Mia Diaria

ワタクシ、「みあ」の雑記です。

35億年前の地球に生命体?

2006-03-23 23:59:59 | Weblog
最も古い生命体とされるメタン生成菌が約35億年前に存在していたことを示す証拠を、東京工業大学の上野雄一郎助手(地球科学)らが発見した。メタン生成菌、最古の証拠=35億年前、豪州で発見-地球温暖化貢献・東工大など従来より7億年さかのぼる。
 
 
 これまでの証拠より約7億年古い。
 
 
 メタンガスは、二酸化炭素の約20倍の温暖化効果があり、太古代(25億年以前)に地球の寒冷な気候を緩和し生物が暮らしやすい環境を作ることに貢献していたと考えられる。
 
 
 東工大の上野雄一郎助手によると、太陽系が約46億年前に誕生してから11億年後の当時は太陽の光が弱く、大気中にメタンなどの温室効果ガスが多く存在しなければ、地球全体が凍結していたと考えられる。地球の気候システムを理解し、今後の変動を正確に予測する上で重要な手掛かりになると期待される。23日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
 
 
 上野助手らは、西オーストラリア・ピルバラの約35億年前の古い地層で、石英に閉じ込められていた気泡の中に生物が作ったメタンがあることを突き止めた。
 
 
 この石英は、熱水が岩盤を上昇し海底に達した時に溶けていた成分が結晶化してできた。炭素には原子量が12と13の2種類があり、生物は軽い12を取り込みやすいため、炭素と水素でできているメタンの炭素を調べると生物が作ったものかどうかがわかる。メタンは海底の熱水中の菌が作ったらしい。
 
 
 生命の最も古い痕跡は約38億年前のグリーンランドの堆積(たいせき)岩のものだが、どのような生物が作ったのかわかっていない。上野助手は「昔の地球がどのような気候だったのか考える手がかりになる」と話している。

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23日読売オンライン(確か)より。
自分のための覚書。多分一生忘れない。
この記事会社で見た瞬間固まった。
んで、一気に色んな思いが。
上野サンは知らないけど、多分丸山先生のトコの研究室だろうな。
ピルバラかぁ・・・
みあのお世話係だった先輩がそこで同じコトやってた。
みあは南アフリカのサンプルだったけどやってることは同じ。手法は別だけど。
結局、みあは学会とか国際誌に投稿できるようなデータは出せなかったけど。
凄いなぁ、とか もう少しちゃんとやっておけばなぁ、とか
先生どんな気持ちだろう?とか・・・色々複雑。
改めて自分は凄いコトやってたんだな、やらしてもらってたんだなと思う。
自分の成果とかじゃ全然ないんだけど、かつて同じコトを研究していた者としてちょっと嬉しい。
ネイチャーかぁ。どっかで買えないかな?
とりあえずこの記事はコピーして論文と一緒にファイルしておこう。
コメント
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