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登山ガイド 山の風
岩手の山を中心にガイドしています
 



サンライフ盛岡での雪山デビュー講座2回目。
今日は8名の参加。みなさんとても熱心に話を聞いてくださいました。



自作のパワーポイントで、スノーシューの楽しさやスノーシューの種類
服装、持ち物、盛岡周辺のフィールドをお話ししてスノーシュー装着体験。
最後は私主演?のスノーシューDVDを上演しました。2時間があっという間。



早速ツアーの予約も頂きました。
寒い中お集まり頂き本当にありがとうございました。

さぁ、スノーシューに行きましょう!

タケダスポーツでもスノーハイク説明会をします。
一歩踏み出すことで世界が広がります。ぜひどうぞ。

http://takeda-sports.co.jp/event/index.html

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サンライフ盛岡で、ワンコイン講座を開きました。
タイトルは「雪山へデビュー!この冬スノーシューで森を歩こう!」。


4名の申し込みでしたが、キャンセルが2名あり、参加者2名。
お2人とも、このブログを見てくださっているということでとても積極的。
スノーシューの服装やフィールド、お勧め商品等についてたくさん質問が出ました。
私を含めて3人でしたのでお互いの距離感が近くなり、とてもアットホームに2時間が過ぎました。

次回は、来週1月17日(木)夕方6時30分から8時まで、です。
今のところ申し込み者は数名のようです。ぜひお誘いあわせの上どうぞ。
申し込みはこちらへ。
http://www.iding.org/sunlife/event.html

サンライフ盛岡からのブログにも、今日の講座の様子がアップされました。

http://report.iding.org/?cid=25188



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クラブツーリズム仙台26名と遠野と花巻を分ける飛龍山(598.8m)へ。
飛龍山神社で

鳥居をくぐり                急な道を登ると飛龍山         そして三群塚山まで足を伸ばしました。

途中のミズナラにクマ棚          樹皮には爪跡              シカの穴掘りもありました。


辰年を締めくくる山歩き。
飛龍山から三群塚山までの尾根からは
樹林越しに早池峰山が望めるはずでしたが
あいにくガスがかかって何も見えませんでした。
でもクマ棚、クマの爪跡、シカの穴掘りの跡を見ました。

三群塚山からの眺めは12月3日のブログをどうぞ。

山名は、麓から見る尾根が龍のうねる胴体に見えるからでしょうか。
三群塚は、山麓の大迫(おおはさま)東和(とうわ)宮守(みやもり)を分けるところ。

来年は巳年。山名に「巳」か「蛇」の付く山歩きかな。そういう山あるかな。蛇紋岩の山…







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jROのウェブサイトに入ったら、安全登山についてのコラムがありました。

タイトルは「羽根田治の安全登山通信」。書いているのはもちろん羽根田治さん。
羽根田さんは、ドキュメント山岳遭難などの著者。私も拝読しています。
http://www.sangakujro.com./column

jROは、Japan Rescue Organizationの略称。
日本語では「日本山岳救助機構」で、jROは「ジロー」と読むのだそうです。
私はjROの広報ではありませんが、jROは会員制の山岳遭難対策制度です。




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今日は、「百万人の山と自然」実技登山で八幡平市にある七時雨山(1060m)に登りました。
参加者22名。生憎の雨模様の中、山田ガイド、三浦ガイドの安全ガイディングで全員が山頂を踏みました。
北峰山頂で

田代平登山口から放牧地を歩き   地形図の見方などの解説もあり    ブナの尾根を登って山頂へ


田代平高原は朝から小雨模様。山名どおり時雨の中を出発。でもその状況を利用し
悪路の歩き方、悪天での休憩の仕方、寒さへの対応の仕方、地図の見方使い方など
安全登山について実践しながら、全員笑顔で北峰、南峰の二つの山頂を踏みました。

南峰山頂では「七時雨山」という山名の由来についての
地元に伝わる昔話の紙芝居がサプライズで上演されました。
上演したのは私。紙芝居を描いたのも私。

参加者の皆さんには楽しんで頂けたようで、ホッとしました。

田代平登山口 2時間30分 七時雨山南峰山頂 休憩15分 2時間 田代平登山口

(公社)日本山岳ガイド協会磯野理事長には初日の講演に続き、2日間の実技登山にもご同行頂き
また多くの参加者の皆さんのお陰で、岩手盛岡での「百万人の山と自然」安全のための知識と技術は
大成功のうちに幕を閉じました。ありがとうございました。 
          

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今日は「百万人の山と自然」実技登山で盛岡市の姫神山(1123.3m)に登りました。
参加者は32名。3パーティに分かれ、平山ガイド、大友ガイド、佐藤ガイドが「セルフレスキュー」をテーマに
安全登山を実践しながら、参加者全員が姫神山の山頂を踏みました。
山頂で

一本杉登山口で開講式          3パーティに分かれ          岩場を越えて山頂へ

姫神山全景(4月の写真)                   今日の岩手山 昨日の寒気で中腹まで積雪


朝は青空の下に美しい姿を見せていた姫神山も、風とともに次第に雲がかかり山頂ではガスに包まれました。
普段から山に登っている人、この秋から始めた人、久しぶりの登山の人など、参加者の山登りの経験は
実に様々でしたが、ゆっくり歩きの安全登山で全員涼しい顔で山頂に立ちました。

一本杉登山口 2時間10分 姫神山 20分休憩 1時間10分 こわ坂登山口 20分 一本杉登山口

明日は八幡平市の七時雨山(1060m)で実技登山です。


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2日盛岡市おでってホールで開かれた、(公社)日本山岳ガイド協会主催 百万人の山と自然
「安全登山のための知識と技術」の公開講座は、お陰さまで約150名の参加者があり
好評のうちに幕を閉じました。ありがとうございます。






今日は姫神山で、明日は七時雨山で実技登山です。




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私が実践する疲れにくい歩き方 その6

休憩は疲れる前に。



「はぁ~、疲れたから少し休もう…」はイケません。
だって、もうすでに疲れてしまっているからです。

でもそんな風に、疲れるまで歩いている、頑張っている人が多いのでは?

そうではなくて、疲れる前に、まだ疲れたと感じないうちに、ちょっと休む。
だいたい60分ほど歩いたら1回休憩を取る。それを繰り返す。

60分はひとつの目安。登山道の状況や天候、体調にあわせて臨機応変に。
ただしこれは歩行のリズムにつながるので、あまり大幅に時間を変えてはかえって逆効果。

休憩時間は長くても10分。でも、疲れたと思う前に休むと10分は長く感じます。
7分、いえ5分ぐらいで充分です。水を飲んだり、何か食べたり、地図を見たり。
けっこういろんなことができます。慣れてくれば3分でもよくなります。

ボクシングなら1ラウンド戦えますし、ウルトラマンなら怪獣退治です。

立ったままでも、腰を下ろしてもかまいません。が、腰を下ろす場合はちょっと注意。
体が休憩モードになり、次に歩き始めるとき、体や足が重く感じるかもしれません。

もちろん上の数字を杓子定規に実践することはありません。

例えば景色のいい場所に出たら、一息入れる。
腰を下ろして、ゆっくり眺めを楽しむ。
水場があったら、立ち止まって
冷たい清水で喉を潤す。

休憩は疲れる前に定期的に。
休憩を利用して登山を楽に!


明日から月曜までブログはお休みします。













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ウェストバッグはやめましょう。


まず第一に、お腹周りが苦しい。
ザックのウェストベルトをしたほかに
ウェストバッグでお腹をしめるのはお腹に悪い。

ウェストベルトのないデイパックを背負っている女性も
ウェストバックをすることで、お腹に負担をかけていませんか?

第二に、歩きにくい。
段差の大きい登りや、急な登りでは
ウェストバッグが邪魔で足が上がりにくいのでは?

下りでは、ぷっくりお腹の上のウェストバッグのせいで
足元がよく見えなくなってはいませんか?

第三に、さっぱり使ってない。
お菓子、ティッシュ、バンソウコウ、カメラ…
たくさん入っているけど、頻繁につかってるかなぁ?

ただ腰に着けているだけなら意味ないし。
あっ もしかして何かのトレーニングなのかな?

そんなに使うことがないものはザックの中に入れるのが基本。
ザックの雨蓋、ポケットを有効活用しましょう。

ウェストバッグをはずすと腰回りがスッキリ!
身も心も、そして足取りも軽くなり
疲れない山登りができます。


今日はタケダスポーツさんの焼山登山が悪天候のため中止に。
お客さんが全員キャンセルされたということです。
雨の中の登山もなかなかいいものですが
台風接近ではしかたありません。

来月は14(日)、紅葉と滝巡りの女神山です。
こちらをどうぞ。

http://takeda-sports.co.jp/event/index.html




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私が実践する疲れにくい山の歩き方 その5

登山道が整備され、木や石で階段が作られていることがあります。
そんな時はどうするか。「階段には挑まない!」です。



階段の前後の幅が自分の足の歩幅に合わないのに
よいしょよいしょと、出した足の膝に手を添えて登っている人が目立ちます。
でもそれでは、すぐに足が疲れ、息が上がってしまいます。

では具体的にはどうするか。
階段の左右の幅をめいっぱい使ってジグザグに登ります。まず
1段上がったら、左右どちらでもかまいませんので1段目の上で2歩進みます。
当然歩幅は狭くなります。端まで行ったら2段目に上がり、クルリと向きを変えます。
2段目で反対方向に2歩(ぐらい)歩きます。端まで行ったら3段目に上がり向きを変えます。

これを続けて行きます。

段差の大きさにもよりますが、たいていの場合
階段の段差が気にならなくなり、足をよいしょっと上げなくても済みます。
足の筋肉を必要以上に使う必要がなくなり、膝、太ももへの負担が減ります。
登るのではなく、階段の左右の幅を利用してゆっくり歩くのです。
すると、不思議と息が上がらず、階段をクリアできます。

階段には正面から挑んではいけません。
相手のペースに合わせるのではなく
のらりくらりとかわしながら
こちらのペースで
登りましょう。



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盛岡勤労青少年ホーム サンライフで
初心者のための登山教室を行いました。



参加者はキャンセルが2人出て、10名。
ほとんどの人がこれから山登りをしたい、という人。
レインウェアはもちろん、登山靴もまだ持っていません。

でもそれでいいんだと思います。

山歩きは、今持っているものを使って始めましょう。
靴やザック、レインウェアなど、徐々に揃えていきましょう。
ということ、そして秋山の魅力、盛岡周辺の紅葉の山などについてお話ししました。

さっそく受講生仲間で登りたい、と4人の女性が申し出て
来月、紅葉狩り秋田駒らくらくトレッキングをすることになりました。

次回のサンライフでの机上登山教室は、来年1月。
「冬山デビュー 雪の森をスノーシューで歩きましょう!」を予定しています。




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来週9月19日(水) 盛岡市勤労青少年ホーム サンライフ盛岡で
「秋山へデビュー 初心者のための山歩き教室」を行います。




時間は夜の7時から約1時間半。
前回は2週連続でしたが、今回は1回ポッキリ。

前回は机上講座のみでしたが、今回は実践山歩き講座も用意しています。
まだ申し込み可能です。ぜひぜひご参加を。

募集要項はこちら。
http://www.iding.org/sunlife/event.html

来たる11月第1週には、(公社)日本山岳ガイド協会主催の
「百万人の山と自然 安全登山のための知識と技術」を盛岡で行います。

多くの方々にご参加頂ければ嬉しいです。
詳しくはこちら。

http://blog.goo.ne.jp/mgbigfriend/e/1eb100998a4495a34ee7791965b848c9

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汗をかくから首にタオルを巻く、という。



でも
首にタオルを巻くから余計汗をかいている。

暑いのに、首の回りをタオルで覆う。
そうしてわざわざ熱を首のまわりにこもらせ、さらに汗をかいている。

汗っかきなら、なおさら首にタオルを巻くのはやめよう。
首は熱を放出させる場所。そこを覆ったら顔が熱くなりますます汗をかく。

タオルを取ると首回りがスッキリし、吹く風が心地よい。
汗をかくならかくがまま。汗が流れるなら流れるまま。

タオルを巻かないほうが首回りは快適、風で流れる汗も乾いていく。
気になるなら、ハンカチ王子、ハンカチ姫になればよい。







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私が実践する疲れにくい山の歩き方 その4

靴音を立てない。



多くの人は、下りはもちろん登りでも、ドタッ ドタッと音を立てている。
まるで出した足を投げ出すように、乱暴に足を置いている。

これでは、足裏にも足首にも膝にも太ももにも負担がかかり
やがては疲れて、特に下山時に膝が笑ってしまうことになる。

では、どうしたら靴音を消せるか。

実は足の運び、というより、体重移動の問題だ。

歩き始め、両足をそろえた状態から片足を出すとき、ゆっくりと出す。
このとき、姿勢は前かがみにならず自然に背筋を伸ばした状態で、体重は残った足の上にある。

出した足を静かにそっと下ろすまでその状態だ。
前かがみはダメ。体を起こした状態だとゆっくり足を下ろせる。すると靴音がしない。

足裏全体を地面に下ろしたら、下ろした足に体重を移しながら、お腹の下(丹田)をスーッと空に向かって持ち上げる。
下ろした足の土踏まずに重心が乗るように、静かに体重を移動しお腹の下を空に持ち上げ、自然に背筋を伸ばす。

前に進もう、登ろうという意識ではなく、お腹の下を空に向かって持ち上げる意識。
残った足の上に長い時間重心を残し、出す足をスローモーションにする意識。

そうすれば出す足の動きはおのずとゆっくりとなり
静かに足を下ろすことができる。

丁寧な足の運びになる。
前かがみはダメ。




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私が実践する疲れない山の歩き方 その3

スタートして20分後の小休止のあとも、とにかくゆっくり歩く。
やはり日常生活の歩行速度より遅く、2分の1あるいは3分の1で。

それはハーッ ハーッと息が切れない速度。心拍数が上がらない速度だ。
そして、その速度を保って歩く。つまり同じペースで歩く。



緩やかな道でも、急な登りでも、段差が大きいところでも小さいところでも
ザレ場(砂地)でもガレ場(大きな石があったりで荒れたところ)でも岩場でもドロ道でも…

急に早足になったり、ピョンと跳ねてみたり、大股になったり、やたらに立ち止まったりしない。
一定の歩幅で、一定のリズムで静かにゆったり歩く。

休憩は50分程度に1回。もちろん、状況に合わせて例えば45分、60分ごとにと臨機応変。
休憩の時間は3分から5分。ゆっくり歩くからそれほど疲れないのでそれぐらいでいい。長くても7分。

5分程度の休憩なので、腰を下ろさない。
足を休め、衣服調整し、ちょっとしたものを口に入れるだけ。

登山口から山頂まで3時間ほどの行程なら
登りでの休憩は3回すればいい。




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