本日はカメラマンのジェイミーと、ボストンのイタリア人街「ノース・エンド」で打ち合わせです。
彼は隣町のアイルランド系の住む「サウス・エンド」出身です。
地元の貧困層の子供たちに映像製作を指導もしている
やさしい気のいいボストニアンです。
ノース・エンドの歴史は旧く、
19世紀後半に入植を始めたイタリア人達によって作られた街で、
ベーカリーをはじめとした数多くのおいしいレストランが集まっています。
ジェイミーの住むサウス・エンドやバック・ベイと隣り合う、
ボストンを代表する旧き良き煉瓦の街並です。
北先端部分がノース・エンドで、南西にレッドソックスのフェンウェイパーク球場があります。
駐車場代が高いので、電車で移動します。
郊外に在住なので、コミュータ・レイルという通勤用の電車に乗ります。
切符は車内で車掌さんとのおしゃべりを楽しみながら購入します。
因みにこの列車はフリーワイファイ(無料インターネット無線)が常設です:)
終点のサウス・ステーション。
全米からカナダまで網羅するアムトラックや多方面へのコミュータ・レイルの発着駅です。
通勤時間は新宿駅のようになります。
時間があったので、駅の構内でランチにしました。
ボストンに本拠地を置くオーボンパンのサンドイッチです。
お値段も手ごろで、おいしいです。
ここからは「T」と呼ばれるボストン市内を走る地下鉄の、レッドラインに乗ります。
隣駅のダウンタウン・クロッシングで、今度はオレンジラインに乗り換えます。
「T」は少しオンボロで、線路には小さな白いねずみが走ったりします。
でもまだホームに出現したところは観たことがないです。ホッ。
暑い日はこの様に扇風機が並び、ちょっと、とほほな、生ぬるい風が送られます。
ノース・エンド直近の駅、ヘイ・マーケットにつきました。
駅を出て大きな道を渡ると、ノース・エンドの街並みが見えます。
脇道って、いいですよねぇ~。ほれぼれ。
こんなレストランや、
あんなレストランが所狭しと並んでいます。
その脇にはアパートが並びます。
入り口はこんな感じです。
柵の奥は深い。。
小道を抜けると、目抜き通りのハノバーストリートに出ます。
こんな素敵なシガーのお店。
その隣のビットリア・カフェが本日の目的地です。
ジェイミーは愛車のスクーターで登場です。
彼と初めて会った数年前に弊社代表と遊んだ、思い出の1台です。
別れ際に勧められたのは、ビットリア・カフェのお隣にあるMike's Pastry。
休日には外まで人の列が溢れるそうです。平日でもこの混み様でした。
クロアッサンを買いましたが、パンの美味しくないアメリカで、ここは天使のように救いになりそうです。
全米最大の口コミサイトYelpで、2216人の人が評価をして4つ星なのも頷けます。