メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <自分で納得できないと、周りに伝わっていかないですね。>

2024-05-08 18:23:12 | Weblog

5月初ブログ(笑)。

スケジュールをあまり入れていなかったGWもサッとおわり、日常業務に邁進中。

エクセルでレジメを書くのは慣れない。

 

さて以前作った什器が好評で、問い合わせが来ました。

数年ぶりに図面を出して、ちょっと修正してサンプルカットしようとしたら、ここはどうなってんねん的な迷路状態になってしまいました。

最初に作る時は集中してやる気にあふれて難問も難題も解決していくのですが、今展開図を見てここ寸法どうやって出したんや!という難題ばっかり降り注いできます。

地道に展開図を元に立体図を起こしていけばいいのですが、そんな簡単にはいかんのだよ!

ダンボールのは厚みがあってな、それをどう処理したかがポイントになるけど、きちっと再現するのはめんどくさい(笑)

また初期の図面は、いろいろ間違いや脇の甘さがあって、それをどうやりくりするかが悩みどころ。

と書きつつ、まぁすでに大体できてますよ。

いつもベストのものだったらいいのですが、ベターなものを機会あるごとに手を入れてベストに近いものにしていくことになります。

なので、最初の依頼者にはベストでないかもしれない申し訳なさもあるのですが、アイデアをいただけたということがとても感謝になります。

「ええ、そんなことできないかも!」と思わせるようなアイデアの方が、こちらもいろいろアイデアを出して悩んで、完成した時は自分の作やのに感動するし、周りの皆さんにも伝わるようなものになって行くことが多いです。

別件で、今やってる案件は、なかなか構造が決まりません。

こちらは、ケースなのですが、中身が重たいし、ある機能を付けたいし、テープ貼りをなくしたいし、という要望が多くあります。

元のアイデアはいただいて、それを元に設計していたのですが、時間重視であまり納得できないままにサンプルを作っていました。

やはりそういうのは分かってしまうのでしょうね。やり直しが続いています。

なので、時間をちょっといただいて自分で納得できる設計をしていこうと、営業に相談しました。

ここから挽回したいと思います。

でわでわ。

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