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メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <現物通りの展開図を引く時に、図面に落とし込む時に修正する場合もあります。>

2022-10-06 11:29:22 | Weblog

めっきり涼しく(寒く)なってきました。

体調管理は十分に!

先日病院に行って「半年後の4月に予約取りましょうか?」と言われ、「ええっ半年後が4月!早!」とびっくりしました。当たり前ですが(笑)。

 

パッケージやケースなどの展開図は、対象になっていることが多いです。

キャラメル式と言われるよくあるケースですが、基本的に対称で作られています。

差し込みの位置が対象になってないのもありますが。

例えばダンボールの厚みによって罫線を少しずらすことで、しっかり閉まるようにします。

キャラメル式の場合、基本的に対面で同じ形状のふたがついているので、両方とも同じようにずらしています。

片一方はずらして、もう一方はずらさないというのは、通常ははありません。

元の箱を見た時に「一方はずらして、もう一方はずらしていない」となっている場合に、それをそのまま図面に落とし込むのか?両方ともずらす方がいいのだから、修正した図面にするのか?というのは悩ましいところです。

各工程での微細なズレはありますし、測り方でもズレができる(あるいはズレがなくなる)こともあります。

現物の箱が寸分の狂いもなく、データ通りにできてるわけでもないと思っているので、ちょとおかしな点は修正して図面に落とし込むようにしています。

ただし細部だけで判断するのではなく、全体を見てこの線は「ずらしているのか?」「ずらしていないのか?」を考える必要がありますし、その箱なりの標準の展開図を知っておく必要があります。

でわでわ。

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