久しぶりにエヴァルトのブラスクィンテット(夕方のじゃないですよ)を聴いてふと思う。
エヴァルトのクインテットは弦楽四重奏と同じだから、サクソルン族でそろえるべきではないかと。
室内楽には大きく二つあると考えていて、一つは同族楽器でそろえて厚みのある音響を目指すタイプと、異族楽器を揃えて音響のヴァリエーションを楽しむタイプ。前者は弦楽四重奏とかサックス四重奏とか。後者は木管五重奏とかピアノ三重奏とか。
ここで金管アンサンブルがどこにはいるかというのが重要で。通常の金管五重奏はたぶん後者で、それぞれの楽器の特有の響きの掛け合いを楽しむものだと思うんだけど、エヴァルトに関して言えば原曲が弦楽四重奏だったりすることもあって、前者のように考えるべきではないかと考えるのだ。
その場合、トランペットからはじまる金管五重奏だと、音色の違いで本来の雰囲気が出ていないのではないかと、ストックホルムチェンバーブラスを聴いて思った。カバージャケットはこれ、たぶんロータリィコルネットですよね?
時代的にも、サクソルン全盛期に書かれた曲が、現代楽器用にアレンジされているものが現在出回っている楽譜だと思う。
それに対してアーノルドとか、クーツィールとかの五重奏は楽器の音色それぞれを想定してるから、揃えることには意味がないような気がする、なんて考えつつ。
サクソルンで揃えたエヴァルトを聴いてみたい今日この頃。
エヴァルトのクインテットは弦楽四重奏と同じだから、サクソルン族でそろえるべきではないかと。
室内楽には大きく二つあると考えていて、一つは同族楽器でそろえて厚みのある音響を目指すタイプと、異族楽器を揃えて音響のヴァリエーションを楽しむタイプ。前者は弦楽四重奏とかサックス四重奏とか。後者は木管五重奏とかピアノ三重奏とか。
ここで金管アンサンブルがどこにはいるかというのが重要で。通常の金管五重奏はたぶん後者で、それぞれの楽器の特有の響きの掛け合いを楽しむものだと思うんだけど、エヴァルトに関して言えば原曲が弦楽四重奏だったりすることもあって、前者のように考えるべきではないかと考えるのだ。
その場合、トランペットからはじまる金管五重奏だと、音色の違いで本来の雰囲気が出ていないのではないかと、ストックホルムチェンバーブラスを聴いて思った。カバージャケットはこれ、たぶんロータリィコルネットですよね?
時代的にも、サクソルン全盛期に書かれた曲が、現代楽器用にアレンジされているものが現在出回っている楽譜だと思う。
それに対してアーノルドとか、クーツィールとかの五重奏は楽器の音色それぞれを想定してるから、揃えることには意味がないような気がする、なんて考えつつ。
サクソルンで揃えたエヴァルトを聴いてみたい今日この頃。