「ストレッチ」はスポーツ、健康、医療など様々な分野で広く行われています。
登山においてもストレッチの有効性が叫ばれ、特にガイド登山では登山前
そして下山後にも、しっかりストレッチをすることが当たり前になっています。

ということで、ストレッチについて少々。
ストレッチとは、筋肉を伸ばすこと。
しかも、その筋肉が担っている役割とは反対の方向に伸ばすこと。
したがって、正しく行わないと効果がなかったり危険なものになってしまいます。
ストレッチの目的
1.関節の柔軟性を高める … 関節の可動域を広げ、体のパフォーマンス能力を高める。
2.血流をよくする … 筋肉を温め怪我の予防。疲労物質を筋肉から出し疲労回復。
3.神経機能の向上 … 興奮を抑える、リラックスする。精神的な沈静作用。
登山前だけでなく、下山後に行うと効果があるのはそういうことのようです。
ストレッチのコツ
1.伸ばしている筋肉を意識 … どこにどのようについていて、どんな役割なのかも知る。
2.息を吐きながら行う … 5~10秒(目安)ほど。息を吐くことで緊張がほぐれる。
3.効果の出やすい環境で … 静かで適温の保たれた環境。音楽は効果あり。
恰好だけ真似してもダメなようです。急激に伸ばしたり反動をつけるのもよくないようです。
とは言っても、ついついストレッチせずに歩き始めますよね。
特に下山後は温泉のことが気になったり、早く帰ることばかり考えて割愛。
明日明後日数日後に疲れが来ないためにも
若くない体を労り、末永く登り続けるためにも
やっぱりストレッチはしっかりやらないと…と反省しきり。
参考/ケガの予防、パフォーマンスアップに最適 パーフェクトストレッチ ナツメ社
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