今日は午後から天津日帰りの旅。
まずは腹ごしらえに、観光地の王府井へ~
駅の出口が、すんごい人、人、人!
今まで、マイナーな場所に来ていたので、あまり観光地に来ている感じを味わってなかったのですが、一気に観光に来た感じ。
でも、地上に出たら、まぁ広いので、こんなもん。
もっと朝ご飯を提供してくれるお店あるかな~と思って来たのですが、きれいになりすぎた広場、小さなお店が全然見つからず、ショッピングモールのレストラン街へ。
上海にもあるチェーン店だけど、空いてたので、こちらで水餃子。
・鮑魚水餃 12元
鮑入りの水餃子。
2個入りがあったのでオーダーしたら、こんな丁寧にやってきました。
中に、ゴロっと鮑?とこぶし?が入ってて、食べ応えあります。
スープ餃子にしても美味しそう~
あとは普通のセロリと豚肉の水餃子32元と、お店オススメの、蝦三鮮水餃35元
手前のは、そば湯みたいに、餃子のゆで汁??
お店の人は、上湯って言ってたけど、全然味はありませんでした。。。
そいえば、隣は牛角だった。
上海にあったっけ???
腹ごしらえ終わって、北京南駅へ。
12時45分発の新幹線。
北京南駅と天津駅までは、なんと30分。
新幹線専用の線路だし、ほぼまっすぐなので、日本の新幹線のように揺れもなく、快適です。
こんなに速度が出てるように感じないけど、すれ違う新幹線は一瞬だし、外の景色は流れていきます。
天津駅に到着して、地下鉄乗り換え。
今時、切符はカードじゃなくて、コイン型のプラスチック。
なので、入場するときに、どっかに投入するのかと思いきや、カードを読み取るようなところにかざすと、ゲートが開くという・・・このプラスチック、やるわねぇ。
天津は見るところはほとんどない。
半日あれば十分だ。
という、アドバイス?をいただき、観光開始。
・天津旧城鼓楼
清時代の町並みを再現している商店街で、売ってる物も、かなりレトロ。
泥人形や、ひょうたんやさん、あとは、絶対入らないであろう輪投げ屋さんなどなど。
骨董品やさん? にあった、麻雀牌。
写真だとわかりにくいんだけど、上まできちんと牌が詰まってなかったよ・・・
麻雀は牌が足りなかったら、できないと思うのよね~
見た目良さそうですが、うーん。。。二度は来ないな。
チャリで次の観光地に移動中、不動産やさんの営業。
捕まってる通行人多し。天津はまだ不動産ブームなのかな。
左上のやつ、1430万元。3億円!!!
よく見たら、部屋が 10室に3つのリビングと3つの洗面所。
どんだけ~~~~
って、これが凄すぎて、他のやつも1億から2億なのに、しょぼく見えるよ。笑
お次の観光地。
・古文化街
いわゆる、骨董市。
ここも、特に興味ひく物もなく、サラっと見て、次へ~
またチャリで次の観光地へ移動途中に、
なんか、ウルトラマン、バランス悪くない??
お次の観光地は
・静園
1924年に故宮を追われたラストエンペラー傅儀が、1927年から1931年まで住んでいた邸宅で、1921年に建てられた当時の名前は乾園ですが傅儀が静園に改名しました。 めっちゃ混んでるや~ん。 中国の皆さま、ラストエンペラーに興味あるんでしょうかねぇ??
入場料は20元。
3階建てで、外観は西洋風。
一般人のおうちとしたら、ゆったりしてお庭も広く素敵な家ですが、皇帝の家としたら、質素だったのかもしれません。
館内は、ボロボロになり取り壊される寸前でしたが、2007年に修理を終えて、溥儀の執務室や会議室、寝室などが再現されてます。
ラストエンペラーの映画にもでてたけど、写真好きでしたよね。
館内には、写真がちょこちょこ飾られておりました。
こちら寝室。
ピアノもありました。
かなり人が多くて、人酔い。
お庭でちょっと休憩して、最後の観光地へ。
・旧日本租界
なんだか、映画のセットみたいな感じ。
小さな、小さな、上海の南京東路のような・・・
天津観光、終了~
半日あれば観光終わると言われてましたが、3時間で終わっちゃったよ。
ちょっと時間は早かったけど、夕飯のレストランへ移動。
・九河香舎
五大堂の古民家を改装した建物で、民国時代のオシャレでモダンだった天津を再現しているレストランとの事。予約はできず、夜の部は15時半から番号札を配られるらしいのですが、我々16時20分に到着した時点で、25卓待ち! といっても、待っていてわかりましたが、Aで始まる番号は2人席、Bは大人数用の席らしく、運不運と、店内に2人席が少ない設計と思われ、Bはどんどん進むのに、Aはなかなか進まない状況。
まぁ、待ってる場所が風が気持ち良く、椅子もいっぱいあったので、快適ではあったけど、結局待った時間は1時間10分!!!
で、後から、怖い受付のお姉さんに怒られましたが、この待ってる間に、メニューを決めて、先に受付でオーダーを完了させておかないといけないシステムのようです。 なので、席に着くと、既に頼んだお酒はテーブルの上に置かれていて、お料理も出てくるのは、早いです。 なんとシステマティック!
真ん中の白酒、バラの香りのする白酒でした。68元
お部屋は、確かにモダンな造り。
中華料理のお店ではありませんね~
これは、隣のお部屋の個室を写真だけ。
とりあえずオーダーはよくわからないので、大衆とメニューのオススメマークをメインにオーダー。
・吃葡萄不吐葡萄皮 32元
メニューの名前がめちゃくちゃ気になる1品。
中国語の早口言葉ですよね。
チー プー タオ ブ トゥー プー タオ ピー。
葡萄を食べて、葡萄の皮を吐き出さず。
で、綺麗な葡萄の前菜が出てきましたが、もちろん葡萄ではなく、材料は冬瓜との事!
言われてみれば、そーだよ、冬瓜だよ!
味は、甘酸っぱい葡萄のような感じで、よくできてる~ 面白い1品でした。
・葱焼海参天津○巴菜 189元
天津の庶民グルメである雑穀クレープと高級食材のナマコを融合したお料理。上質なナマコにアヒルと鶏を8時間煮込みんだダシをプラス。トロトロなナマコの旨味とネギのアクセントが効いたコクのあるお料理です。目の前で、麺のような、お店の人は煎餅のような物といっていたのを、何種類かのソースも加えて、目の前で混ぜ混ぜしてくれます。
この長い煎餅が、タレとよくからんで、段々と美味しくなります。
ナマコもトロトロで美味しかった~
・西式酥皮罐焖牛肉 99元
想像通りの、ビーフシチューのパイ包み焼き。
ビックリするほど、牛肉がトロットロ。
で、結構、量も入ってます。
・一池錦鯉酸奶 22元(大衆のクーポンで7.2元)
中身は、特になんの変哲もないヨーグルトだけど、装飾がかわいい~ キレイ~
お会計の合計は546元。
こんなオシャレな物を、民国時代の方は召し上がってたんですね~
その時代が、天津の絶頂期だったのかな・・・
帰りも、新幹線で30分で北京へ。
これで、天津市が、行った事の無い省と街リストから無事に消されました。
残るは、河北省と内モンゴル。消せるのか??