昨夜またしても
晩御飯の後、ソファでうとうとしてしまい
(寝る子は育つ…)
(順調に育ってます🤤💨)
11時頃になり
「あッ まだ洗濯してなかったッ😱💧」
気づいてしまった。。
仕方なく
お急ぎコースで洗濯機のスイッチオン
その間、ようやく皿洗い
洗濯の残り時間を確認しようと廊下へ出ると
「あれ?! 姫の部屋の電気ついてる?!😳」
のぞいてみると
姫が布団にくるまっていた
「いつ帰ってきたの?!😳」
「さっきぃぃぃ😆」
顔がにやけており、かなり酔っているご様子
「三次会、楽しかったの? みんな来たの?🤤」
「来た!大勢で飲んだ!楽しかった!腹減ったぁぁぁ~ 風呂入りたいぃぃぃ~」
半分寝ている姫、後半はうわ言
しばらくしてまたのぞきに行くと
下着姿のまま、ほぼ熟睡
あたしは
「もう寝るの? そんな格好じゃ風邪ひくからなにか着なさい!」
近くに転がっていたパーカーを着せようとしたけど無理で
仕方なく布団をめいっぱいかけて
毛布も上からかぶせ
「夜中にはがなきゃいいんだけど😩💨」
電気を消して
部屋の扉をそっと閉めた
ちょうど洗濯機から終わりを知らせる短い音楽が鳴った
旦那たまもさっき寝てしまった
姫も寝てしまった
あたしはたっぷりの洗濯物が入ったカゴを抱かえ
すでに照明が落とされたリビングを横切り
そっとベランダへの窓を開けた
外の世界は静寂が漂っていた
曇っているのか?晴れているのか?
よくわからなかった
でも、なんとなく
ぼんやり頭上から照らされている気がして
見えないけど、どこかでお月様が出ているのを感じた
風はまったく吹いていなかった
偶然、通りすぎる車もなかった
本当に静かだった
もしかして寒いかもしれない?
そう思ってベランダに出たのに
寒ささえもなく
夜の街はほんのり温かな空気に包まれていた
あたしは早く寝ないといけないのはわかっていたけど
ゆっくり、ゆっくり、洗濯物を干し始めた
ただただ静かな夜の街は
なにか奇妙な世界にさえ思えた
あたしは思わず
遠慮気味に口ずさんでみた
「流れる季節の真ん中で~ ふと日の長さを感じます~♪」
そこから先の歌詞があやふやすぎて
「昔はちゃんと歌えたのになぁ…」
自分に苦笑した
自分の声が無くなると
ふたたび静けさが耳に響いた
旦那たまは半日仕事を終え、残りの時間をそれなりに楽しんだ
姫もちゃんと帰ってきた
そして満足そうな顔をして寝ている
あたしの心はこの上なく穏やかだった
不思議な浮遊感に包まれていた
このままずっとベランダにいたいとさえ思った
静かな月明かりに照らされた夜は
とても心地よかった
あたしはきっと
またいつか思い出すだろう
この幸せに満ち溢れた夜の事を
月が静かに照らした、とある夜の事を