みかりんの独り言♪♪

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あの日…

2011年03月12日 | Weblog

人間の恐怖とは、経験値の未知なるものが、


いつ来るか、いつ来るかってとこなのだ、


ってことを昨日知った。


 


今まで50年近くの間、


いかにのほほんと暮らしてきたかって改めて感じた。


 


新潟の時も阪神淡路の時も、対岸の火事以外の何物でもなかった。


 


昨日体験した地震は、今まで経験した何倍もの揺れだった。


私は会社に居て、怖くてオロオロしてしまった。



私より一回り下の社長の落ち着きに救われた。


 


チビは学校にいる時間だったので、少し安心だった。


一番心配だったのが、娘。



昨日は何も予定がなく一人で家にいたからだ。


 


携帯で連絡が取れず、不安感マックス。



固定電話を何度かして、やっと声を聞けた時にはホント安心した。


うちの中では結構物が落ちたりしていたらしく、娘が後片付けをしてくれていた。


 


何より恐怖体験をしたのは、トラだった。



一番揺れた時、娘は商店街にいて、少し落ち着いてから家に戻ったらしい。


すると、うちのベランダのサッシは全て開いており、トラは外に出ちゃったかもと探した娘。


トラはパパの畳んだ布団の中で震えていたらしい。



恐怖のあまり失禁脱糞までして。


 


普段、私たちが寝ている部屋に来ても、


布団の中にもぐりこんでくることなんてないトラ。


 


すごい揺れに、ボトボト落ちる物たちに、トラはきっと本能で頭を守ったのだろう。


すっかり怯えホントに可哀想だった。


 



私は、会長の計らいで車で豊玉まで送って頂いた。


目白通りを谷原方面に向けて、ずっと歩いて帰ってきた。


スッゴい歩いている人の数だった。


 


車で移動できなかった方達は、2時間3時間かけて家に帰ったという。


私はラッキーだった。


 


葛西に勤めているパパは、帰って来ることができず、


無事だった市川の実家に泊まった。


 


うちのマンションでは、ガスが揺れのため安全装置が働き止まっていた。


水道管がずれて、理事の方が20時頃「このままだともの凄い水漏れになるので、21時に断水するから」と


各家庭にアナウンスに来てくださった。


ガスが止まっている旨話すと、安全装置の解除の仕方を教えてくれた。


入居の際に説明を受けていただろうに、私はそれをすっかり忘れていた。


すごく助かった。


 


TVでは被災地の悲惨な画像ばかり。


胸が痛くなると同時に、またあの揺れが来たらどうしようと考えた。


 


今夜はお風呂は諦めて、着替えてすぐに外出できる格好で寝てと子供たちに伝え、


私も靴下を履いて寝た。


 


余震は朝方まで続いた。


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