JUSTQUEST -BLOG-

QUEST & KASHIWAX & STUPID

そろそろ第2波?

2006-08-30 | QUEST
ゴールデンウィークくらいがスノーボード予約の第1波とすると、
9月が第2波となります。<QUESTの場合。
初期オーダー(メーカーに)数は第1波で予約で埋まるので、
第2波からは、メーカーに在庫の確認をしながらの注文受付になります。
本来、ショップもリスクを背負って在庫を持つのですが、シーズンイン
すると山ばかり行ってるQUESTにとっては在庫を持てないので
こんな販売スタイルになっています。
販売するボードもチューンするので、「購入・即持ち帰り」が無いため
納期に時間がかかることに、お客さまにも慣れていただいています。

第2波は、カタログ号を見て始動した方と試乗会に参加し、ネットで地道に
情報を集めた方の大きく2パターンが見受けられます。
カタログ号で始動した方は「〇〇が欲しい」と言われたときに「もう無いです」
というと「えぇっ!?」というリアクションをされます。
後者の場合は「そうですかぁ、遅かったかぁ」というリアクション。
この辺が、この業界の動きを知ってるか知っていないかの差ですね。

「コアなブランド」と言うと聞こえは良いですが、単純にビジネスとして
弱小企業の一般向けイメージ戦略なこともあるので厄介。
一般ユーザーには、なかなか見抜けない部分なので、QUESTとしては
「売りました」→「来季は無いかも」なんてブランドは扱いたくないわけで。
そういうブランドに関するお問い合わせの対応には気を使う。

良くも悪くも「誰がどこでどう作る」って情報は聞こえてくるので、
目先の小遣い稼ぎ、みたいなブランドを応援する気にはなれない。

いまどきライダーが立ち上げるブランドなんて、たかが知れてるわけで<失礼!
ブランドを立ち上げたがってるライダーくん達も少しは頭を使うべきですね。
特に若手が集まって、美味しい臭いに踊らされちゃってることが多いし。
「自分たちが乗りたいもの、着たいものを作る」って気持ちはわかりますが、
知識も技術も戦略もなければ、持って3年。社長がトンズラして終了・・・。
思いで作りに一般ユーザーを巻き込んじゃダメですよ。

まぁ厳しい話は置いておいて、今季も新しいブランドが乱立してますね。
マスは限られてますから、派生ブランドで小さいシェアの取り合いしてるわけですが
そんなんで楽しいのかなぁ?
私の周りでも起業したがってる人や、起業した人はたくさんいるけど、
生き残ってる&生き残るであろう(経営として)人は極少数。
目先の情報に泳がされた人は、ことごとくコンセプトを見失って「あれ?」って。
だいたい話をすれば、この人がこの先どうなって行くか(ビジネスとして)見えたり
しますが、そういうときって人様のことですから助言しづらいんですよねぇ。
そぉ~っと距離を取って温かく見送りながら合掌します(汗)。

そんな時代だからこそ、やっぱり大御所ブランドは見事ですね。
デンと腰を据えて業界を見てる。横綱相撲とまでは言えませんが、やるべきことを
無駄を少なくやってる。勝負どころをわかってますよね。
ただ、「営業さん」の力を過小評価しないほうがイイとは思いますが。
やっぱ「人対人」ですからね。ここに労力を割けないブランドは厳しいでしょう。
そりゃぁ新人営業マンがプロショップ巡りなんてしたくない気持ちはわかりますよ。
どこ行ったって子供扱いされるでしょうから。でも、そこから始まるんです。
プロショップのオーナー(店長)なんて気さくなオヤジが多いですから。
最初は厳しい。でも慣れたらカワイがってくれる。
あ~スイマセン、業界の内部的な話になってる・・・。

ショップに行って、気になってるブランドの「3年後」とか質問してみたら
面白いかも。メーカーの方向性やショップの先を見る目もわかるでしょう。




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夏休み・・・

2006-08-26 | QUEST
行ってきました猪苗代。
天気にも恵まれ、おかげで日焼けでヒリヒリです。
画像はアンディとウチの子供たち。
ドロまみれになって大喜びでした。
カヌーに乗って沖に出たアンディは
帰りは「向かい風」であることを忘れており・・・
無事に戻りましたが真っ赤な顔で「ススマナイヨ」と言ってました(笑)。
1泊2日、実質20時間ほどでしたが、夏休みを締めくくるには充分。
たまには家族サービスもしないとね。

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今日の夕方から

2006-08-24 | QUEST
キャンプに行っています。猪苗代のほうに。
ウチの家族&不良外人アンディと。
アンディは学校の先生(ALT)をしてまして、たまたま
ウチの子供たちの学校に来たときに
「夏休みにパパとキャンプに行こう!」なんて言っちゃったもんだから
こっちにとっては「えぇっ!?オイオイオイ」みたいな話。
もちろん責任取らせて主催はアンディ(笑)。
しかも先に行ってテントまで張って食事の用意をして待っている(笑)。
そのため、こちらは出発が夕方。
ちなみに私は夏のキャンプが大嫌いです・・・。だって虫いるから・・・。
しかも湖畔ですよ!湖畔でランタン灯してたらナウシカの世界ですよ!
嫌だなぁ・・・怖いなぁ・・・腐海に沈みそうだ・・・。
子供たちの夏休み最後のイベントってことで行ってきます。
そのため本日・明日は店を臨時休業とさせていただきます。
そういえば10年くらい使ってなかったコールマンのガソリンのランタン。
「うわっ!ガソリン入ったままじゃん」って点けてみたら・・・点いた(爆)。
スゲーなぁ。ホワイトガソリンあなどれない!





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ゲンテンというボード・・・

2006-08-22 | QUEST
Gentemstick・・・玉井太郎さんがパウダーライドを考えて作ったブランド。
ある意味「キワモノ」とも言える。
一般的に「パウダー」というと、そのまま「粉雪」「気持ちいい」みたいな
イメージしかないでしょう。では、なぜこんなにもラインナップが多いのか?
考えて見れば、世界中のゲレンデの敷地面積よりも「手付かず」の雪のほうが
はるかに多いんですよね。想定できるシチュエーションが・・・いや想定できないほどの
シチュエーションがあるわけです。そこに楽しみを見つけちゃった人は
「キワモノ」が「スタンダード」になってくるんでしょう。
Made in Japanの製品を考えたときに、結果論だとは思いますが、ゲンテンに弱点は
少ない。当然販売数量は少ない=コストは上がる。そこに求められるクオリティは
日本製ほど細かい仕上げができる国は無い。30モデルのうちの1つか2つがパウダーボードだとしたら、そこまでコダワルことは難しい。しかし「全部パウダーボード」となったら手は抜けない。後発でゲンテンを抜くパウダーボードを作るとしたら、そりゃぁ大変でしょうね。
K2工場で20ラインナップ合計10000本を世界中で販売するくらいの根性が無いと・・・。
なぜQUESTで販売していないゲンテンを私がこれほど評価するのか?同じ臭いがするんですよ(笑)。玉井さんとは、お会いしたことはないんですけどね。いずれ会うでしょう。

国産ボードに頑張って欲しい!という気持ちはあります。他国のライダーも日本製のクオリティーの高さは知っていて興味は持っています。ニセコにオージーが溢れたことで、オージーには「オガサカ」よりも「モス」よりも「ゲンテン」のほうが有名です。SBXのヨーロピアンライダーも「ヨネックス」を知っています。もっと世界に日本のスノーボーシェアを広げればいいのに、と思っても皆「逃げ腰」になる。「コストが・・・」とかね。
ブランド立ち上げ当初のモチベーションを持っていれば打破できると思うんだけど、小さいシェアでブルブル震えながら商売してるのが、その辺の人たちの「キモッタマ」なんでしょうか?「オレたちは、イイモノを作ってる」って自信があるならもっと動くべきだと思うんだけど。日本のシェアが頭打ちなのは見えてるんだから。中国や韓国の需要の伸び方も見えてるわけで。
み~んなが「ぬるま湯」に浸ってるんですよね。出て凍死することが怖いのか?お母ちゃんのオッパイから離れられないのか?来年倒産することより今月の給料が心配なんでしょうか?

日本人らしい、と言えばそこまでですが。何事も後手後手で最終的には責任問題。20年後、30年後の未来がどうなってるのかは誰にもわからない。でも進化をせずに生き残れるほど甘くないことは確か。まぁ、全員がぬるま湯に入っていれば死ぬ瞬間まで気が付かないんでしょうけど。

情報が溢れた時代だからこそ「わかった気」「知ってる気」になっちゃう。怖い怖い。
みんな気づいてるはずですよ「なんかヤバい」って。ネズミだったら、とっくに逃げてる。直感と言うか、肌で感じる部分ってあると思うんですよね。気が付いたら手遅れ、なんてシャレにならないわけで。すべてに対して言えることです。

危機感を煽るつもりではないですが、間違いなく言えることは時間は過ぎて行きます。
走れるうちに走りましょう。ボクらの世代は「何もしない」で一生終えることも容易な時代です。だからこそ危ない。「あとは任せた」なんて自分は何もせずに後輩に任せるような人にはなりたくない。

話が明後日の方向に行っちゃいましたね。いつものことですが。
さて、自分ができることをしよう。
「傍観者も同罪です」って言われる前に・・・。



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乗り方わかるよ

2006-08-21 | QUEST
1シーズン使用したボードを診れば、どんな乗り方をするかわかります。
重心の位置、板の踏み方などいろいろと。
乗り方がわかるとボード選びのアドバイスもしやすいんです。
こういう踏み方(足裏の加重方法)をする人は、トーションが硬いと
板が長くなったように感じますよ、とか板のフレックスの硬さの差が
体感しづらいから固目を選んでも違和感無いでしょう、とかね。
どんなにボードのことを詳しくなっても体のことを理解できないと
ダメなんですよね。使うのは人間ですから。

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パウダーボード連チャン!

2006-08-17 | QUEST
ゲンテン、ベクター、ロシ、バートン・・・
なぜかパウダーボードが作業順で現れた!
「パウダー」という括りでありながら、どうしてこんなにも
ソール素材が違うのか不思議に思える。
ロシやバートンは日本の雪質・・・というよりターゲットは
ヨーロッパとアメリカって感じですね。マグナム・ドライ!
ワックスをあまりヤラないことを想定しているとも言える。
でもお客さんは日本で使うわけで・・・。
この手の板にはカシ⑤が重宝しますね。カシ①だけだとエライ手間が
かかる。不可能ではないですが。
う~ん、深いなぁ・・・パウダーボード。

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虎の穴?

2006-08-14 | QUEST
最近、QUESTに「トレーニング」に来る人が多い。
ワックスのトレーニングじゃなくて、フィジカルの。
特に公表しているわけでもなく、ボードの話から体の話になって
で、トレーニング・・・みたいな。
それが一般の人よりもトップ選手が多いのね。
知ってる人が見たら驚くような人たちが。
昨日はYONEXのオオ〇キ選手(女子)が来てました。
前半は近所の運動公園で、後半は店の中を撤去して店で。
近所の人は見慣れているので「またやってる」って目で見てる(笑)。
数日前には、ボードやワックスの話を聞きにクロスの
ツムラ君・ノジマ君が来た。山では、よく会うけど店で会うと不思議な感じ。
Tシャツ姿だと、さすがに皆ゴツイのね(笑)。
なんかヘンな店になってきたなぁ・・・。ココはチューン屋だよ。
ジムじゃないよ。一般人が来づらくなるじゃないかぁ!!!(爆)
店の入り口に「マッチョお断り」って書こうかな(笑)。


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フランスチームに入ります。

2006-08-12 | QUEST
ということになりました。
日本代表じゃなく、フランス代表です(笑)。
「お呼び」がかかり、交渉の結果11月後半から行きます。
間違いなく出発前は多忙で半死状態だろうなぁ・・・。
行きっぱなしじゃないので店は継続しますよ。
試合の間には帰国して、ちゃんとこっちの仕事もします。
カシワックスも「扱いたい」というショップさんからの
お問い合わせも増えて、「イイ流れだ」と思っていたら
急遽フランス入り・・・。
こんなもんなんだろうなぁ、人生なんて。
忙しいときって本当に同時にイロイロ起こる。
日本代表のほうからは「オイオイオイ!」みたいな声も
ありますが、自分自身もっと成長したいですし、
スピード競技で言えば「王国」とも言え、プライドの高い
フランスから「外人」にオファーが来ることは奇跡みたいなもんで、
この機会を逃しちゃいけない!と決断しました。
もちろん家族の了承があって、できたことでもあります。
ワールドカップ転戦・・・と言っても自分にとっては国内の車の移動が
飛行機に変わるってだけの感覚だったりしますが。
ライダーじゃないんで、裏方のジミ~な仕事ですからニュースの
「ニ」の字にもならないことですけどね。
日本とフランスの間で選手を紹介してフランスのメンバーと
いっしょに練習できれば日本もレベルアップするだろうし、そういうのもアリ。
次のカナダのオリンピックまで個人的にできることを地味にやってみよう。
あっ!フランスでもカシワックス大好評です(笑)
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新幹線で

2006-08-11 | QUEST
オーラの泉に出てるミワさんに遭遇<ウチの家族が
妻は「うわっ!スゴイ目!」って思ったそうです。
メヂカラがハンパじゃないらしい。
すると娘が「あ!テレビに出てる人だ!」と言ったあとに
「オール電化にしてください!オール電化にしてください!」
と呪文のように唱え出したそうです。

あやうく「だまれ小僧!」と叫ばれるとこでしたね。

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家族旅行

2006-08-10 | QUEST
私以外がね。妻の実家の京都に行ってました。
で、先ほど帰って来ました。
そしたら娘が・・・京都弁になってる・・・(汗)。
自分のことを「うちなぁ~」とか・・・恐るべし影響。
まぁ、その間は独身気分で友人のアンディ(オーストラリア人)と
遊んでました。
火曜の晩は、1件目で日本酒を飲んで、車を置いたまま歩いて2件目へ。
ちなみに2件目では何を飲んだのかよく覚えてません。日本酒は無かったな。
3時過ぎ、「そろそろ帰ろう」と店を出る。
「アレ?車どこだっけ?」と二人で彷徨い歩き・・・しかも雨・・・。
4時には車を発見できたのですが、翌日!
左足が痛くて動かない(汗)。アンディに連絡したところ
「右肩が痛くて・・・」と。いったい二人に何があったんだ!?
痛みに負けずに水曜は群馬のLIBERTINEを襲撃!
UG.TAKADA&HARADAも加わり、なぜかギターとベースのセッション(爆)。
忙しい人間が4人も居ながら、こうなると止まらない。
結局1時半。帰宅は3時でした。バカですねぇ・・・われながら。
久しぶりに気分転換になりました。おかげで今日は好調です。
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