったです。


今までは勤務している学童クラブの中でこういった工作教室を開催してきましたが、今回の外部イベントに初めて参加して
一つ大きな違いを発見しました。
それは、一つの学童クラブ内で工作教室を行って、出来上がった作品を見比べると必ずいくつかは似たような作品になります。
しかし、今回のように多方面から様々な人が参加するイベントでは、おもしろいほどバラバラの作品に仕上がるという事です。

なぜ学童内では同じ作品が生まれるのか?それはきっと学童や学校では、集団行動が基本でその習慣が作品にも現れるのではないでしょうか?
しかし、一歩外に出てみれば自分の好きなモノや好きな色は、誰のものでもなくまさに自分だけモノとして堂々と披露できる。
この事に気がつかず、私は「女の子なら」「男の子なら」このしおりを選ぶだろう。自由に描けるしおりは全く人気がないだろう。と思っていたのです

なので、今回のイベントに参加して子どもたちの作品を見るにつけ、目からうろこ!驚きの連続でした。

「今の子は個性がない」とよく耳にしますが、いつの時代も子どもたちはみんな個性があるんですね。
それを発表できる場所がそんなに多くはない事、その個性を継続していく事が難しいんだと家でひとり考えた夜でした。

祝!イベント終了

2012-11-11 22:22:03 | ここ・から祭り

この4ヶ月ほど準備し、参加したイベント「第2回ここ・からまつり♪みんな集まれ、つながる笑顔♪」が本日、無事終了しました。
「多面体ときがみしおりコーナー」に参加いただいた多くの皆様、ありがとうございました!!

私にとっては初めてづくしのイベントで、どれほど参加者が来るのか、私の考えたしおりは子どもたちに受けるのか・・・
すべてが未知数で、どきどきわくわくの準備期間でした。
学童指導員の経験から、たとえ参加者が少なくても失敗はしないという思いはあったものの、多少の不安はありました。


当日、会場入りしてびっくり仰天!まさにお祭りさわぎ♪大きく広い建物で本格的お祭りムード!すぐに楽しくなりました♪
後はほとんど不安なく、楽しく準備して楽しく子どもたちを迎えることができました。
開始してからしばらくちらほらだった参加者も、時間の経過と共にあふれんばかりになって、途切れなくなって、気がつけばあっという間に
3時の終了時間を迎えていました。

そして一番心配していた、しおりの子ども受けは、すこぶるよかったので心から安心しました。
ダントツ1位人気は指輪のしおり、続いてお姫様おしりしおり、クワガタしおり。そして意外だったのは、挟む部分を自由に描けるしおりの人気。
この順位に驚き、そしてなにより子どもたちの作品には驚きっぱなしでした。私には考えつかないような色使い、柄、絵。
とにかく1つとして同じものはなかったのです。参加者の作品を見ているだけで楽しく、こんなやり方もあるんだ!と感心し通しでした。
いくつか許可をいただいた作品を添付します。

多くの方に参加していただいたおかげで、準備したしおりのほとんどを作っていただく事が出来ました。
一部足りなくなり、途中でコピーに走るという、うれしいハプニングもありました。
たくさんのご参加、本当にありがとうございました!!

またどこかで「きりがみしおり」やれたら嬉しいな~