こんばんは。
鍋島恵(けい)です。
2020年は仕事の内容が大きく変化した年でした。
立場が変わり、人を動かす側になったからこそ、会議ひとつとっても作っていくことの難しさと面白さを痛感します。
思った通りにコトが運ばないとき、誰に相談するかはとても重要になってきます。
同じ『仕事ができる』人に相談すると言っても、作業が得意なのか、組織運用ができるのかでは、重要視するポイントも解決策も全く変わってくるからです。
今日は私の備忘録として、組織運用における課題解決について、まとめたいと思います。
組織の要は中間層!細部を把握するためには中間地点を抑える
数人を取りまとめて仕事をしている時は、一人一人とコミュニケーションを取ることで、自分の考えや目的が伝えることができます。
しかし、その規模が数十人単位にまでなると、どうしても自分1人では手が回らなくなってきます。
そこで重要になってくるのが、個々の動きを把握してくれる『中間的な役割を担う人を複数人置く』ことです。
全体の動きが鈍っていると感じる時、トップが注力すべきは、この「中間層」にあたる人達の育成です。
では、具体的にどのように育成をしていけばいいのでしょうか。
中間地点との連携がうまくいかない2つの原因
中間地点を抑えることで、その先の人の動きを把握することができ、全体の流れを円滑にすることができます。
しかし、理想通りに物事は進まないもので、中間地点としてうまくやり取りができる人もいれば、歯痒い思いをする人もいます。
歯痒い思いをする人との間に起こっている原因は大きく2つあります。
- 自分が中間層としてうまくいっていっていた仕事のやり方が伝わっていない
- うまくいかないような変な仕事のやり方が伝わっている
トップとしてそれなりに仕事が回せてきた人は、成果から大きくズレた仕事のやり方はしていないと思います。
しかし、中間地点を介す場合には、より明確に「中間層として、どのような動きをしてほしいのか」こちらの考えをお伝えすることが重要となってきます。
育成において重要なこと!やることを明確に伝え、より大きな力を発揮する組織へ
育成において最も重要なことは、うまくいっていない現状を把握することではなく、うまくいく原因を明確にシンプルに伝えることです。
リーダーは「導く存在」との言葉もある通り、自分と同じだけの仕事をできる人が育てば、より大きな力を発揮する組織に成長することも可能です。
私も今回は、現状うまくい機能していない人に対して「ココがダメかも」とか「ココが伝達できていない」など不満を多く抱えていました。
しかし、自分がうまくいくように明確な指示を出したか?と言われると、不明瞭で何となく「こうしてほしい」ということしか伝えていなかったと思います。
「人に伝える」ことを通して、自分の未熟な部分を痛感し、私自身の成長のポイントも知ることができました。
自分の中でうまくいく原因を把握し、シンプルで明確な指示を出すようにしていきます。
鍋島でした。