先週金曜日は、風と雪が強くて凄い一日だった。まず早朝、雪かきのためドアを開けようにも風が強すぎてなかなか開かない。家の前に置いておいた雪かきのダンプもすっ飛ばされていた。朝5時に雪かきしても、7時の通勤の時には積雪が元通りになっていた。
こういう日なので家族は「今日は歩いては行かないほうがいいんじゃないか」と言って来たのだが、そこは通常通り徒歩で通った。バスで行っても道が混雑して遅れるだろうしなあ、とか天気がじき回復する見込みなので徒歩でも大丈夫だろう、とか、考えたわけではない。「徒歩通勤すると決めているから」徒歩通勤だ。
これに関してはもう、考えることを放棄しているというか、そもそも苦行である毎日往復100分の徒歩通勤を継続しようと思ったら、根本的な部分に疑問を持ってはいけないなと思っている。普通に考えてしまうとちょっとでも楽な方法が浮かんだ時点でそっちを選択して、間違いなく徒歩通勤をやめてしまうから。
「長靴を履いて行こうか」とか「靴下持って行こうか」というようなことは考えても、徒歩で行くというところは台風だとかのように絶対徒歩が無理っていう時以外は不変だ(一度だけ台風並みの雨風の時に合羽着て帰ったのはさすがに失敗だなと思ったが)。
思えば…始めてから今年で13年目に入るブログもそうだな。始めたころ自分で書きたいときに書いていたら、たまたま「月ちょうど10回」というのが5カ月くらい続いたので、以来月10回更新するというのをルールにしている。今や月に10回も書くことなんてないし、2月は9回でいいんじゃないかとか考えてしまいがちだが、それについては考えない。
武井壮さんが「考えるやつは強い」と言っていて、全くもってその通りだなと思うが、自分としては考えた結果で一度「こうする」と決めたことについては、何も考えないことが継続の秘訣なんじゃないかなと思う。疑問に思うときはそれが終了する時だ。
~完~