JIMMYはJIMMYでも...

ZEPのJimmy Pageではなく―そういえば、彼らの女性トリビュートバンドのLez Zeppelinが来日するそうな(...って、関係なかった(^^;)―
44MAGNUMのJIMMY(G.)のこと

広瀬 さとし(1960年10月6日生)　愛称はJIMMY


彼が在籍した44MAGNUMは、ジャパメタのヴィジュアル系の先駆けとして君臨、その派手なスタイルは後続バンドに多大な影響を与える


...といっても、ジャパメタ系に縁のなかった私は、ほとんど知らなかったりする
ただ、時折当時の音楽雑誌などでその姿を目にしたことはあった


JIMMYについて関心を持ったのは、実は彼がかつては‘命’と言えるほどマイケルフリークだったことに起因する

83年頃のインタビューから紐解くと―

“昔、大阪の方でFV持っててスゴイ上手い奴とかおらへんかったのね　FV持ってテクニカルなことやったらカッコエエやろなぁ思って、
マイケル・シェンカーも持っとるし...　で、V買うたんです　股に挟んで弾くのがカッコエエでしょ？　で、僕も内股で弾いとりました(笑)　　
今は全然ちゃいますけど..”

懐かしい関西弁の響き！(笑)
しかも、股に挟んで内股弾きをしていた彼を知ってるファンは果たしているのだろうか？？

“昔、もうマイケル命だったんですね　UFOの頃ね　他の連中と違ってプレイに感情ムキ出しのところがあってね、考えてることが
そのまま弦に伝えられてる感じがしてカリスマ的存在だった”

うわぁ～～、JIMMY最高！(爆)

“マイケル・シェンカーって、どっちかゆうたら陽より陰やったし、頭ん中が普通の凡人じゃないなという感じやったし　だからね、僕もね、
酒飲んでアル中になったろ、思って(笑)　　ホンマにマジで飲み続けてね...半年くらい　　酒代続かなくなってやめましたけど”

アル中まで真似るとは、凄すぎる。。。

“マイケルのギターってメロディアスでしょ？　その辺のギタリストが弾いてるメロディアスじゃないんですね　彼って次の音の予想とか、ないんですね　
急に思ってもみなかったような音とか入ってきて、それがすごく‥‥‥微妙なニュアンスで渋くなるとかあったし　僕もいつかあんなんなりたいと思っとった”

解ってるじゃ～ん(笑)


ただ、この後が...

“今はマイケルの中でワンパターンになっちゃったような気がするしね”


ワンパターン

そうだろうか

少なくとも初期のMSGにおける彼は、UFO時代の彼と比べてもけっして引けを取るとは思えないのだが....


好みの問題

これは大きいかもしれない


パンクヘアでメタル然とした皮ジャン(もとい、ビニジャン(笑))+ジーンズ+スニーカーというラフないでたちで復活したマイケルに
衝撃を受けたであろうことは想像に難くない


ヴィジュアル系とも言えたUFO時代のマイケル―

ルックス的な面からも大変身を遂げたことは、正直許せなかったのかもしれない...

ぶっちゃけこの私だって、UFO時代のマイケルを知った直後は、ほぼUFO一色の毎日だったし(笑)



UFO VS MSG

サウンド面においても、ファンの間でこの闘いが今尚水面下で行われていることは、哀しい事実である