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臨時休業

2010-06-24 | QUEST
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ソリッドなカラー

2010-06-24 | QUEST
昨晩、ワールドビジネスサテライトを見ていると自動車メーカーに

塗料を供給している会社が新色で「ソリッド」なカラーを発表したらしい。

自動車のボディ・カラーと言えば日本では圧倒的に「白」ですが、その中でも

ホワイト・メタリックが多い。メタリックとは塗料の中に「銀色」の粉末を混ぜて

光を反射することで明るい部分と暗い部分のトーン差を出すもの。

つまり色に奥行きが出る。

逆にソリッドは金属ではなくプラスチックのようなカラー・イメージとでも言いますか

反射が一定でトーン差が少ない。

表現が悪いですが「オモチャっぽい」。でも好景気のときはウケる。

スノーボードで言えば滑走面にデザインシートを入れてクリアシンタードを貼った場合と

カラーシンタードをバチッとダイカットでハメ込んだ場合とで同じデザインであっても

見た目は随分と違いますよね。どっちもプラッチックなのに。

昨晩のテレビでの話しで聞いたカラー名。「リッチ・パンプキン」(笑)。

自動車の場合は「カラー」だけで話をするわけにはいかず、例えば日産のマーチの

ボディ・デザインだから「こういう色もアリだね」と感じても、そのカラーを他車に

使うと「オイオイオイ」って突っ込みたくなる。

マーチやビートルやミニなどはカラーの前にボディ・デザインで「圧勝」しているので

重厚なカラーだろうが、ポップなカラーだろうが受け入れてもバランスが取れる。

リッチパンプキンだろうが、ピアノブラックだろうが似合うだろう。

しかし「普通」な車にソリッドなカラーと言うものはバブル期並みの感覚にならないと

日本人には難しいんじゃないかなぁ。

黄色のクラウンなんてタクシーにしか見えないし、ピンクのレガシイなんて山の景観を

壊すとか言われそうだし黄緑色のハイエースなんて南米で発見された新種のカエルみたい。

そんな「いま」の感覚も10年も経てば「あの頃では信じられない」となるのが「時代」。

100年以上前にメルセデスが車を作り、T型フォードが大量生産された頃は車は「黒」

しかなかった。それが1950年代後半から60年代前半にかけて「赤」が流行した。

アメリカもヨーロッパも「赤」。赤はスポーツカーのイメージカラーにもなった。

日本で「白」が多いのは「売るときに高く売れる」からだとか。

買うときに、すでに売ることを考えているあたりが日本人らしい。

「この人と結婚すれば別れる時に慰謝料がたくさん貰える」と考えて結婚相手を選ぶ女性

が増えても不思議ではない(笑)。

人気の職業が「公務員」。そんな時代にソリッドカラーが通用するのか・・・と思う反面

もう日本市場は世界では相手にされていないのね・・・と不安も感じる。

そういえば私のモーリスマイナーはピンクだったな・・・。

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