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登山ガイド 山の風
岩手の山を中心にガイドしています
 





風の感触は、
なぜか、移ろいゆく人の人生の不確かさをほのめかす。
思いわずらうな、心のままに進め、
と耳もとでささやくかのように……。

「イニュニック〔生命〕」 新潮社より




●「晴れたら山へ!」初心者向け登山教室を行います。
 ・4月13日(土) 13:30~ 参加無料
 ・タケダスポーツ仙北店 トレッキングコーナーで
 ・山歩きの道具、服装、盛岡周辺のハイキングの山などについてお話しします。
 ・ツアーの様子などのスライド上映あります。
 ・山登りを始めてみたいと思っている人もそうでない人も、お気軽にご参加ください。
   ※タケスポさんからプチプレゼントがあるかも・・・ 


●タケダスポーツとのコラボ 残雪スノーシューツアーを行います。
マシェリ盛岡(3月22日発行)にも紹介されました。
詳しくはこちら http://takeda-sports.co.jp/event/snowtour.html








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木も、岩も、風も、
あらゆるものがたましいをもって
わたしたちを見つめている。


イニュニック〔生命〕 新潮文庫より

フェイスブックはこちら。

http://www.facebook.com/home.php#!/akira.otomo.5

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雪を表すアラスカのイヌイットの言葉

ANNUI(アニュイ)  … 降りしきる雪
API(アピ)      … 地面に積もった雪
QULI(クウェリ)   … 木の枝に積もる雪
PUKAK(プカック)  … 雪崩を引き起こす雪
SIQOQTOAQ(スィクォクトアック)… サンクラスと‐一度溶けて再凍結‐した雪
UPSIK(ウプスィック) … 風に固められた雪

「生命」イニュニック アラスカの原野を旅する  新潮文庫



遥か昔、ユーラシアと北アメリカはベーリンジアという草原でつながっていたという。
この草原を渡り、モンゴロイドはアジアからアラスカへ渡って行った…

アイヌの言葉だという「安比(あっぴ)」APPIは、彼らの移動とともに
ベーリンジアの草原を渡ってアラスカイヌイットのAPIになったのだろうか…

安比の森に積もった雪


 

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人間の風景の面白さとは、
私たちの人生がある共通する一点で、
同じ土俵に立っているからだろう。
一点とは、
たった一度の人生をより良く生きたいという願いであり、
面白さとは、そこから分かれてゆく
人間の生き方の無限の多様性である。


「旅をする木」文藝春秋より


御所湖に傾きかける太陽   盛岡市郊外 今日の午後

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私たちはある風景に魅かれ、
特別な想いをもち、時にはその一生すら賭けてしまう。



風景とは、ひとつの山であったり、
美しい川の流れであったり、
その土地を吹き抜けてゆく風の感触かもしれない。
それをもし自然と呼ぶならば、人間がどれだけ想いを寄せようと、
相手はただ無表情にそこに存在するだけである。
私たちの前で季節がめぐり、時が過ぎてゆくだけである。


「イニュ二ック(生命)」新潮社より

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風景とは言いかえれば、人の思い出の歴史のような気もする。
風景を眺めているようで、多くの場合、
私たちは自分自身を含めた誰かを思い出しているのではないか。



誰だって、
他人の人生を分かち合うことなんてできはしないように、
それぞれの人間にとって、
同じ風景がどれほど違って映るものなのだろうか。

「GOMBE」メディアファクトリー1997より


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空間の広がり……
アラスカを旅していると、いつもそのことを感じる。
こんな風景の中で風に吹かれていると、
人の一生には、自然という
もうひとつの現実があるということを改めて教えてくれる。
広がりにうちのめされ、自分の一生の短さを知り、
なぜかわけのわからぬ元気が湧いてくる。
それは、とにかくやってみようという、
説明のつかない力のようなものだ。
          「FIELD & STREAM」より



今日と明日の八幡平大雪原スノーシューは雨のため中止に。
部屋の中で雨音を聞きながら、書棚から星野道夫の写真&言葉集
「Michio’s Northern Dreams」を取り出しページをめくる。
そして、この言葉が目にとまった。


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毎年春になると
地の果てのようなその谷で
その花はつぼみを開かせる…
自然とはそういうものだとわかっていても
私はそのことがおもしろく
やはり不思議だった。


「長い旅の途上」より



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きびしい冬の中に、ある者は美しさを見る。 暗さではなく、光を見ようとする。

キーンと張りつめた厳寒の世界、月光に照らしだされた夜、天空を舞うオーロラ…
そして何よりも、過酷な季節が内包する、かすかな春への気配である。

それは希望といってもよいだろう。 だからこそ、人はまた冬を越してしまうのかもしれない。

きっと、同じ春が、すべての者に同じよろこびを与えることはないのだろう。
なぜなら、よろこびの大きさとは、それぞれが越した冬にかかっているからだ。

冬をしっかり越さないかぎり、春をしっかり感じることはできないからだ。
それは、幸福と不幸のありかたにどこか似ている。

文藝春秋 「長い旅の途上」より




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人間の為でも、誰の為でもなく、
それ自身の存在のために自然が息づいている。
そのあたりまえのことを知ることが、
いつも驚きだった。


長い旅の途上 より



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長く、厳しい冬があるというのはいいことだ。
もし冬がなければ、
春の訪れや、太陽の沈まぬ夏、
そして美しい極北の秋に
これほど感謝することはできないだろう。


「長い旅の途上」アラスカの夏 より



今日、岩手県内各地は
日中の最高気温が氷点下の真冬日となった。

吐く息は白く
軒下にツララが張り
雪を踏むとキュッと音がする

そんな、体がピリッと引き締まるような
緊張感のある寒さが好きだ。

でもやっぱり部屋の中は
ヌクヌクがいいね。


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2012年のカレンダーを買いました。
「星野道夫の世界 永遠のまなざし」  山と渓谷社。


星野道夫は日本を、いえ世界を代表する動物写真家と言えます。
アラスカをフィールドに、多くの野生動物の写真やエッセイを残しました。
1996年44歳の若さで急逝。カムチャツカ半島でクマの取材中のことでした。

Michio’s Saying には
氏がそのエッセイや写真集の中に綴った文章から
私の印象に残ったフレーズをピックアップして載せています。

星野道夫公式ホームページ

http://www/michio-hoshino.com/

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時々、遠くを見ること。
それは現実の中で、
悠久なるものとの出会いを与えてくれる。


「Alaska 風のような物語」 小学館 より

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いつか大人になり
さまざまな人生の岐路に立った時
人の言葉ではなく
いつか見た風景に励まされたり
勇気を与えられたりすることがきっとある


文春文庫「長い旅の途上」ルース氷河より



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人は、めぐる季節で時の流れを知る。
心に区切りをつけることができる。



少しずつ厳しくなる自然が、
私たちを穏やかな気持ちに満たしてくゆくのはなぜだろう。
それは、どこか雨の日に家で過ごさねばならない伸びやかさに似ている。

人の気持ちは、めぐる季節の移ろいに立て直されてゆく。


長い旅の途上  めぐる季(とき)の移ろい より


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