お豆がはじけて、ポップポ~ン!!

オレンジレンジと音楽と、酒と🍺山と🗻自転車と🚴‍♀️RUNと🏃‍♀️♡

silent night

2019-03-22 17:58:00 | Weblog

 

昨夜またしても

晩御飯の後、ソファでうとうとしてしまい

(寝る子は育つ)

(順調に育ってます🤤💨)

11時頃になり

「あッ まだ洗濯してなかったッ😱💧

気づいてしまった。。

仕方なく

お急ぎコースで洗濯機のスイッチオン

その間、ようやく皿洗い

洗濯の残り時間を確認しようと廊下へ出ると

「あれ?! 姫の部屋の電気ついてる?!😳

のぞいてみると

姫が布団にくるまっていた

「いつ帰ってきたの?!😳

「さっきぃぃぃ😆

顔がにやけており、かなり酔っているご様子

「三次会、楽しかったの? みんな来たの?🤤

「来た!大勢で飲んだ!楽しかった!腹減ったぁぁぁ~ 風呂入りたいぃぃぃ~」

半分寝ている姫、後半はうわ言

しばらくしてまたのぞきに行くと

下着姿のまま、ほぼ熟睡

あたしは

「もう寝るの? そんな格好じゃ風邪ひくからなにか着なさい!」

近くに転がっていたパーカーを着せようとしたけど無理で

仕方なく布団をめいっぱいかけて

毛布も上からかぶせ

「夜中にはがなきゃいいんだけど😩💨

電気を消して

部屋の扉をそっと閉めた

ちょうど洗濯機から終わりを知らせる短い音楽が鳴った

旦那たまもさっき寝てしまった

姫も寝てしまった

あたしはたっぷりの洗濯物が入ったカゴを抱かえ

すでに照明が落とされたリビングを横切り

そっとベランダへの窓を開けた

 

外の世界は静寂が漂っていた

曇っているのか?晴れているのか?

よくわからなかった

でも、なんとなく

ぼんやり頭上から照らされている気がして

見えないけど、どこかでお月様が出ているのを感じた

風はまったく吹いていなかった

偶然、通りすぎる車もなかった

本当に静かだった

もしかして寒いかもしれない?

そう思ってベランダに出たのに

寒ささえもなく

夜の街はほんのり温かな空気に包まれていた

あたしは早く寝ないといけないのはわかっていたけど

ゆっくり、ゆっくり、洗濯物を干し始めた

ただただ静かな夜の街は

なにか奇妙な世界にさえ思えた

あたしは思わず

遠慮気味に口ずさんでみた

「流れる季節の真ん中で~ ふと日の長さを感じます~♪」

そこから先の歌詞があやふやすぎて

「昔はちゃんと歌えたのになぁ

自分に苦笑した

自分の声が無くなると

ふたたび静けさが耳に響いた

 

旦那たまは半日仕事を終え、残りの時間をそれなりに楽しんだ

姫もちゃんと帰ってきた

そして満足そうな顔をして寝ている

 

あたしの心はこの上なく穏やかだった

不思議な浮遊感に包まれていた

このままずっとベランダにいたいとさえ思った

静かな月明かりに照らされた夜は

とても心地よかった

 

あたしはきっと

またいつか思い出すだろう

この幸せに満ち溢れた夜の事を

月が静かに照らした、とある夜の事を