この記事は、10:36 の情報です。
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【ロサンゼルス=松尾理也】ペルー中部で起きた地震で、ロイター通信がペルー政府当局者や現地で救援作業にあたっている国連関係者の話として伝えたところによると、16日までの死者数は約450人、負傷者数は2000人に達した。まだ手つかずのまま放置されている被災家屋も多く、今後死傷者数はさらに増えそうだ。
米地質研究所は16日、地震の大きさを示すマグニチュード(M)を、7.9から8.0に引き上げた。
被害が集中しているのは、首都リマ南方のイカ、ピスコ、チンチャ周辺。地元RPPラジオによると、約1万7600世帯約8万人が被災し、倒壊家屋は1万6000戸に上っている。
被災地に向かう9つの幹線道路が寸断されており、救援の到着が遅れている。現地では、病院などに運び込まれた遺体があふれているため、通りに遺体が並べられている状況だという。
現地の家屋は、日干しレンガを積み上げただけの構造が多く、場所によっては家屋倒壊率が全体の8割にも達しているという。
一方、この地震でチンチャの刑務所の壁が崩れ、600人以上の服役者が脱走した。
在ペルー日本大使館によると、イカ州に在留邦人の届け出はなく、ナスカを旅行中だった日本人旅行客2人についても無事が確認された。
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【ロサンゼルス=松尾理也】ペルー中部で起きた地震で、ロイター通信がペルー政府当局者や現地で救援作業にあたっている国連関係者の話として伝えたところによると、16日までの死者数は約450人、負傷者数は2000人に達した。まだ手つかずのまま放置されている被災家屋も多く、今後死傷者数はさらに増えそうだ。
米地質研究所は16日、地震の大きさを示すマグニチュード(M)を、7.9から8.0に引き上げた。
被害が集中しているのは、首都リマ南方のイカ、ピスコ、チンチャ周辺。地元RPPラジオによると、約1万7600世帯約8万人が被災し、倒壊家屋は1万6000戸に上っている。
被災地に向かう9つの幹線道路が寸断されており、救援の到着が遅れている。現地では、病院などに運び込まれた遺体があふれているため、通りに遺体が並べられている状況だという。
現地の家屋は、日干しレンガを積み上げただけの構造が多く、場所によっては家屋倒壊率が全体の8割にも達しているという。
一方、この地震でチンチャの刑務所の壁が崩れ、600人以上の服役者が脱走した。
在ペルー日本大使館によると、イカ州に在留邦人の届け出はなく、ナスカを旅行中だった日本人旅行客2人についても無事が確認された。
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