goo blog サービス終了のお知らせ 

かんたんクッキングEX 

信濃毎日新聞発行「週刊さくだいら」2007~2010年連載。
〔食育エトセトラ……料理の言葉を知ろう〕

「骨抜き」

2009-06-24 | かんたんクッキングEX
                      信濃毎日新聞社「週刊さくだいら」                   
                        <2009. 5/28号掲載>


魚料理は刺身や調理済みの魚が多くなり、家庭で魚の骨を抜く作業をすることが少なくなりました。
“骨抜き”を常備していますか。繊細な魚の身を崩さないように骨を抜くためには、使いやすい骨抜きがあると、毛抜きの代用とは作業スピードが大きく違います。

お弁当や冷凍食品の定番ともいえる「アジフライ」。我が家で作って揚げたてを食べてみると、そのおいしさを再確認する料理です。ふんわりソフトな身と、魚の脂のジューシーな味わい。衣に包まれたアジの持ち味をサックリと満喫できる家庭の味です。骨が邪魔しては台無し…。しっかり骨抜きをする下ごしらえがアジの調理のポイントです。

魚を開いた背身と腹身の間の血合い部分には小骨が多くあります。指先で骨を探りながら見つけ、角度に逆らわないように引き抜きます。
初夏はアジの旬。ひと手間と交換に、アジフライの本当のおいしさに出合いましょう。

  

【アジの香り揚げ】
①アジはゼイゴを取り、頭とワタを取り除いて腹から開く。

②中骨を骨抜きで除き、腹骨もすき取る。

③アジの皮側の所々にフォークや包丁の先で穴をあけ、塩こしょうをふっておく。

④身に練り梅をつけ、好みの大きさのオオバを貼り付け、米粉(小麦粉)、卵、パン粉をつけて170℃弱の油でゆっくり揚げる。










最新の画像もっと見る

コメントを投稿