暁の雲(平安語調平成日誌)

花をめで 鳥をうらやみ 霞をあはれびつつ
露をかなしぶこころ ここに記す
秋の月を見るに 暁の雲に会へるがごとし

うつくしきもの・・・

2012-03-30 | 樹木・植物・動物・有職故実

瓜(うり)に描きたるちごの顔・・・

雀の子の
鼠鳴き(ねずなき)するに・・・

をどり来る・・・

ちごの 這ひ来る道に いと小さき塵のありけるを
めざとに見つけて いとをかしげなる指にとらへて
大人などに見せたる・・・いとうつくし(^^)

頭は あまそぎなるちごの 目に髪のおほへるを かきはやらで
うちかたぶきて ものなど見たるも うつくし・・・(^^)

大きにはあらぬ童(わらは)の
装束着たてられて歩りくも うつくし(^^)

をかしげなるちごの
あからさまに抱きて 遊ばし うつくしむほどに
かひつきて 寝ね(いね)たる いとらうたし・・・(^^)(^^)

雛の調度・・・
蓮(はちす)の浮き葉の いと小さきを 池より取り上げたる・・・
葵(あふひ)の いと小さき・・・

なにもなにも 小さきものは みな うつくし(^^)(^^)(^^)(^^;)

♪・・・世の中は 昔よりやは憂かりけむ 我が身ひとつの ためになれるか・・・♪(紀貫之「高野切」)

 

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