ドバシャー!!

2015-04-22 15:40:11 | 日記
二歳になる息子の行動は、日を追うごとにハデに大胆になってゆく。
大人は絶対にやらないことを、嬉々としてやってのける。

一、水物はだいたいひっくり返すの巻。
おもちゃをぶつけるハプニング的なモノから、大胆にもペットボトルを逆さにしドバシャー!っと垂れ流しにする。それを真剣に見つめる彼。

二、坂と滑り台は同じであるの巻。
ちょっとした下り坂は滑り台のようにシューっといけると思い、座ってお尻でズリズリ滑ろうと試みる。何度となく見かけたその姿、アスファルトなんでね…ズボン裂けるんでそろそろ自粛していただきたい。

三、プールと水溜りは同じであるの巻。
水溜りを見つけると入らないわけにはいかないらしく、百発百中飛び込んで行く。入っていてだんだんテンションは上がり、それはそれは大胆なタップを踏んでくれる。プール遊びと水溜りに飛び込む顔は全く同じ、満面サイコーの笑顔。

のように、今しか出来ないあらゆる事を、思う存分行動に移す大胆な男である。無知識故の大胆さよ。
そんな男に日々振り回される女が一人。この女、時に心が狭くなりこの行動を笑えぬ日がいく日か…そこで彼の気持ちを考えてみた。それを切り絵にしてみて、面白くなってみようと。うんうん、笑える日が少し増えそうだ。

一、水物はだいたいひっくり返すの巻。よりペットボトルをドバシャー!した日を考えてみた。

『お母さんこれは、実験なのです。お水のながれをたしかめているのよ。ドバシャー』ってね。


単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?

2015-04-10 21:25:52 | 日記
六本木ミッドタウンの先にあるおされな美術館で開催中の単位展、とても面白かった。
久々にアートに触れた一日
たくさんの刺激的な展示物にブルブルよろこびを感じてしまった。

単位や数値という言葉に拒否反応が出るのだけど、会場を進むうちにみるみる楽しくなってゆく見事さ。算数嫌い!数学うげーと息子が言い出したら連れて行きたい。きっと単位や数値が面白くなるから。ですので、10年後くらいにまた開催していただきたい。

数学はアートだ
と誰かが言っていたような…何かで読んだか見たような…

見える数字も
見えない数字も
アートでした。
そんな展示会でした。


写真はお酒スケールという展示のラストにあった猪口の群生 ぷぷぷ
同じ酒の量を、酒樽=酒ビン=徳利=枡=猪口の順で表している。出来上がった酒が人々の口に入るまでの展示。もはや量だけじゃない物語さえ感じる展示というのは考えすぎかしら?猪口自体がなんとも美しくこれ自体が作品にもみえてきました。