長い旅路が

終わったね
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2018年初頭、卒業とこの演目が発表されて。
他の同立場の人に比べれば早すぎる例外的な時期で、全く心の準備ができてないタイミングでの卒業発表。
まぁ、退団記念のバウの演目発表をしなきゃいけないから、という理由はあるけど。
そこから、ずーっと呪縛のようにこの演目が私たちの近くにあった。
チケット取りにくいし、一本ものだからダンス見れないし、この役はニンじゃないし、その他諸々、正直、ヤだなぁーと思った。


あれから5年
どっぷりとエリザベートの世界を最前線で楽しんで。
知らない役者さんの中にも素敵な人がいることがわかって。
5年よりも前から、続いているご縁は相変わらず今も続いてて。
本来であれば2年半早く、この旅路は終わってたはず。
中の人たちは本当に大変だっただろうけど、その分、より思い入れが強くなった。

特にうちのおじょーさん。
うた、うまくなったね。
本当にびっくりしたよ。
劇場でも「歌、うまいね」って言われてるのが聴こえてきて、泣きそうになる。
あんなに苦手、って言ってたのに。
がんばったね。
こんなに長い間、ひとつの演目がずーっと心のどこかにあることは初めてだったよ。
しかも、こんな素敵でいろんな人の想いが込められている演目。
あなたがいたおかげで、それを全力で楽しむことができて嬉しい。
ありがとう。


大千秋楽のご挨拶のなかで、その場にいられる、この公演を見届けられたことが、歴史の一部を体験できたことが、誇らしくなったよ。
関係者のみなさま、ありがとう。
昨日ソワレ幕間休憩時に、小池先生がいたから、とりあえず「ありがとう」の念を込めて背中に拝んでおいた。
おともだちとふたりで。
周りは気付いてなくて、端から見れば不審者。笑。
そして、3年半前に「博多大千秋楽楽しみだね」って、帝劇で話した福岡の子とも、偶然に千秋楽で久しぶりに会えてそれも運命感じた。
ウィーンのカフェかな。再会できた。

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シシィスター着いてる！
嬉しいねぇ