今日ご紹介するものは、レシピのように書きますが、料理ではありません。口に入っても安全なものではありますが、食用ではありません。
小麦粉粘土です。パン生地を持って色んな形を作ってはこわし、作ってはこわしを繰り返して、毎回生地を傷めるうちの息子にプレゼント。
滑らかで弾力ある粘土をつくる際にはクリームターター(酒石酸水素カリウム)を使うことが多いのですが、我が家にはないのでそれを使わない配合がないものかと徘徊してたどり着いた、こちらのページを参考にさせていただきました。
そういえば、クリームターターばベーキングパウダーの成分のひとつ。作ってみてちょっと油っぽい感じがあったので、油の量を減らしています。
そういえば小麦粉に塩水を加えて練るだけの作り方もありますが、加熱しない小麦粉はアレルギーを起こしやすいので、加熱することをおすすめします。
さて作ってどれくらい持つかということですが、塩が沢山入っているので割と持つのではないかと思います。実はオリジナルでは120gの塩が使われています。多い。1/3でも充分だと思って減らしました。
塩少なめで作っても、2、3週間経った時点で、匂い、カビ等変化はありません。遊び終わったらタッパーかジップ袋に入れて冷蔵庫にしまっておきます。
柔らかくなったら片栗粉を必要に応じて足して練り直したらまた固さが戻りますが、安全のため作り直してもいいかもしれません。
色づけは、紅麹やクチナシ、紅芋等の天然素材から抽出した液体着色料がありますので、それを使いました。やや割高の着色料ではありますが、優しい色合いが出せます。製菓材料のお店で扱いがあります。
なお、うちの小麦粉は無漂白なのでやや黄色みがかった発色になります。
色づけをしてみたら、ちょっとフレーバーオイルやスパイスでも加えていい匂いをつけたい誘惑に駆られたけれど、それでは美味しそうになってしまう上に、悪くなったときに分かりにくいかもしれないのでぐっと我慢。。
材料:
薄力粉 150g
塩 40g
サラダ油 15g(大さじ1強)
ベーキングパウダー 3g(小さじ1)
水 240g(カップ1と1/5)
食用色素 適量
作り方:
1.薄力粉、塩、油、ベーキングパウダーを鍋に入れて混ぜ合わせます。
2.水を少しずつ加えては混ぜて馴染ませます。
3.中火にかけてゴムベラで混ぜながら加熱します。
4.全体がなめらかになって一塊になったら火から下ろし、オーブンシートの上に取り出して冷まします。
5.シートの上でなめらかになるまで捏ねます。
6.いくつかに分けて、色素を少しずつ落としては捏ねて色づけをします。
これで息子はりんごとか
タクシーとか
お弁当とか
作ってます。
最近の息子:
・日中、私に鬼のように絵を描かせる息子。
昔は何描いても喜んでいたのに、今は描いてほしい対象が出ている写真(本やiPadなど)を引っ張り出してきて、横で見比べながら「これもつけて」「これはこうでしょ」みたいな指示を出していてこわい。
あまりに指示が細かいので辛くなってきて、「自分で描いてみ」とふったらしれっと「○○は描けないから」とのたまった。よくないなあ。。
・息子が日本地図のパズルにはまった頃、都道府県ごとにどの親戚あるいは知り合いが住んでいるとか、どんな食べ物が作られているとか、まあそんなことを教えていた。
それが影響したのかどうか、おやつのぶどうを洗っていたら、息子が走ってきた。
以下そのときの会話。
息子「ぶどうや!これ木になっとった?」
私「そう。木になってる。」
息子「木から切ってきた?」
私「うん。」
息子「何で切ったん?はさみ?」
私「そうはさみで。」
息子「ちょきーん!って?」
私「うん。」
息子「どこからきたん?千葉県?」
私「ううんこれは広島県から。」
息子「だれがつくったん?」
私「農家の人。野菜や果物作ってくれる人。」
息子「だれがくれたん?」
私「ちゃーちゃん買うてきたよ。スーパーで売ってた。」
息子「ふーん。」
誰が作ったとか、どうやってなってるとかも考えられるようになったのはわりと嬉しい。
そのうち、産地からスーパーまで運んでくれる人がいて食べられるというあたりにも、思いを馳せられたらいいな。
最新の画像[もっと見る]
-
ビーツチョコレートケーキ 10年前
-
ココナッツチョコレートアイスバー 10年前
-
フルーツピザ 10年前
-
フルーツピザ 10年前
-
フルーツピザ 10年前
-
フルーツピザ 10年前
-
フルーツピザ 10年前
-
ディル風味のチキンサラダ 10年前
-
自作パズル 10年前
-
自作パズル 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます