今の職場でこれまでやってきたこと。

それにしてもねぇ…。
自分がいわゆる寿退職をすることになろうとは。
前記事にも書いたような理由で、自分の中では「寿退職（笑」という感じだ…

職場では、上司や親しい人にはちらほら話していたんだが
昨年の忘年会の席で一気に広まったらしく、そこでいろんな人から祝われたのが気恥ずかしかったｗ

…で、実質的な退職まで１ヶ月前となった頃から、仕事にも影響するためそれ以外の人にも言わねばならなくなってきているｗ
出入りの業者さんとか…「今月中にお願いしますｗ」って感じで。

「じゃあ今のうちにあれを聞いておかなきゃ」とか言われたりして、
端役ながらも何気に自分が築いてきたポジションを再認識したり。

なんだかんだでまる４年勤めたものねー…

日々の業務と、人の出入りや動きを記録していきながら。
部署に残っている昭和30年代からの個人記録や各種ファイル、
果ては卒業生名簿を全部書き起こしてExcelでデータベース化するのに２年くらいかけたかな。
それは特に言われてやった仕事じゃなかったけど…

おかげで記録に残っているものに関しては、
一日でも勤めたことのある人ならすぐに情報を引き出せるようになった。
「○月○日現在の職種別職員数」
「病棟別平均年齢」
「指定された看護学校の出身者一覧」
「指定された資格の保持者・研修の修了者一覧」
「（過去の職歴も含めた）看護師としての経験年数」
「部署異動歴」
「各種免許の取得年月日・免許番号」
これくらいなら言われたら朝飯前でリストを出せるし、

「看護学生時代の同級生が誰々か」
「子どもが何人いて、今現在いくつか（18歳未満の子がいるかどうかの調査がある為）」
「過去に出席した学会・研修会の日時、開催地、発表のタイトル」
「職員同士の近親者のつながり（母子・姉妹・夫婦・叔母姪…）」
こんなこともわかるようになった。
いろいろまとめていると、他意はないが気付いてしまうことも多いんだな。
「あ、ここのアパートに4人も看護師さん住んでる…」とか
「あの人が引っ越した後にこの人が入った…」とか
「一般大出てバリバリの社会人やってから看護師目指したんだなぁ」とか
「実家の番地がやたら近いけど幼馴染なんだろうか…」とかね。

まぁ後半のはあまり意味はないものだけど、前半のは苦労した甲斐あって結構上司のお役には立てていたらしい。

あたしが入る前には生き字引のような方が一人でその都度データを拾ってやっていたので大変そうだった。
こうして一度作ってしまえば後任の人でもやりやすくなると思う。
何年も手がついていなかったものも随分かたづけた。
今週は更衣室のことをやっているが、600くらいあるオンボロのロッカーのカギを、ごちゃごちゃの塊で保管してあるカギと１つ１つ照合した。
旧病院から持ってきたままになってたものだｗ
自作の番号表と、対応するナンバーのカギ束を片手に…サビと痛みで手の色が変わるので軍手をはめてやった。
同じナンバーが複数あったり、刺さらなかったり、回らなかったり…１列やるのに１時間以上、これを８列分。やっと今日終わりますた…

ひとくちに事務と言ってもいろいろあるが、あたしのやってきた一部はこんな風なこと。
基本的に独りでこなす仕事なので大変だったけど、向いてる仕事だったなぁと思う。
新天地でもやりがいのある仕事に就けるといいなぁ。


今度、上司が部署で送別会を開いてくれるという。
キャッスルホテルの和食屋さんだってさ。女所帯の管理部署だけに、こぎれいで美味しいものを頂ける所がお好みのようす。
公的機関や近い雰囲気の職場で歓送迎会となると、ちょっと（かなりの時もある）いいお店に連れて行かれることが多い。
こういうのが、何かと使えるお店を知る良い機会になる。
でも、何を着て行ったらいいのか散々悩むんだよなぁｗ普段そんなとこ行かないもの…