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久しぶりに読んだ新聞@@

2017-01-16 14:51:18 | 報道
いつもはテレビ版のみのチェック。
今朝はなぜか後ろからめくっていた。

「朝日新聞」の文化・文芸欄。

テーマ<韓国映画 日本勢が存在感>
ー2000年代韓国映画に魅せられた人たちが、
近年公開が相次ぐ日本植民地時代を背景とした韓国映画で、
日本語ネイティブとして、なくてはならない存在ーとか。

目についた映画は昨年2月に韓国で公開された『東柱』(ドンジュ)
韓国の国民的詩人 尹東柱 を映画にした作品。
東柱は日本植民地時代、留学先の日本で治安維持法違反で捕まり、獄死した。在日3世の俳優キム・インウ(51)が日本刑事役で出演し、一躍注目を浴びた。
 キム・インウ談として、「監督も僕も、結局平和を一番願っている。日本を批判する目的でなく、当時の軍国主義の犠牲を描いている。東柱はもちろん、刑事だってある意味犠牲者」「在日として生まれ育ち、幼いころから
植民地時代について考えざるを得なかった。その分、役を深められたかもしれない。俳優名田村仁人」

昨年は日本のベテラン俳優たちの韓国映画出演が目立った。
「コクソン」の國村隼、『密偵」鶴見信吾、「隼眼の虎」大杉漣など。
日本出身の俳優も徐々に増え、十数人に上るという。

助監督では石川県出身の藤本信介(37)
『お嬢さん』 原作は「茨の城」19世紀の英国が舞台だが、映画では、
日本植民地時代に置きかえた。『マイウェイ』では主演のオダギリジョーの
通訳を務める。
監督は『JSA』で有名なパク・チャヌク。(以上抜粋)

5~6年前『東柱』が映画化にならないかなぁと思っていたけれど、
主演はソン・スンホンで反戦思想に引き込んだ従兄役は
ソ・ジソブとか、お花畑を謳歌?!しているころのことだけれど・・・
尹東柱の詩集単行本、文庫本、詩のCDなど買いこんだ。

しかし、流石「日本の植民地時代」という言葉が、そんなに長くない文化・文芸欄に5回も出てくる。
映画の話を通して擦り込みが効くような文章。
流石 朝日新聞


優柔不断な家人はなかなか「あさひ」断れないでいる・・・・・