ママとヒフミの中学受験記

ヒフミ二人三脚でがんばってきた中学受験が終わりました。応援いただいたお返しに、昨年の記事と並行しての徒然日記です。

効率がいい?・・いいのかなぁ??

2007-07-10 20:09:31 | 3.勉強
「あのね、最下位で合格するのが一番効率がいいんだよ!」

塾から出てきたヒフミの開口一番!
ふ~んきっと本日の授業の雑談の中で聞いてきたんだなって
思いました。

まあ、そうかもしれないけど・・
その効率のいい勉強っていうのもどうなんでしょう??
最下位で”合格”だったらいいけど、
それって、ほんと紙一重、一歩まちがうと、
トップで、不合格かも。
それって・・ぜんぜん効率よくないじゃん!


まあ、塾の先生としては、夏休みに向かって、
親も子供もいろいろな作戦をたてるだろうけど、
過剰に難しいものにチャレンジするなっていうことなんでしょうね。

保護者会でもお話があったのですが、
受ける学校によって、
今、やらなければならないことがぜんぜん違うんだって強調していました。

よく、女子の場合、
「あんな難しい算数の問題やらなくてもよかった」って、聞きます。
算数の難しい問題は、時間がとられるので、
特に手を出すかださないかで、勉強の効率が違ってくる
っていうのはあるかもしれません。

やっかいなのは、模試。
すこしでもよい偏差値をだそうと思ったら、
あれもこれも、そして、

”算数が満点とれる勉強しておきたい!

って、欲が出ます。



心配になって、ハナの時代の合不合の正答率表をだしてみました。

見てみると、大問7までは、正答率が50パーセントを超えているのに、
それ以降は20パーセントぐらいに、がっくり正答率が落ちています。
問題の難易度が、意図的に、ここで変わっているんですね。
そして、大問9以降は、正答率がほとんど一桁に、う~ん、ここでも、
難易度をぐっと上げてるってことですよね。

こうやって、問題をつくって、すべての偏差値レベルの学校の判定に
対応できるようにしているんですね。

で、算数だけの、偏差値表と見比べてみると・・

50パーセント以上の正答率の問題がとければ、偏差値60弱、
(大問 10問中 7問)

ふむ、ふむ・・ここまでが、偏差値60ぐらいまでの学校を
イメージして作られた問題ですね。

そして、20パーセント以上の問題がとければ、偏差値63。
(大問 10問中 8問)
たぶん、このぐらいとれていれば、ほかの教科がすごくに苦手でなければ、
全体の偏差値で、70を超える気がします。
と、いうことで、算数命の少女でかつ偏差値70の学校を目指してない限り、
これ以上難しい問題は、出ないし、出てもとけなくていいんでしょうね。

なんだか、やっぱり難問を勉強する必要はなさそう。
ってことは、合判では、半分の子が落とさない問題は、
絶対に落とさない!
めざすのは、8割の得点!!!
ってところでしょうか。

それができたら、あとは、志望校別の対策でしょうかね。

やっぱり、夏は基礎、基礎、基礎・・なんですね。

そう思うと、効率のいい勉強って・・
やっぱり、最下位で合格することでは、ないんじゃない