行雲流水の如くに

愚直なまでになぜ正道を歩まぬのかーー自民党政治の崩壊

このところ旧統一教会絡みで発言する自民党の政治家たちの言い訳が見苦しい。

萩生田光一とか山際大志郎など、名前は立派なのだが。

昔からあることわざで言えば「厚顔無恥」

もう少し俗な言葉で言えば「面の皮が厚い」

素直に謝って、今後二度としません、と言えば大部分収まる話である。

もっとも中にはどっぷりつかって抜き差しならぬ関係の議員もいるであろう。

萩生田光一の汚染度は確信的だと思う。創価学会のおひざ元でのこの行い、何とも面の皮が厚い。

その辺はマスコミと野党議員がじっくりと追及すべきである。

 

西郷隆盛さんは次のように語る。

事大小と無く、正道を踏み至誠を推し、一時の詐謀を用ゆべからず。

その場しのぎの陰謀や策略は必ず失敗する。

正しい道を選び行う場合に、一見して回り道をしているようだが、先に行けばかえって成功は早い。

明治時代というのは皆が(特に上層部)よく勉強した時代だった。

4年や5年も、当時の先進国だったヨーロッパやアメリカに渡航して猛烈な勉強をしている。

その猛勉強が短期間で欧米に追い付いた理由であろう。

 

次に勉強した時代と言えば、太平洋戦争で敗戦した後の20年くらいだろうか。

猫も杓子もアメリカに行った(当時の圧倒的な先進国はアメリカであった)

戦後短期間で追いついたのはアメリカの真似に注力したからだ。

真似をするのも実力のうちだ。

この辺は日本のお家芸だったが、いつの間にか頭が高くなって中国や韓国を馬鹿にしていたが、いまやその後塵を拝する。

 

いまや「含羞」(がんしゅう)という言葉は死語に近い。

はにかみや恥じらいを含んだ表情を言うのだが、

「厚顔無恥」がまかり通る変な世の中になったものだ。


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
山際大臣は「獣医師」の資格があるという。
「本当かいな」と思わず言ってしまった。
こんな人に診察されるイヌやネコは可哀そうだ。

また山際大志郎は甘利元幹事長の子分のようで、潔くないところは師匠に似るようですね。
選挙にはあまり強くないようですから、次回選挙(神奈川18区らしい)は落ちるのではないでしょうか。
有権者はぜひ落としてほしいものです。
knsw0805
「行雲」さん、おはようございます。
全く同じ気持ちです。今朝もニュースで山際大臣の「報道を見る限り、出席したと考えるのが自然だ」という発言を見ていた嫁さんが憮然として「頭おかしいよね」と言っていましたが、山際は国民を舐めきっていますし、馬鹿にしています。そして留任の際には統一教会問題には触れず、再任されてから統一教会関係を話すと言う二枚舌問題や山際は過去にも「野党議員の意見は聞かない」などど発言し幹事長から注意を受けたほど要注意人物でそうした人間を閣内に留めて置かなければいけない自民党岸田政権がお粗末であるという証明でもあります。
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