misty green and blue

Life is like an onion...

TIME★STRIPPERS presents Back in the 80's!

2011-10-24 | live


22日の天気予報は雨だった

ところが、厚い雲に覆われながらも時折青い空が覗くこともあり、日中の関東地方は雨の心配がなさそうだった
一応夜半の降水確率80%が気になった私は、着替えと折り畳み傘をサブ用トートバッグに入れて、家を出た


まずはチェックインのため最寄り駅の西口を出、ホテルに向かう
徒歩3分の分かりやすい道程のはずが、実際はやや分かり辛く―途中不安になってフロントに問い合わせた―、7分かかった

ホテルの看板が目に入ると安堵した
女性向きの渋めの淡いピンク系の室内に、ちょっとほっとした

30分ほど寛ぎ、18:00を目処にホテルを出、会場のある東口へ向かう
四方に道が分かれ、どの道を選ぶか戸惑ったが、どうにかなると思って選んだ道が正解だった

たまたま会場のすぐ近くで居合わせたコリンさんの導きで、無事会場に到着した
受付を済ませ、中に入ると最初のバンドが演奏中だった

一番手のLoudmens(@Loudness)も、二番手のNakai Rocks(@Hanoi Rocks)も正直縁がなく、知っている曲はひとつもなかったが、
それでも演奏そのものは悪くなかった
遠慮がちに遠巻きに眺めていた観客の方が、むしろ気になった

                


さて、お待ちかねの三番手に登場する613爆撃隊(@MSG)をしっかりとガン見すべく(笑)最前列に移動するも、上手側はすでに陣取られていたため、
やむなく?下手側へ
   
今回で4度目の613爆撃隊の見所は『飛翔伝説』の再現にある 
いや、『飛翔伝説』のみならず時に『Rockpalast '81』や『SUPER ROCK '84』をちら見せ(笑)するなど、終始心憎い演出の連続だった

Die WalküreのSEが厳かに会場を包み込む―
条件反射のようにオープニングはArmed And Readyが脳裏を過ぎるが、次の瞬間には見事に裏切られた

Looking Out From Nowhere

予測不可能な選曲
デビュー前のデモ段階から雛形が存在し、ゲイリーとマイケルにとっては馴染みの深い、隠れた名曲

中盤で聴かれるインストもInto The ArenaやCaptain Nemoなどの代表曲を排除、あえて地味ながら味わい深いミニインストメドレーに徹した工夫に、
却ってマイケルの奥深さを痛感する
Lipstick Tracesの代わりにTales Of Mysteryのエレキver.で挑み、繋ぎの曲(名無しの曲)、Bijou Pleasuretteと続く一連の流れは、
コアなファンにはたまらない選曲であった

泣きあり、軽快な曲あり、大作あり、ヘンテコ(笑)あり、マイケルのエキスをぎゅっと濃縮した今回の選曲は、さすが613爆撃隊ならではの
粋な計らいであった

マーマーイケルさんのG.は、美しい音色を響かせ、切々と心に訴えかけてくる
コリンさんのDr.は、まるでコージーが乗り移ったかのようにどこまでも力強く、切れがいい
ドン島田さんのVo.は、ミスまでもゲイリーを彷彿させるほどゲイリーを体現、思わず笑みが漏れる
惜しむらくは、眼前のしけるさんのB.とその隣に位置するnagiさんのKey.が聴こえ難かったことである

あっという間の40分―
短過ぎる
最低50分は堪能したかった。。。。


ライヴの醍醐味は、ただ単にノリのいい曲やウケのいい曲を演奏すればいい、というものではない
トリビュートするバンドの美味しい部分(長所)を聴く者の心に残る演奏の具現化に腐心する姿勢こそが、感動を生むのだと私は思う

613爆撃隊の体感が、更にその思いを強くした

“彼らなら、何かやってくれる”

その心地良い裏切りが、次回の楽しみとなって期待も一層膨らむ


      
      
       

SET LIST:
SE~Die Walküre~
Looking Out From Nowhere
Are You Ready To Rock
But I Want More
Inst. Medley:
 Tales Of Mystery~Jams(名無しの曲)~Bijou Pleasurette
Lost Horizons
Let Sleeping Dogs Lie


わずか8曲(実質6曲くらいの感覚?)中、3曲も‘Lから始まる名曲’を披露してくれた今回の曲目は、私の願いである“Lの美楽”(*)の実現とも
少し重なった

大満足である




to be continued....




【註】
*...Michael Schenkerの“Lの美楽”を綴ったブログ:
  http://blog.goo.ne.jp/michaschenker/e/b36feb8a46773a5ee8140e05d660f09a
  http://blog.goo.ne.jp/michaschenker/e/ea5dc31a49f106143b82810e07983ba0                      


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご来場ありがとうございました! (コリン)
2011-10-25 18:25:52
僕が仕切り役だと「Lの美学」は自然とそうなります。

ルッキンフォーラブの名曲要素は残念ながら本家もライブで出し切れていないので諦めてますが、「L」限定のステージングもいいかもしれませんね。

ルキンナウトフロムノーフェアは、やればやるほど好きになる感じ。
聴いてよし、やってよしですね♪



ライブステーションは宙に浮かせた2発のスピーカーで外音を出す為、最前列の方には鍵盤(アンプから出さない)の音は聞き取りずらくなりますね。

ベースが聞こえなかったのは、

のは…

のは…


リハの時にPAさんに「小さい」って言われてましたよ(笑)

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◇コリンさん (micha*)
2011-10-25 20:34:20
お疲れさまでした~!
すっごく楽しいひとときでした~~\(^O^)/

ライブステーションは‘音がいい’―特にドラムとギターには美味しいハコなんだそうです(@Macさん)
本当にその通りでした(^_-)b
ドラムとギターがすっごく良かったので、ベースとキーボードの件は.....気にしないことにします(笑)

>「L」限定のステージングもいいかもしれませんね
是非是非お願いします!

で、Rock Bottomの“Rockpalast '81”ver.の演奏も、絶対実現して下さいね~♪
(Lじゃないですが...(^^;;)

今からライヴレポpart 2をアップしま~す♪
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