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かんたんクッキングEX 

信濃毎日新聞発行「週刊さくだいら」2007~2010年連載。
〔食育エトセトラ……料理の言葉を知ろう〕

八方だし

2010-10-21 | かんたんクッキングEX
                     信濃毎日新聞社「週刊さくだいら」                   
                        <2010. 10/14号掲載>


あらゆる方向を東西南北で「四方」、さらに南東・南西などの四隅を入れて、ありとあらゆる方向のことを「八方」といいます。
基本のつゆとして知られる「八方だし」は、何にでも使えるだしとしてその名が付けられました。

料理の味付けが上手くできないという初心者でも、このだしがあれば基本の和食はおまかせ。
八方だしの濃さを変えれば、めんつゆ、天つゆ、煮物、丼物などの味のベースになります。

基本の割合は、しょうゆ対みりんが1対1。しょうゆは薄口、濃い口好みで。
上品な味付けには薄口、こってり仕上げたい料理は濃い口やたまりじょうゆを混ぜます。料理によっ
て、砂糖や塩を好みで足します。

みりんとしょうゆを煮立ててアルコールをとばしてから、だし汁を加えるのがポイント。
だしの水分を減らし、濃い味にして保存し、市販のめんつゆ同様に使います。
かつお節などのだしが望ましいですが、長期保存したいときは化学調味料を使います。



 
【うどんすき】
①白菜は細切り、ホウレンソウ、キノコは食べやすく切る。

②ゴボウはささがきで水にさらし、油揚げは熱湯で油を取って食べやすく切る。

③冷凍うどんを湯通ししておく。

④しょうゆ・みりん・だし汁(1対1対8)の割合で、一人250~300ccのだし汁になるように
鍋を用意し、材料を入れて煮込む。 


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