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お寺のブログ

「宝寿院」の毎日

お盆中の夢

2015-08-15 08:04:02 | 由貴さん

今朝は気持ちよく目が覚めました。

夢で笑っていると、内容はよく覚えていなくても楽しい気分になります。

夢には娘の宥貴さんが出てきました。

  (夢のなかみ♡)

本山の修行が終わり、修行中にあった話を面白く話すので、私がすごく笑っているのです。

苦しいくらい笑っています。

実際、寝ながら気味悪く笑っていたでしょう。

場所は車の中で、すぐ裏の中之町の信号で停車中で、話に夢中で信号が変わるのを後ろの車に「プッ!」と教えてもらいました。

宥貴さんは夏の改良服(お坊さんの着物)を着ていて、触るとシャリッとした感覚が今も手に残っています。

修行中緊張の中だからこそ、笑える面白い話もあるでしょう。 

「この話お母さんに話したい~」と思うような事があったのでしょうね(^^♪

久しぶりに楽しい夢でした。

 


猛暑

2015-07-29 06:01:23 | 由貴さん

毎日本当にあついです。

宥貴さんの居る京都は盆地で冬寒く、夏はとても暑いです。

今宥貴さんは、加行中ですが、この猛暑で体調を壊していないか心配の毎日です。

 

先日、お参りの若いご夫婦に当院機関紙「ぼだい樹7月号」をお渡ししました。

内容には宥貴さんの事も書いてあり、写真も載せてあります。

そのご主人が写真をみて、「あれ、この人さっき庭歩いていましたよ。」と

えェェェ~!

どういう事でしょう?

そんな事で本山に電話もできず、数日が経過しました。

気を飛ばして私たちの様子を見に来たのでしょうか?

本当に来ていたら一大事ですが、一応脱走の連絡はきていません。

7月24日午前10時半・・何をしていたのか、行が終わったら確かめたいです。

 

 


宥貴さんからの手紙 6「繞堂行」

2015-07-12 05:05:21 | 由貴さん

久しぶりに宥貴さんから手紙がきました。

体調を崩した住職には一番の薬となりました。

内容は6月28日から一週間、根来山の根来寺で行った「繞堂行」の事です。

根来寺が豊臣秀吉に焼き討ちにあうまで智積院が同寺にあった縁で、毎年この時期に「繞同行」が行われているそうです。

地元の新聞に様子が取り上げられています。

宥貴さんの手紙の一部を紹介します。

先週は一週間繞堂行で根来寺に行ってきました。 ま~しんどかった! こんな衣装を着て、一人だけちんちくりんで恥ずかしかったです。 一日5時間位喉が潰れそうな程の大声でお経を唱え続けると言う修行です。 大変しんどかったし、自炊で更に大変でしたが、根来寺は本当に良い所で、そこで一週間過ごせて良かったです。 一週間程度では自分自身に何か変化があった気はしませんが、悔いが残らぬ様一生懸命やることがどれ程大切か加行前に知ることが出来て良かったです。

 

そちらの方はお変わりありませんか? もうすぐ津島まつりですね! 暑いムシムシした日が続くので、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。 あと一週間で加行が開白します。 まだまだお坊さんとも言えないフワフワ、ボーっとしたままの私にちゃんと勤まるのか。。。という感じですが、一日一日を大切に、自分に嘘をつかず意味のある行となるよう精進して参りたいと思います。”

 

この手紙を読み、住職が一気に元気を取り戻しました(^^)/

加行が始まると、2ヶ月手紙や荷物のやりとりも禁止になるため暫く宥貴さんの様子はわかりませんが、無事やり遂げられることを祈るばかりです。

 


院生代表からの手紙

2015-06-28 08:27:29 | 由貴さん

昨日封書で手紙がきました。

差出人は智山専修学院の学院生代表I君となっています。

智山専修学院は我が娘、宥貴さんが修行中で院生をしています。

院生の仲間から何? 何かあったの?

急いで封筒を開けました。

内容は

謹啓 梅雨の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

智積院では、色鮮やかな紫陽花が広がっております。とても綺麗です。

この度は、シュークリーム等のお菓子をお差し入れ頂き誠にありがとうございます。

甘い物に目がない学院生が多いため、皆お菓子に群がっておりました。

私も美味しく頂きました。お心遣い深く感謝しております。

今月末には繞堂行。そのすぐ後には加行に入ります。

行事が多く音を上げてしまいそうですが、学院生全員で協力し合いながら精進していく所存でございます。

薄着のみぎり、お体を大切に。    

                                   合掌

とてもとても忙しい中、筆ペンで丁寧に書かれています。

 

実は先日、たった2人の女性院生の一人が体調不良の為下山し、現在女性は宥貴さんが一人となりました。

厳しく辛い僧堂生活を、男性ばかりの中、女の子一人で大丈夫か。。。ととても心配していた矢先の手紙でした。

ただのお礼文かも知れませんが、この短い手紙の一字一字には、仲間達の思いやりが詰まっていると感じました。