脱!八千代緑が丘~気ままにあれこれ~

八千代緑が丘のあれこれを気の向くままにうっぷ。みなさまの補完請う。(笑)

顛末記(4)

2008-01-26 13:46:42 | 雑記
~ 大和田勉 病に倒れ伏す ~

これまで以上の激痛が襲ってきた。
あまりの痛さで転げ廻りたいくらい。は、早くなんとかしてくれぇ。
でも、声も出ずにただ只管ベッドのパイプを握り締めてた俺。
「い、痛てぇ…」
点滴のチューブがめちゃくちゃジャマだ。

カミさんに腰の辺りを摩って貰う。
全然効果なし。
てか、カミさんはまともに同じところを摩れない。1分もしないうちから腰から背中へとズレてく。
 ; ̄ロ ̄)
「あ、ありがと。もう、いいわ」

しばらくして、やっと看護婦が来た。
-痛み止めの筋肉注射をしますね- と言って、右肩に注射をした。
なんでもっと早く打ってくんないのぉ?
 (T-T)

注射して30分くらいしたら、なんとか耐えられる程度の痛みに治まってきた。
マジで苦しかった、痛さのあまり暴れまわるかと思った。

落ち着いてきたので、検尿をしてくれと催促される。
さっきは、痛さでそれどころじゃなかったので検尿ができなかったのだ。
しかしトイレに行っても、なぜか出てこない。
ちっとも出てこない。
この時のために、家では我慢してたのに...。
諦めてトイレを出る。
待ち構えてた看護婦さんが”なんで?”って顔してる。
-カップは?-
「捨てた」
看護婦さんがトイレに入って俺が捨てたカップを確認してる。
(ウソじゃないってば)

痛みが安らいできたので会社に電話することにした。
「携帯使いたいんですけど? 」って言ったら、使える場所を案内してくれた。
-帰りは向こうを廻れば地階ですから- と言って、置いていかれた。

職場の人に電話して病院にいることを連絡。(ちょっと余裕をかます)

...が、電話してるうちに冷たい汗が流れてきた。
立ってることもできずに座り込む。
(やっべぇ、動いたのがまずかったか?)

顛末記(3)

2008-01-26 00:21:51 | 雑記
病院に到着。
まだ暗い。しかも雨まで降ってるよ。

自分で救急車の外に出る。と思ったら、付き添いで来たカミさんがすでに俺の靴を持って降りていた。
「あのぉ、靴」
-え?自分で降りれるの?-
「う、うん」
自分で歩いて行ったら、待ち構えてた病院の人達が
-あら?自分で歩いてるわ-などと話してる。
最初に、
-一番痛い時が10としたら、いまはどのくらい?-と聞かれた。
「10くらい」と迷わず回答。
段々と痛さが増してきているのだ。
しかし、後に襲ってくる苦痛に比べれば、この時はまだまだ余裕であったことを俺はまだ知らない。てか、知る訳がない。
忘れてると困るので一応言っとくが、この時すでに救急車を呼ぶ程の苦痛だった。

案内されるままに、簡易ベッドに行くがすぐにレントゲン室に移動。
腹部だけを撮影する。
ベッドに戻ると、またしても血圧、脈拍、体温を測る。(救急車でもやった)
血圧は上が138まで上がってた。(いつもは118くらい)
体温は34℃。(いつもは35℃)
採血してから、点滴を始める。
このあたりになって苦痛が私の限界を超えた。