終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

渋皮煮

2013-10-15 21:26:39 | 食物

栗の皮剥きに奮闘しておられることは、母の送迎時にうかがっていた。

お忙しいのに、たいへんでしょう、と、言ったら、

「家はほっとらかしです。でも、利用者さんの為だったら、がんばれる」

と、デイサービス施設の管理者さん。

帳簿上はお休みの今日、瓶詰めをわざわざ我が家に届けて下さった。

利用者さんのおやつを、味見させてくださるのだろうか。

元は蜂蜜容器?のガラス瓶、和紙に墨書きと落款のラベルを貼って、

ちょうどよいサイズの紙袋に、コスモスの絵の一筆箋。

>山口の母より栗が届きました・・・<

たしか、ご夫君は津和野のご出身とか、美しい町の秋の風景が浮かんでくるのが嬉しい。

激務の介護職に全力投球、それは決して半端なことではない。

「お年寄りが大好き!」と公言される以上に、

その愛は利用者さんたちにちゃんと伝わっている。

母の笑顔の源は、お気に入りのデイサービスと巡り会えたこと、

神様以外、誰に感謝しようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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