終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

おこげ料理は音もごちそう

2009-02-17 23:12:52 | 食物
夕食は、隣の駅にある、レストラン街の中華へ。

全体に若いファミリー向けのお店の多い中、

シニアの枯れたカップルがゆったりと食事できる、希有な店。

何がおいしいって、野菜がおいしい。

普通のレタス、トマト、キノコ、白菜、青梗菜、も、すうっと喉を通る。

おいしいって、こんな普通のこと、で、やっぱり素材に尽きる、調理技術もさることながら。

だから、農業ビジネスに未来はあるのだ、おいしい、本来の野菜や米、小麦粉を供すればいい。

食事も、サプライズは要らない、奇をてらわず、普通であってくれればいい。

過剰な装飾やサービスが付加価値だった時代はもう終わった、というのは、

非日常の苦手な、老人の素人考え、だろうか。

余計な演出は不要、だけれども、このお焦げ料理のように、

胃の腑を揺り動かす、自然な音響効果はあってもいい。

丁寧に育てた普通の素材、それを大切に使った、飾らない食事。

そんな外食産業なら、流行ると思うけどなあ。









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