羊の国から

羊毛フェルト作家meimeiの公式ブログです☆

コキリンができるまで♪

2016年07月26日 | 羊毛フェルト
お読みいただきありがとうございます

今日は雨なのでとても涼しいですが、お天気の日はとっても暑いですよね〜
暑くなってくると、涼しい高原に行きたくなりますよね!

岐阜県郡上市のひるがの高原は、そんな避暑地の一つ。
日なたはさすがに暑いですが、日陰に入ると高原の爽やかな風が吹き抜けていきます

ひるがの高原スキー場では、夏の間はコキアが植えられてひるがの高原コキアパークとして営業していて、こんな可愛らしい風景が広がっています♪


このまるっこくて可愛らしい姿をキャラクターにしたのが、コキリンです♪



こちらは私がデザインさせていただいたキャラクターです☆
ピンクの子は紅葉バージョン。
コキアは秋になると鮮やかなピンクに変色するんですよ


ちなみに、横のつぶつぶしたキャラクターはコキリンの子ども達、とんぶりんです♪
コキアの実はとんぶりといってツブツブしたキャビアのような食べ物になるんですよ〜

コキリンは羊毛フェルトのストラップとして売店で販売させていただいていますが、今回はそのコキリンがどうやって作られるか、ご紹介したいと思います
一見手軽に作れそうに見えますが、実は結構手間がかかってるんですよ〜

まず最初の行程は、色を混ぜるところから・・

ドラムカーダーで、濃い緑色と、黄緑色を混ぜていきます。

その後、1ヶあたりの必要なグラム数に量りながら分けていきます。

左の大きさのものをフェルト化して縮め、右の大きさにしていきます。10倍以上ありそうですね〜

まずは丸めてニードルで刺して固め・・
それでもまだ大きいですね〜。ここから石けん水で濡らし、ひたすらころころと転がしながら固めていきます。


小さくなったコキリンに、軸を刺していきます。
この軸、実は樹脂粘土でちまちま作っています。
茶色に黄色の粘土を混ぜて色を調節し、オーブンで焼いて作ります。


次にさし目を入れていきます。
表情が生まれてきました


次は口です。こちらも、羊毛をこよりにして刺していきます。細い線を刺すのはなかなか難しいんですよ でも、笑顔を作るこの作業が一番好きです

※吐血ではありません

次にほっぺ。これも羊毛をチクチク刺していきます。左右対称の大きさにするのが難しい・・


頭についているお花は、これまたちまちまとフェルトを切って作っています。

ちまちま・・

お花とマルカンをしっかりと縫い付けていきます


ボンドでラインストーンをお花の中にくっつけていき、ストラップやボールチェーンを付けて、最後にシールのタグを付けていきます。
こちらもちまちまとはさみで切り抜いて・・


タグをつけたら、ようやく完成です

出荷を待つコキリン達♪

一つ一つ手間をかけて丁寧に仕上げたコキリン達。コキアパークにお出かけの際は、こうやって作ってるんだ〜と思いながら、売店で待機しているコキリン達を見てあげて下さいね!



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