信濃毎日新聞社「週刊さくだいら」
<2008. 12/25号掲載>
料理で「松風」の名がつくものは、京都の和菓子、そして松風焼き、松風たまご、松風豆腐などがあります。
松風は“裏さびしい”という言葉がキーワード。片側の表面だけを芥子(けし)の実で飾って焼くことから「松風の吹く浦がさびしい=海辺の松風は裏さびしい」という語源があります。和歌では「待つ」の掛詞とされています。
芥子の実は、その栽培を悪用した使い方で問題になっていますが、昔からお菓子の飾りや薬効のある香辛料として使われています。
身近なものでは、七味唐辛子。善光寺の八幡屋磯五郎でおなじみですね。
1625年に始めて販売を始めた浅草寺門前の「やげん堀」(江戸)、そして清水寺門前の「七味屋」(京都)と共に、三大七味唐辛子として知られます。
七つの薬味は、風邪に効く漢方薬が多く、参拝者の旅の常備薬や土産として全国に広がりました。「あかごけのあさちんさん」といわれ、赤(唐辛子)、ご(胡麻)、け(芥子)、の(海苔)、麻(麻の実)、陳(陳皮)、山(山椒)がオリジナルブレンドされます。
来年は善光寺御開帳の年。初詣の帰りに七味唐辛子を、おせち料理には松風焼きを。芥子の実のプチプチ感を楽しみましょう
【鶏の松風焼き】
①玉ねぎ(大1/2玉)をみじん切りにしてサラダ油で炒め、粗熱をとる。
②鶏ひき肉(300g)、卵(小1個)、パン粉(150cc)、すりおろしたヤマイモまたはナガイモ(20g)、しょうゆ(大さじ2強)、みりん・砂糖(各大さじ2/3)、おろししょうが適宜をボウルで混ぜ合わせ、粘りが出るまでしっかり混ぜる。
③アルミの弁当や流し缶にアルミホイルやオーブンシートを貼り、②を均等に詰め2~3cmの高さにし、軽く何度か落とし空気を抜き、上に芥子の実をまんべんなく振りかけ、手で軽く実を押し付ける。
④200度に温めたオーブンで20分程度焼く。冷ましたら青のりを振り、扇型や長方形に切る。
<2008. 12/25号掲載>
料理で「松風」の名がつくものは、京都の和菓子、そして松風焼き、松風たまご、松風豆腐などがあります。
松風は“裏さびしい”という言葉がキーワード。片側の表面だけを芥子(けし)の実で飾って焼くことから「松風の吹く浦がさびしい=海辺の松風は裏さびしい」という語源があります。和歌では「待つ」の掛詞とされています。
芥子の実は、その栽培を悪用した使い方で問題になっていますが、昔からお菓子の飾りや薬効のある香辛料として使われています。
身近なものでは、七味唐辛子。善光寺の八幡屋磯五郎でおなじみですね。
1625年に始めて販売を始めた浅草寺門前の「やげん堀」(江戸)、そして清水寺門前の「七味屋」(京都)と共に、三大七味唐辛子として知られます。
七つの薬味は、風邪に効く漢方薬が多く、参拝者の旅の常備薬や土産として全国に広がりました。「あかごけのあさちんさん」といわれ、赤(唐辛子)、ご(胡麻)、け(芥子)、の(海苔)、麻(麻の実)、陳(陳皮)、山(山椒)がオリジナルブレンドされます。
来年は善光寺御開帳の年。初詣の帰りに七味唐辛子を、おせち料理には松風焼きを。芥子の実のプチプチ感を楽しみましょう
【鶏の松風焼き】
①玉ねぎ(大1/2玉)をみじん切りにしてサラダ油で炒め、粗熱をとる。
②鶏ひき肉(300g)、卵(小1個)、パン粉(150cc)、すりおろしたヤマイモまたはナガイモ(20g)、しょうゆ(大さじ2強)、みりん・砂糖(各大さじ2/3)、おろししょうが適宜をボウルで混ぜ合わせ、粘りが出るまでしっかり混ぜる。
③アルミの弁当や流し缶にアルミホイルやオーブンシートを貼り、②を均等に詰め2~3cmの高さにし、軽く何度か落とし空気を抜き、上に芥子の実をまんべんなく振りかけ、手で軽く実を押し付ける。
④200度に温めたオーブンで20分程度焼く。冷ましたら青のりを振り、扇型や長方形に切る。