作品(5年前)

2009年08月07日 22時11分41秒 | 旧作
この頃に、ようやく火襷用の新しい胚土が出来あがりました。記念すべき第1号の作品です。これを期に火襷用胚土として以前の胚土と切り替えることにしました。
この胚土の作り方が後に役立ちました。

画像の作品は、一度素焼きした後、電気炉で1230度の還元で焼きました。
低い温度域では、赤色調が強く、高くなるにつれて赤から金色調に変化していくようでした。また、赤色調をより強くするには素焼きせずに、なまで焼いた方が強く発色します。
還元濃度を変えて行くと藁目が白色にも変化しますが、この場合では一度素焼きした方が良いようでした。
作品の特徴は、酸化でも還元でも水がしむる事はありませんでした。又、触った感じでは表面が濡れていないけれども、しっとりした感じがします。


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